金妍児、女子初の200点台で優勝!
安藤3位、真央は連覇逃す/世界選手権
フィギュアスケートの世界選手権第4日が、28日(日本時間29日)、米国・ロサンゼルスの
ステープルズ・センターで行われ、自身が持つSP世界歴代最高得点を更新した金妍児(18)=
韓国、キム・ヨナ=が、フリーでも、ほぼ完璧なスケーティングを見せトップとなり、合計207.71点で
女子では初めての200点台をとり初優勝を飾った。
女子の浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=は、序盤のトリプルアクセルでの転倒が響き、
得点が伸びず122.03点で、SP(ショートプログラム)との合計188.09点で4位に終わり、
表彰台を逃した。
SPで今季の国際大会では、自己最高の64.12点を出し、4位につけた安藤美姫(21)=
トヨタ自動車=は、フリーのシーズンベストとなる126.26点を出し合計190.38点で浅田を
抜き3位と健闘した。
2位はジョアニー・ロシェット(23)=カナダ=、SP9位の村主章枝(28)=AK=は目立った
ミスはなかったもののジャンプの回転不足など細かなミスが響き合計164.58点で8位だった。
浅田が表彰台を逃したものの、日本女子は、上位2選手の順位合計が「13」以内となり、
来年2月のバンクーバー冬季五輪の出場枠3を確保した。