1337作目はデスブログよりはマシだった同系統のアイドルホラーを・・・。
『死の実況中継』
2014年作品。
乃木坂46の能條愛未が主演を務めた「乃木坂46×最恐都市伝説」シリーズ第1弾。
-あらすじ-
知らないアドレスから送られてきたURLを開くと、大きなハサミを持った赤い服の女が猛ダッシュ
している。その女は、リンクを開いた者を殺しに来る……。中塚歩が所属している大学の映画
サークルでは、そんな都市伝説“死の実況中継”をテーマにモチーフにしたホラー映画を撮ろうと
盛り上がっていたが、ホラーが苦手な歩は乗り気しなかった。歩は高校時代、いじめを受けて
いたが、三原依子が歩をかばい、代わりにターゲットになった。以来、歩と依子は依存し合う
関係となっていたが、歩だけが大学に受かり、依子は受験に失敗する。大学で新しい友達が
できた歩は、依子と疎遠になっていく。しかし依子は、歩だけが心のよりどころだった。ある日、
歩は依子に巻き込まれ、“死の実況中継”のリンクを開いてしまう。パソコン画面を走る
赤い服の女が、歩と依子を追いかけてくる……。
-感想-
これもアイドル映画ですがアイドルと言うよりも映画としてはあまり面白くは無かったですね。
お話は赤い服の女は主人公に嫉妬した友人の悪質な悪戯でした。
しかしその2人の前に本当に赤い服の女が現れ主人公達に襲いかかってきました。
何とか閉じ込めた所で彼氏がやってきてその彼氏もメールのリンクを開き赤い女に襲われます。
2人は逃げ出しますが目的が主人公という事で主人公は友人を逃がし赤い服の女と対決します。
そこに友人も駆けつけ刺されてしまいますが赤い服の女を屋上からたたき落とし難を逃れます。
しかし友人は死に主人公1人が助かり赤い服の女もまだどこかで活動しているところでエンドです。
前日に見た乃木坂シリーズのデスブログよりはある程度状況が分かったのでマシでした。
ただ死の実況中継や赤い服の女の正体などホラー的要素の説明的描写はありませんでした。
映画の構成は半分はホラー的要素は無いのでホラー目当ての方は物足らないと思います。
全く怖くないしアイドルのキャラクターが立っているのでファンは見る価値があると思います。
メインの赤い服の女ですがしっかり疾走している様子はなかなか面白いですね。
顔など全く見えず正体も分からないままなのでもうちょっと何か描写があって欲しいですね。
主演の人はアイドルという事ですが自分には分かりませんが一生懸命さは伝わりました。
ここ最近はアイドル映画でアイドルが結構頑張っているのでその辺の欠点は見当たりません。
むしろ映画制作の方で駄目な場合が多いので出ている方が可哀想な感じですね。
今作は映画自体は地味でどこかにあるような内容でそこまで悪さは目立ちませんでした。
そんな感じでホラー的にはあっさり目なので興味がある人だけ見てみてください。