ウィークビッドとは6~10点の(オープニングビッドをするには)弱いハンドだが、6枚以上のスート(内容が良い)があるときにするビッドです。
例えばこういう♠が6枚あるハンドのときは2♠とビッドします。
ウィークビッドをする理由
♠ AKxxxx
♥ xxx
♦ xx
♣ xx
(xは9以下の弱いカードを示します。)
♥ xxx
♦ xx
♣ xx
(xは9以下の弱いカードを示します。)
次のように、♠が7枚あるハンドのときは3♠とビッドします。
♠ KQJxxxx
♥ xx
♦ xxx
♣ x
♥ xx
♦ xxx
♣ x
次のように、♠が8枚以上あるハンドのときは4♠とビッドします。
♠ AQJxxxxx
♥ xx
♦ xx
♣ x
♥ xx
♦ xx
♣ x
♥でも♦でも同様です。
ただし♣の場合は、6枚あっても2♣とはビッドできません。
なぜでしょう?
それは2♣が22点以上ある強いハンドという意味付けがあるからです。(ストロング2♣)
なので、6~10点で
6枚の♠、♥、♦ なら、2♠、2♥、2♦(これをウィーク2という)
7枚の♠、♥、♦、♣なら、3♠、3♥、3♦、3♣(これをウィーク3という)
8枚の♠、♥、♦、♣なら、4♠、4♥、4♦、4♣(これをウィーク4という)(滅多ないが)
ほとんど有り得ないことですが、9枚でも4の代でビッドするか、強いと判断し普通に1♠などで、オープニングビッドすることもあります。
またこのように、6~10点で、6枚あっても6枚の内容がよくなければビッドしてはいけません。
♠ Jxxxxx
♥ Kx
♦ Qx
♣ K
♠ Jxxxxx
♥ Kx
♦ Qx
♣ K
これは9点もあり、♠ も6枚あるが、♠ にはアナーがJ しかなく、ウィークにしても頼りないハンドです。
最低でもAKQのうち2枚か、AKQJ10のうち3枚は必要です。
大体ウィークがどのような時にビッドすればいいかつかめましたか?
そこで、次にウィークビッドをする理由についてです。
ウィークビッドしない方が良い時
ルールオブ2or3(バルを参考に判断する)
ウィークに対するコンベンション(フィーチャー・オーガスト)
ウィークビッドをする理由