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2016-02-09 18:40:28

【10℃】

テーマ:ブログ

【10℃】





冬の教室に入るとまずストーブ!しかしその日はついてなかった。

何でついてないんだと疑問がると女子が教えてくれた。

10℃以上だとつけてはいけないらしい。

「ウソだろう、絶対10℃以下だよ」

男子が言い放ち温度計を持ってくると、10℃を少し越していた。

しかし窓の校庭は冬の色で、手前に見える鉄棒は冷たくさびている。

これが中学生なら「いいよ、点けちゃえ」なのだろうが、

小学生はそうならない。

目盛りがどうにかならんかなと温度計をにらむだけだ。

ただ、10℃って結構寒いんだとその時思った。




どこを走っていたか忘れたが、バイクに乗っていると突然吹雪に

り、なんとか死ぬ思いで運転していると、どうしてもおしっこ

がしたくなり、飛び降りるようにバイクを停め、道で立ちション

した。

かじかんだ手でつかんだ棒も冷たく、挟まないようにエイッと

ジッパーをあげ、よろけるようにバイクのタンクに手を置くと、

冷たいはずのタンクが意外に暖かく感じ、ちょっとの間、

素手で触っていた。

どれぐらいオレの手は冷たくなっとんじゃと思いながら、

その後、エンジンで手を温めた。




暑さはまあまあ同じ気がするが、

寒さを感じる温度の違いはおもしろい。

昔テレビで、サドゥ-と呼ばれるインドの修行僧が

気温零下の山で、裸で座禅を組み続けている姿を番組で見た。

このサドゥ-と言われる人は、何の為にしているのかよくわからない

が、人によっては何十年間も、片方の手だけ挙げ続けている人や、

インド中を転がりながら移動したりする人がいたりとかして

全くもって凄まじく不思議な人達だ。

その座禅の修行僧は、極寒の中で寒さを感じないばかりか、逆に熱まで発していた。

修行も極まればそこまでなるのかと、畏敬に近い思いを持ち、

自分にもそんな能力が備われば便利だと思ったのは、

ちょっとはなはだ失礼だが、

人間の身体はこうまでなるのかと感心した。

でもちょっと近い事はある。

雪がちらほら降る札幌の街を、半袖Tシャツで歩いていた。

コートが行き交う大通りを颯爽とライブハウスに向かっていた。

心が燃え、体が燃え、二の腕に落ちてくる雪に心地よささえ感じた。

ライブ前はよくそんな状態になるし、気合いを見せるため

わざとそういうことをする事もある。

自分に限らず、そんな経験は誰にもあるだろうが、傍から見たら

ちょっと滑稽だ。

全然気合いも入ってない普段、

冬の寒さにたまらず「うっ」と身をすぼめる時、

あの時の自分の状態を思い出すと、

他のメンバースタッフがアホを見るような目でオレを見る気持ちが

その時はよくわかる。

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2016-01-27 18:41:11

【ツルッと10代】

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【ツルッと10代】





雪道でダチをバイクのケツに乗せて調子こいたら、いきなり天地が

ひっくり返った。

ガシャーン「痛て!」としかめた暗がりにバイクが

ガリガリ滑っていった。

裏道で幸い車は来てない、ゆっくり立ち上がるとオレは大笑いで

バイクを起こした。

渋い顔の友達に向かって「大丈夫、大丈夫」と意味もなく連呼して、

そのままケツに乗せて再びバイクを走らせたが、その後も結構危なかった。

10代は感覚が麻痺している。

そしてそれに輪をかけて無知だ。

それなのに自分は最速だなんて思ったりしている。

後で考えれば、命がいくつあっても足らないような事が何度もある。

この日も雪が降った夜、バイクで遊びに出ている。

朝は柔らかかった雪も、日が陰ると車輪の跡がガリガリ固まり

くぼみが凍る。

そこで油断すれば、アッどころか零コンマでツルッといく。

その夜、数度痛い目にあい、雪の日はバイクで出るもんじゃない事に

ようやく気がついた。




滑るとは違うが、ギャグがよくすべる。

それは学生の頃からうすうす気がついている。

だがこれは、10代とは逆に年齢が上がると麻痺する。

社会経験も増え、ギャグセンまあまあ来たろうと思いこみ

調子こいて言ったりするが、それがことごとくすべる。

トホホだゼ。

それどころか、こんな事だってある。

楽屋で前のバンドの演奏中にギャグをかますと、

直後、突然ステージのドアが開いていきなり爆音状態になり、

会話はどっかにすっ飛んで行って、

口を開けたまま、飛んでくるお菓子をパクっと

待っているかのようになり、楽屋の隅をにらんで途方にくれる。

まわりはそれを見てクスっと笑うのだが、ギャグ以前の問題で、

結局オレなんてそれくらいのもんだ。

その点ビリーのギャグはすごかった。

インターナショナルで、英語も通じないのに外人が集まって来て

ドッカ~ン、ドッカ~ンと爆笑が起き、ジョーダンセンセイと

あがめる奴までいた。

そのビリーが、思いっきり滑ったことがある。

大雪の札幌のツアーの時、到着のライブハウスの前で、

ポケットに手を入れたまま、絵に描いたように滑った。

固くなった雪の上で、スッテンっと二本の足が宙に浮いて、

ドサリンコンと腰から落っこちた。

みんな大笑いだ。

ビリーは苦虫をつぶしていたが、おかげでその夜のライブは、

楽しく激しく盛り上がった。





誰も人前ですべりたくはないが、

もうすでにすべりまくっている自分としては、

すべるのもわるくないと思っている。

すべる奴を見ても愛着がわくよ。

ただ今の時期、雪道はやっぱり気をつけてくれ。
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2016-01-16 14:51:02

【光子ロケット】

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【光子ロケット】




「あの子達も連れて行きなさい」

博士の言葉で、男の子と女の子が現れた。

一瞬「えっ!」と戸惑う青年の前で、二人は無邪気に笑った。

人類の未来をかけて、光子ロケットが旅立とうとしていた。

アンドロメダまで片道30年の航海だ。

「帰りの便はこの二人と、二人の子供達が乗って帰る」

そう言われ、主人公の青年はうなずいた。



こんな最終回が子供の頃にあった。

【シルバー仮面】という番組だ。

これから、宇宙でどんな冒険があるのだろうと

自分を二人の子供に投影して、胸をふくらませた。

だがやはり引っ掛かる。

あの銀のロケットの筒の中で30年!?

わずかに息が詰まる思いがした。

なので、あまり深くは考えるのをやめ、きらめく星の中を飛ぶ

ワクワク感に思いを転じた。

のはずであったが、

今でもはっきり記憶が残っているところをみると、

やはり、夢の宇宙を旅するにしても、30年という月日に身を投じる

には、いくら子供でも余程の覚悟が強いられることを、

その時感じていたに違いない。



JAXA ”宇宙生活”実験、応募者4400人!

遂にでかでかとこのニュースが出た。

宇宙船の形をした幅3.8m×奥行き11mの訓練設備で、

2週間、男性8人が共同生活を送るという。

30年ではないが、将来を見据えてこんな実験は必要だろう。

寝る場所を見るとオレ達がツアーで北海道に行く時に利用する

フェリーのカプセルベッドのようだ。

あれはそんなにわるくはない。

だが、運動する場所もないせまい空間で、

面つき合わせて男8人2週間。

まあ、オレは海外ツアーなんかで、2ヶ月メンバーと面つき合わせて

というのに慣れている。

それを20年もやっている。

おまけに携帯電話も持っていないから、

他の奴等に比べて、頭上の空間を使って想像力を働かせることに長けている。

もし、自由な研究時間が与えられるなら、その想像力を使って何をしよう。

せっかく宇宙の模擬体験なのだから、荒唐無稽な発想はないだろうか?

とこうして今、書きながら考えてみた。

う~ん、人類がこれから宇宙空間にでる一番手っ取り早い方法はなんだろう?

たぶん、それは人類みな幽体離脱が出来るようになればいいのではないか?

最後は身体を運ぶにしても、まずは幽体離脱をして宇宙を駆け巡る。

この方法がわかれば、アンドロメダまで片道30年かける必要もないのだ。

そしてどこが住みやすいか目星を付ける。

すごいナイスアイディア!

何か楽しみになってきたゾ。

先に、遂にこのニュースが出たと書いたが、

実を言うとオレは、去年早々この実験の情報をつかんでいた。

もちろんフフ、すかさず応募したよ。

だが、しかし、なんと!ふざけんなあ!早々と不採用メールが来やがった。

JAXAよ、オレを使え!

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