山川草木悉皆我師、だと覚えているが、本当の言葉がどうだったかは知らない。
私は、何にでも仏性や神性を感じてしまうタイプなので、路傍の地蔵さんに綺麗な花が供えられているとつい手を合わせたくなる。
ラジオ体操の会場に行く前に毎日のように通りかかる溝沼の光善寺のお地蔵様の今朝の写真である。
毛糸で編んだ赤い頭巾が目立つ。
涎掛けのようなエプロンがいい。
今朝早く供えられたと思う可憐な花が実に見事だ。
何かお供え物があった。
道を拡げる工事の途中で見つかった路傍のお地蔵さんを集めてきたのだと思う。
大勢の人が様々な思いを抱いて手を合わせてきたお地蔵さんである。
みんなにとっていいことが沢山ありますように、という願いを籠めて私は毎朝の挨拶をすることにしている。
今日は、きっといいことがあるに違いない。