<フィギュア>
真央がSP自己最高得点で日本は2位
構成変更が奏功 国別対抗戦
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(16~18日、東京・代々木第1体育館)が、
16日開幕した。
第1日は、アイスダンスのオリジナルダンス(OD)と男女のショートプログラム(SP)が行われ、
女子SPで浅田真央(中京大)が1位、安藤美姫(トヨタ自動車)が3位となった。
第1日を終えた時点の日本の暫定順位は2位(暫定得点43点)で、首位は米国(48点)。
3月の世界選手権で4位に終わった浅田は、SPの構成を変更してこの大会に臨んだが、
75.84でSPの自己最高得点を更新した。
安藤は、62.08で世界選手権2位のジョアニー・ロシェット(カナダ)と同点ながら、総要素点で
ロシェットが上回った。
男子SPでは、織田信成(関大)が79.35で3位に入ったが、小塚崇彦(トヨタ自動車)が
65.25で10位と出遅れた。
国別対抗戦は、国際スケート連盟が主催する国際大会で、今回が初めての開催となった。
6カ国の対抗戦で日本のほか米国、カナダ、ロシア、フランス、中国が参加する。
男女は、それぞれ12人(各国2人)、ペアとアイスダンスはそれぞれ6組(同1組)が出場し、
各種目順位を得点化し、4種目の合計得点で優勝を争う。
得点は、男女が1位12点、2位11点…で最下位の12位は1点。
また、ペアとアイスダンスは1位12点、2位11点となり、最下位の6位は7点となる。
日本代表は女子が安藤と浅田、男子は小塚と織田信。
ペアは、高橋成美(千葉・渋谷教育幕張高)、マービン・トラン(カナダ)組、アイスダンスは、
キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)。
海外からは、3月の世界選手権男子優勝のエバン・ライサチェク(米国)、同男子3位の
ブライアン・ジュベール(フランス)、ロシェットらが出場する。