【EUツアーマグマ2013】
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Heyヨーロッパ、バリバリ突入中!
4日目にしてようやくツアーの体になってきた。
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【EUツアーマグマ2013】
Heyヨーロッパ、バリバリ突入中!
4日目にしてようやくツアーの体になってきた。
【風のヒュルヒュル】
ヒュルヒュル風が呪文のように鳴りだした。
窓を振り向くと、さっきまでの青空が白混じりの青になっていた。
ヒュルヒュルという音は、まるで風が透明な電磁コイルのようになって
空の空気をクルクル彫りながら、あっちこっち勝手に飛びまわって
いるようだ。
それにしても、あのヒュルヒュルはオレのこころも彫る。
なんだか胸騒ぎがするゼ。
この音はずいぶん昔の、まだ小学校にあがる前に、2段ベッドの上で
よく聴いた。
下のベッドに妹を寝かせ、父親と母親が帰るのを待っていた。
窓の向こうに何台も車が駐まるゆるい坂道が見える。
車の音がする度に上体を回転させ、闇に浮かびあがる車のヘッドライトを
見ていた。
いつしかオレは風のコイルに巻かれて空を飛んでいる。
木の葉がまるで小鳥のようにオレの身体にまとわりつく。
空中を上に行ったり下に行ったりグルグルグルグル。
風の音だけを聞くと、何とも胸を騒がすが、その中で飛ぶのは
何とも痛快だ。
ハハハ、オレはこんな楽しい思いをしていいのだろうか?
窓の向こうで背中を向けているあいつは、きっとオレの風の音で
胸が騒いでいるだろう。
まあ、そんな事しった事じゃないが。
きっと、あいつはさっきおやつを食べた後、テレビを見て馬鹿笑いしたに
違いない。
平和な奴だゼ、だから、ヒュルヒュルだ。
でもこの胸騒ぎで、あいつは何か偉大な事をしでかすかもしれないな。
胸騒ぎこそ人類に知恵を与えるからだ。
空気はいつも流れている。
風になって流れている。
朝日が出て、ぽかぽかしてその風が気持ちいいと思っていたら、
突然ヒュルヒュル。
ちょっとうるさくて窓を閉めようと思ったが、耳を傾けた。
そして目をつむり、その風に乗ってみた。
すると、胸騒ぎも忘れてなんだか気持ちがよかったよ。
風って人のこころの絨緞みたいだ。
【モスキート蚊!?】
朝方、蚊に刺されて目が覚めた。
今が一番絶好調で寝たい時、「マジかよ!」時計は4時。
ボリボリ腕や足を掻く。
痒くてもこのまま寝ていたい。
が、一カ所どうしても我慢ができない。
刺されたのは、足の中指の細い部分、「ちくしょう!痒いゼ」
オレは仕方なくベッドから起きて、殺虫剤とキンカンを探す。
戻って来て、ベッドに殺虫剤をシュッ、シューとふたかけ、
そしてキンカンをたっぷりつけた。
やれやれ、そろそろ蚊が出て来やがった。
今回は、殺虫剤とキンカンを持っていた。
しかし、ない時には悲惨だ。
痒い部分にツメできつく跡をつけるも治まらず、
不意に耳元を襲う蚊の羽音に飛び起き、
ついには電気を光光とつけ、目を懲らして敵を捜す。
天井の端にとまっていたり、布団の角にいたり、目の前を飛んでいて、
あわててパチンとするが、逃したり。
こんな戦いの歴史が、今まで何度かあった。
特に東京に出て来たばかりの時や、旅行中の時が多かった。
頼むゼ蚊よ、お前いなくてもいいゼ!
キンカンをつけ、オレはすぐに寝る為、ベッドに横になろうとした。
すると「ギョ!」オレのベッドに巨大な蚊が寝ている。
そしてオレはと言うと、ギュギュギュギュギュ~ンとミクロになり、
気が付くと布団の大海原を歩いていた。
どのくらい歩いただろうか、やがて巨大な蚊の足にたどりつく。
「この野郎、オレにさんざん痒い思いさせやがって」
オレは仕返しとばかりに、蹴ったりつねったりしたが、全く無反応だ。
すると蚊の寝返りだろうか!?
足が動き、オレの身体を押しつぶす「やべえ!」
と目を覚ますパターンだが、まあ、こんな夢は見ていない。
あんなにか細いのに、刺されたらあんなに痒い。
刺されるのはいやだが、たいしたもんだ。
しかし、これからの季節、蚊取り線香は遠慮なく炊かせてもらうゼ。