クリストファー・パークニングの新発売CD | ギターレッスンの王道!

クリストファー・パークニングの新発売CD

クリストファー・パークニングというギタリスト・・・
おそらく最近の若い人(私もそれほど年ではないけど)には馴染みがないかもしれない。
アメリカでは「巨匠」であるが、
あまり華やかな活動はしていない。

知る人ぞ知るクラシックギタリストである。


キャスリーン・バトルとの共演などの大きな仕事はしているものの、

最近は何をしているのかな、と思っていたら、

来日するそうである。


そのタイミングに合わせて、かつてCDも出るそうである。

詳細な情報がないので、分からないが、

おそらくかつてLPで出ていたもののCD化であろう。

(もしかしたらCDでも出ていたかもしれない)


「パークニング・プレイズ・バッハ」


レコードで、私は持っていて、

「主よ人の望みの喜びを」や

「スリーパーズ・アウェイク」などが収録されている。


今でいう「バッハアルバム」とはちょっと趣きが違う・・・

つまり、ちょっとポピュラーっぽいのである。


これに準じた楽譜集も出版されていた。

このアレンジがとても難しい!


おそらくパークニングは相当手が大きいのであろう。


それはさておき、このパークニングという奏者は

プロギタリストの間で結構隠れファンがいる。


1番好きとは言わないが、「パークニングの歌いまわし、ぐっと来るよね」とか

たまーに話題にのぼる・・・といった存在のギタリスト。


結構聞き込むと、そのテンポコントロールとかルバートとか

プロが唸る「しなやかさ」がある。

音色も美しい・・・


それもそのはず、

ギターの手ほどきを受けたのはロメロ・ファミリーである。

その後、セゴビアからも指導を受けた。


美音にならないはずがない!


といってわけで、

ちょっとマイナーなギタリストですが、

一聴の価値あり!


実演でもCDでも聴いてみるべきギタリストだと思います。