自然と音楽の森

洋楽の楽しさ、素晴らしさを綴ってゆきます。

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20170324Journey


 ◎Separate Ways
 ☆Journey
 ▼セパレート・ウェイズ
 ★ジャーニー
 (1983)

 本日は洋楽1曲のお話。

 ジャーニー Separate Ways

 僕前後の世代の人にはあまりにも知られた名曲。
 コテコテといってもいいかもしれない。
 事実、HBCラジオの洋楽番組「バンラジ」でも月に1回は流れる曲のひとつです。

 今やこの曲といえば WBC  ワールド・ベースボール・クラシック。
 TBS系のWBCのテーマ曲として試合中継やニュースや番宣などで使われていてここふた月ほどよく耳にしていました。

 この曲のネット配信数が大会前の2百何倍になったという話題が一昨日のHBCラジオ(TBS系)で取り上げられていました。
 TBS系では第一回WBCからこの曲を使っているそうで、言われてみればああそうだったと思い出しました。
 しかし前回まではそれほど話題にならなかったと記憶しているので、今回やはり侍ジャパンが準決勝まで無傷で勝ち進んだことでこの曲を聴きたいという人も増えたのでしょうね。

 では曲いきます。




 Separate Ways
 Journey
 (1983)

 でも、へそ曲がりの僕は、なんでこの曲? と思いました。
 過去の大会でも一度はそう思っていたはず。

 曲としてはマイナー調だけど内側から勇気が湧いて来る、確かにそんな感じは受けます。
 「バンラジ」でかかった時もパーソナリティn高島さんがそのようなことを言っていました。

 しかし。

 一昨日のラジオでこの話題を取り上げた時、男性パーソナリティが歌詞の内容を説明すると、女性アナウンサーが「そんな内容だったんですか」と驚いていました。

 簡単に言うと、男女の別れの歌。
 別れると僕がどれだけよかったかを思い出すだろうという、未練がましい男の曲。
 
 ただ、この曲の歌詞は内容が断片的で、ひとつの物語に添ったというよりは、その時々の気持ちがぶつ切りで語られているといったものであり、分かりにくいというか、頭を切り替えながら聴く必要があるといえばありますね。

 まあでも、日本では洋楽の歌詞は特に意識されないで聴かれていることが多いのかなあ、そうなんだろうなあ、と。

 昔から車のCMでそう思うことが多い。

 僕がいちばん驚いたのは、トヨタRAV4のCMに使われていたメタリカのUntil It Sleeps。
 曲もマイナー調で恐いしジェイムス・ヘットフィールドの声と歌い方も決して爽やかではないし、おまけに「それが眠るまで」なんてタイトルだから。

 キング・クリムゾンの21st Century Schizoid Manも使われていましたが、CMを見ると僕は心の中で「これに乗るとスキッツォイド・マンになるのかな・・・?」などと呟いていました。
 ("schizoid"の意味はご自身でお調べください)。

 イエスのOwner Of A Lonely Heartもあったっけ。
 「この車に乗ると寂しくなるんだ」、と心の中で呟いた僕はやっぱりへそ曲がりなのでしょうね(笑)。

 エリック・クラプトンのBad Loveもあった。
 かっこいい曲だけど、この車ではドライヴデートしない方がいいのかな、とか・・・
 

 とここで気が付いた。
 Separate Waysとここで挙げた4曲はみなマイナー調の曲だ。

 日本人はマイナー調の曲が好きなのかもしれない。
 これらは「哀愁」とまではいかないけれど、でも「哀愁の曲」は基本マイナー調だから、「哀愁」まであと一歩。

 暗いことをただ暗いとだけ捉えるのではなく、そこから力をもらって前に進もうという精神構造が日本人には広く存在するのかもしれない。

 もうひとつ。
 実は外国人、この場合ジャーニーのメンバーも、曲は曲、歌詞は歌詞で別物と考えているとか。
 バンドの場合作詞者と作曲者が違うことも多々あるだろうし。

 実利的な話をすれば、ポピュラーソングは基本歌詞がある「歌」じゃないとなかなか売れないですからね。
 内容はどうであっても歌詞が必要となると、アメリカでも実は歌詞はそれほど重視されていないのかもしれない。

 もっというなら、勇ましい曲なのに歌詞が強くないというギャップを楽しむのも彼らのユーモア感覚なのかもしれない。

 などなど考えてみましたが、確かにSeparate Waysは、曲だけとれば勇猛で勇気づけられる曲ではありますね。

 とここでいつもの強引な余談、車のCMといえば昔ビートルズのHere, There And Everywhereが日産サニーのCMで使われていました。
 これはメジャーキィで明るくてキャッチーな曲だし、「ここ、あそこ、どこにでも」というタイトルはこの車がたくさん売れてほしいという思いも感じることができるし、あれはあれでありかなと思いました。
 というのも当時うちはサニーに乗っていたのでして、はい。
 でも、ビートルズの曲をCMで使うのは権利関係などで大変だという話を聞いた記憶がありますが、そういえば当時はマイケル・ジャクソンがレノン・マッカートニーの曲の版権を持っていましたね、それが関係あるのかどうか分かりませんが。
 と、余談でした。





 さて後半は僕の思い出。

 ジャーニーのSeparate Waysは、僕が中3の時にリリース。
 当時一緒に一生懸命ビートルズを聴いていた親友Oが、ビートルズの次にはまったのがジャーニーで、この曲はOにしては珍しく出てすぐにシングルレコードを買って僕の家で何度も何度も聴いていました。
 僕も釣られてすぐにサビを口ずさむようになりました。

 ニール・ショーンのギターソロも音を拾って弾いてみましたが、前半はなんとかなったものの後半はついてゆけなかった。
 それでもOは一生懸命練習していましたが、僕は技術的に無理なものは無理と早々に諦めた。
 ええ、そこがよくないのは自分でも分かっていますが(笑)。
 ギターではもうひとつ、ヴァースで歌が終わった後に入る高音の「ぴゃかぴゃんかっ」って音はどうやって出しているんだろうってふたりで真剣に悩みました。
 ニール・ショーンすごいって。

 中学のクラスルームでも話題になりましたが、僕がリアルタイムで経験した中でもとりわけ印象が高い1曲ですね。

 この曲はもう出た頃から将来の名曲候補と見込んでいましたが、その通り、いやそれよりはるかに強い勢いで名曲への階段を昇って行ったのをリアルタイムで感じられたのは洋楽ファンとして嬉しい限りですね。
 僕自身もこの曲はずっと大好きで今に至っています。

 ただ、僕は当時レコードは買わなかった。
 OがLPも買いカセットテープに録音させてもらって聴いていたからで、アルバムを初めて聴いたのはCDになってからでした。

 Oはほんとうにジャーニーが大好きで、僕が大学の頃当時Oが住んでいた宇都宮に遊びに行くと
いつもジャーニーが車の中でかかっていましたし、自身結婚式のケーキ入刀の曲としてジャーニーのOpen Armsを選んでいました。
 僕は大学時代はまだまだ新しい音楽を開拓していたけれど、Oはもう高校で止まった、ということなのでしょうね。
 もちろん人それぞれですが。





 ビデオクリップの話をしましょう。

 なんというか、笑えます。
 実際に「笑う洋楽展」でも取り上げられていました。
 
 港でひとりの女性を巡ってメンバー5人が「エア演奏する」というもの。
 時々実際の楽器が写るのが面白いといえば面白いけれど、カット割りがお仕事感覚があってそこはかとなく笑えます。

 ジャーニーは、MTVの時代になってもあくまでも音楽中心ということで、ビデオクリップにあまり積極的ではなかったらしい。
 この前作で歴史的名盤であるESCAPEからの名曲中の超名曲Open Armsも、公式のビデオクリップは作っておらず、「ベストヒットUSA」でもライヴ映像が流されていました。
 僕は当時ビデオクリップなるものに凝り始めた頃だったので、クリップがないのが残念だった思い出があります。

 そんなジャーニーも時代の流れには抗えず、まあレコード会社に言われたのでしょうけれど、このアルバムからビデオクリップを作り始める。

 作ってしまうと、これがなんともまあ「笑える」ものだった。
 ある意味衝撃的でした。
 「エア演奏」では特にジョナサン・ケインのエアキーボード、その手つきに大笑いした記憶があります。

 おまけに、登場する女性があまりきれいではない・・・
 日本人で10代男子だったから趣味が違うといえばそうだけど、ええ、この女性がぁ・・・と。

 思ったけれど、でも、中学生の頃は笑わなかった、笑えなかった。
 笑ってはいけないと思って接していた。
 「笑う洋楽展」の本で触れられていた話ですが、日本人は洋楽を真面目に捉えていて笑うものではないという、ある種の求道的がある。
 何を隠そう僕も、リリース当時にこのビデオを観た時は、なんか可笑しいけど笑ってはいけないと思っていた、いや、そう思わなければいけないと思っていたフシがあります。

 大学に入ってからですね、このビデオクリップを久し振りに観て、あれっこんなに可笑しかったかって素直に笑ったのは。

 でも、今はこうも考えます。
 エア演奏なのは、ビデオクリップは音楽を聴く物ではなく、レコードやライヴで聴いてほしいという裏メッセージである。
 ビデオクリップで面白可笑しくすることでかえって映像がないレコードで聴いたり真剣に演奏するライヴに行きたくなる。
 こんなジャーニーは違う、という大きなユーモアに包まれたプロモーションだったのではないか。
 そうだとすればやられましたね、レコード会社に。
 なんていつもの考え過ぎかもですが。

 
 ジャーニーといえば当時話題になったのが、ロス・ヴァロリーが弾いているヘッドがないベース。
 このPVでも観ることができますね。
 当時はギターを弾くようになった頃で感心も高くて、Oとあれは何だと話題になりました。

 スタインバーガーというメイカーのモデルですが、なんでもあれは弦の留め方が通常のベースとは逆で、コイルが巻いてある終わりの部分をヘッドの方につけて、ボディの裏で巻き取っているのだとか。
 へえと思いましたね。

 でも僕は弾いてみたいと思うことはなかったし、このベースは定着するわけではなく80年代にちょっともてはやされただけのもので終わってしまいました。
 その後も使い続けた人はいたのでしょうけれど、目立ってはいないですよね。
 数年前、家の近くの中古楽器店で初めて実物を見てある種の感動を覚えましたが、でも欲しいとは思わなかった。

 
 もうひとつ短い逸話を紹介して終わりに向かいます。
 10年くらい前かな、地上波で放送されていた洋楽番組でこの曲が取り上げられた時、パーソナリティのマーティ・フリードマンが、この曲はなんか変だと言っていました。
 ビデオクリップがというよりは曲が、という話でしたが、例えば2番の歌い出しの歌詞"troubled time"という表現はアメリカでは普通は使わないと話していました。


 今回も長々と語ってきましたが、これがほんとに今日のシメ。
 ラジオで取り上げられた時、僕がいちばんショックだったのは、20歳代と思われる女性アナウンサーのひとこと。
 60歳代の男性パーソナリティが1982年の曲と紹介すると、「ええっ、そんな古い曲なんですか?」
 そうだよな、生まれる前の曲だからな。
 僕に当てはめるとチャック・ベリーとかエルヴィス・プレスリーの曲を20代の頃に聴いたようなものだからなあ。
 僕も齢をとったわけだ。

 でも、そんな古い曲には聞こえないという意味でもあるだろうから、名曲は聴き継がれていることが確信出来た瞬間でもありましたね。



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 今朝の仕事前に、チャック・ベリーが亡くなったという報に接しました。

 BARKSの記事を引用します。

***

 ロックンロールの創始者の1人、チャック・ベリーが土曜日(3月18日)、ミズーリ州セントチャールズの自宅で亡くなった。
 90歳だった。

 地元の警察によると、意識がないとの通報により12時40分に駆け付け、救命措置を施したが、回復することはなく、13時26分に死亡が確認されたという。

 1926年にミズーリで誕生したベリーは、20代初めで結婚し子供が誕生。
 家族を養うため工場などで働くと同時に、臨時収入を得るため、地元のバンドでブルースやR&Bをプレイし始めた。

 1955年、シカゴを訪れた際、マディ・ウォーターズから勧められ、チェス・レコードと契約。
 後にロックンロール最初の曲の1つと呼ばれるようになるMaybelleneをレコーディングし、ヒットさせ、翌年、あのRoll Over Beethovenが誕生した。
 その後、School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)、Rock And Roll Music、Sweet Little Sixteen、Johnny B. Goodeなど、ロック史上最も重要な曲をいくつも世に送り出した。

 ベリーのサウンドとスタイルは、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、ジミ・ヘンドリックスら多くのミュージシャン――この世の全てのロックンローラーと言ってもいいだろう――に影響を与え、ジョン・レノンはかつて、「ロックンロールに別の名前を付けるとしたら、“チャック・ベリー”だ」と表した。

 合掌。


***


 もちろん残念だし寂しいし時代が終わったとの感慨はあるけれど、90歳という年齢を考えると、まあ、ショック、ではないかな。
 むしろ90歳まで生きられたことに感心するくらい。
 冷たい言い方に聞こえたら申し訳ないですが、90歳でショックを受けていたら人間やっていられない、と。
 90歳まで生きてみたいですしね。
 (それとてもう人生の折り返し地点は通過しているのですが)。

 
 チャック・ベリー。

 細かい話をするときりがないので、今回は(も、ですが)、あくまでも僕の思い出と絡めて話させていただきます。

 やっぱりね、ビートルズバカが出発点なので、チャック・ベリーは最初から別次元の人でしたね。
 引用文にもあるように、ジョン・レノンの本などを読むと必ずといっていいほどチャック・ベリーが出てきましたからね。

 ジョン・レノンを通してチャック・ベリーの名前を知った時、僕は、エルヴィス・プレスリーじゃないんだと意外でした。
 エルヴィスより偉い人がこの世界にいたんだ、と知りました。
 (偉い、というのは違うかもしれないですが)。

 でも、チャック・ベリー自身の音楽を聴いたのはかなり遅く、もう大学生でCDの時代になってからでした。

 もちろんというか、高校時代にラジオで数曲聴きましたが、どの曲だったかは覚えていない。
 でも、聴いた時、正直、拍子抜けしたことは覚えています。
 はい、申し訳ない。
 やっぱりビートルズ以前の音楽だから演奏が薄いというか、音が軽かったのがあまりなじめなかったのだと記憶しています。
 しかも当時ビートルズでも音がハードな曲の方がどうやら俺は好きみたいだぞと思い始めた頃だったので、それだったらビートルズやジョン・レノンのカヴァーの新しい音で聴く方がいいと、いかにも(当時)現代っ子らしいことを思い、すぐにレコードを買うには至りませんでした。

 でもやっぱりルーツは聴いておきたい。
 CDの時代になり、LPサイズの箱に入ったCDボックスセットが流行り、写真01のChessの音源を集めた4枚組を買いました。
 そこで初めて真面目にチャック・ベリーを聴いたのですが、やっぱり軽いと。

 しかも、当時は(生意気にも)なんとなく黒人音楽やブルーズっぽいというのを感じられるようになった頃だったので、チャック・ベリーの「黒っぽくなさ」が意外でもありました。
 まあリズムの部分ではやっぱり黒人らしさはあるのでしょうけれど、全体の印象としては敢えて黒っぽくなくしていると感じました。
 だから広く受け入れられたのかもしれないですが、でも、80年代はソウルやR&Bが「死んだ」と言われていた頃で、その中にいたまだまだ音楽をよく知らない(今もですが)僕が、そういう考えに流れるのは仕方なかったのかもしれない、と。

 チャック・ベリーといえば1980年代のパルコのCMを思い出す方も多いのではないでしょうか。
 その時初めて動くチャック・ベリーを観たという人も多いでしょう。
 そう、CMでダックウォークしていましたね。
 You-Tubeで探しましたが見当たりませんでした。
 パルコはジェイムス・ブラウンのCMもありましたが、昔はCMが面白かったですね、鼻につくのもあったけれど。

 その後1990年代に来日公演がありましたが、行けばよかったと今でも思っているコンサートのひとつです。
 つまり僕は生のチャック・ベリーはついぞ見ることがなかった。





 アルバムDOZEN BERRYSの紙ジャケットCD。

 今はもうないさいたまの「ジョン・レノン・ミュージアム」、展示入口のブースにこのLPがあり、欲しくなって探すと紙ジャケットCDが出ていたので買いました。
 だからこれは、チャック・ベリーというよりは、ジョン・レノンの想い出に結びついたアルバムですね。

 ところで余談、このアルバムのBERRYSというのは僕の打ち間違いではなくジャケットにそう記されています。
 PCで打つとスペルミスを示す赤い波下線が出てきます(笑)。
 ロックでスペルを1つかそれ以上変えるという伝統はもうチャック・ベリーから始まっていたのですね。

 チャック・ベリーの半生を、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズのプロデュースにより綴った映画『ヘイル! ヘイル! ロックンロール』、数年前にDVDで観ました。

 キース・リチャーズがとにかく一緒に仕事をやりにくい人であり、なんども切れたとのこと。
 お金にうるさい人という話は聞いていましたが、映画でもその様子が描かれているのはキースの心が透けて見えるようで興味深い。

 チャック・ベリー自身の話もエピソードも面白いしキースを含めたライヴシーンもよかったですが、僕がいちばん印象に残ったのは最後のシーン。

 チャック・ベリーが広いスタジオにひとり残って、キーボード弾きながらロックンロールとはまるで違うバッハのような重たい曲を演奏するというもの。

 それまでの(金まみれの)人生を顧みているのか、ほんとうは違うことをやりたかったことの表れか、ロックンロールの将来を案じているのか、はたまた自らの老い先を憂いているのか。
 あまりにも意味深、これだけ意味深で示唆的なラストシーンは音楽に限らず他の映画でもあまりなかったというくらい。

 別に予感したとかそういうことはないただの偶然ですが、つい最近、また観てみようかなと思いました。




 THE GREAT TWENTY-EIGHT
 Chuck Berry

 チェス時代の28曲を1枚にまとめた好編集のベスト盤。
 車に積んでいて時々聴きたくなってかけています。

 このCDは実は2枚目です。

 ちょっと汚い話で特にお食事中の方申し訳ないですが、かつて家にいたキャバリアのアイーダという犬を連れて支笏湖畔の美笛キャンプ場に行った時のこと。
 キャンプサイトには夕方集合、アイーダを助手席に乗せ午後3時前に出発。
 道中バディ・ホリーとチャック・ベリーのベスト盤のCDを聴くことにしましたが、キャンプ場まであと少しというところでアイーダの様子がおかしい。
 どうやら大を我慢していたようで、キャンプ場に着く前に助手席でもらしてしまいました。
 その時車内にはチャック・ベリーの歌声が。
 助手席にはスーパーマップルとチャック・ベリーのCDのケースが置いてあり、それが黄色く汚れてしまった。
 CDケースは普通ダッシュボードに置いておくのですが、その時はその瞬間聴いていなかったバディ・ホリーなどでダッシュボードが埋まっていてそれは助手席に置いたのでした。
 ディスクは無事だったけどやっぱり買い直したというわけですが、このCDを見ると、その時のことを思い出してしまいますね。
 チャック・ベリーとファンの方には失礼かもしれない話ですが。


 さて、やっぱりこの曲を聴かないと始まらないし終わらない。




 Johnny B. Goode
 Chuck Berry

 この曲も"Be Good"のスペルを一部変えていますよね。


 You-Tubeになんと、チャック・ベリーとジョン・レノンが共演したこの曲もありました。




 Johnny B. Goode
 Chuck Berry & John Lennon

 テレビ番組のライヴでしょう。

 この共演の経緯を想像すると、ビートルズのCome Togetherがチャック・ベリーのYou Can't Catch Meの盗作ではないかと問題になり、裁判の結果、チャック・ベリーの曲の著作権を持つ音楽出版社の曲をジョン・レノンが録音して正式にリリースすることになり、まずWALLS AND BRIDGESでYa-Yaを演奏した。
 その流れと仲直りの意味があったのかなと。
 まああくまでも想像ですが。
 (そもそも仲直りする気があったのかな・・・)

 
 チャック・ベリーは昨秋、二十何年振りに新しいアルバムを作ったと報じられており、どんな音なのだろうと楽しみにしていました。
 それが最近はアナウンスもニュースもなかったので、どうしたのだろうと思っていました。
 本人が嫌がったのかな。
 完成しているのであれば、やっぱり聴きたいし、リリースされることを願っています。


 チャック・ベリー。

 僕はCDをよく聴くし大好きですが、ミュージシャンではないし、直接的に大きな影響を受けたというわけではない。

 しかし、間接的影響は計り知れないものがある。
 それがなければ音楽は聴けない、というくらいに。

 太く長く、そんな人生だったのかもしれない。

 R.I.P.


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01


 ◎I'm Still Standing
 ☆Elton John
 ▼アイム・スティル・スタンディング
 ★エルトン・ジョン
 released in 1983
 2017/3/17

 本日のお題はエルトン・ジョン I'm Still Standhing

 またエルトン・ジョンか、と思われそうですが、今の僕にエルトン・ジョンの波が来ているというわけではなく、あくまでも偶然、単発で思い出したり接したのが続いただけです。

 今朝の「めざましテレビ」では、ミニオンズ最新作、本日公開の映画『SING/シング』のプロモーションの特集が組まれていました。


 映画の粗筋を東宝シネマズのサイトから引用します。


***

 かつては栄えていたにも関わらず、今や客足は途絶え、経営が全く上手くいかない状態が続く劇場の主宰であるコアラのバスタームーン(マシュー・マコノヒー)。
 バスターは根っからの楽天家で(少しろくでなしなところもありますが)、自分の劇場を何よりも愛し、劇場を守る為なら何でもやろうと決心。
 そんな彼の望みが危機に直面した今、劇場にかつての栄光を取り戻すため、最後のチャンスである世界最高の歌唱コンテストをプロデュースする事に!

***


 日本では吹き替え版も上映されますが、歌も日本語に翻訳されたものが日本の声優が歌うもので、歌の吹き替えが認められたのは世界で日本だけだそうです。

 映画ではゴリラの役の声優を務めているスキマスイッチの大橋卓弥が、エルトン・ジョンのI'm Still Standingを日本語訳の歌詞で歌っていました。
 すいません、僕はスキマスイッチというバンドは名前を聞いたことがあるだけで、大橋卓弥という人はまったく存じ上げていませんでした。

 曲が紹介され歌が始まるまで少し時間があったのですが、僕は最初、同名異曲かなと思いました。
 でも、演奏が始まったその曲はまさかまさかのエルトン・ジョンのあのなじみの曲。
 地上波テレビでまさかこの曲が聴けるなんて。
 これは今日早速記事にしなければと。





 I'm Still Standing

 日本語版はYou-Tubeにはなかったので、英語版です。


 続いて吹き替え版予告90秒編です。




 知っている曲がもちろんたくさんあって、この映画は観てみたいかも。
 でも劇場に行くとついつい歌ってしまうので迷惑かな(笑)。
 




 さて、I'm Still Standingは、僕がいちばん好きなエルトン・ジョンの曲です。
 
 中3の時に「ベストヒットUSA」で新曲として流れたのを観て聴きましたが、僕がリアルタイムで最初に接したエルトン・ジョンの曲でもあります。
 The first cut is the deepest
 最初に聴いた曲がいまだにいちばん好き。
 僕のエルトンとの出会いは幸せだったかもしれません。

 番組の翌朝、クラスルームでの音楽談義。
 この曲も話題になりました。
 当時エルトン・ジョンは半分過去の人になりかけていたので、まだやってたんだという驚きと、こういう人だったんだという思いが入り混じっていました。

 何でも下ネタに結びつける友だちA君が
 「俺はまだ立っているんだぜ」
 とニヤニヤしながら話していたのが今でも忘れられない。
 中学生だと40歳の男性は十分におっさんだったのでしょう。
 自分が40代になってみて、それは違う、と言いたいですが(笑)。

 しかしエルトンのこの曲、実際にそういうことを歌っています。
 過去の人と思われているかもしれないけれど、そんなことはない、まだ頑張っているんだ。
 というメッセージは中学生にも十分伝わってきました。

 そしてそのメッセージは、若かった当時よりむしろ、今の僕を元気づけてくれますね。

 ベースを軸とした力強いリズム、速いテンポ、かっこつけて実際かっこいいエルトンの歌い方。
 僕は最初からこの曲が大好きになりました。

 それからしばらくはこの曲を聴くことはなかったのですが、大学3年の時、エルトン・ジョンの4枚組ボックスCDを買い、久し振りに聴いて、やっぱり大好きだなあと。

 その後もラジオだったり、最初に聴いてから30年を経て初めてオリジナルアルバムTOO LOW FOR ZEROを買って聴いたりしていくちにどんどん好きになり、ついに、一昨年くらいからエルトンでいちばん好きな歌と言うようになりました。

 それまではリアルタイムではない2曲が1位を争っていたのですが、やっぱり音楽はリアルタイムで出会うと印象が違うのだなあ、と思いますね。





 I'm Still Standing
 Elton John
 (1983)

 「笑う洋楽展」でも少し前に取り上げられていましたが、ビデオクリップがいろいろ変だ、ということでした。

 もう今日は当然のごとく朝からずっとこの曲を口ずさみっぱなし。
 昨日まで「ライオン・キング」が続いていたのですが、ほんとここ数日はエルトンばかりという感じになっていますね。

 さて。
 そのCan You Feel The Love Tonightの記事で、それがエルトンの好きな5曲に入ると書きました。
 今回はいちばん好きな曲を取り上げたので、ここでその5曲を書き出してみます。


I'm Still Standing
Take Me To The Pilot
Goodbye Yellow Brick Road
I Guess That's Why They Call It The Blues
Can You Feel The Love Tonight


 2位と3位が僕のリアルタイムより古い曲で、この2曲がずっと1位を争っていましたが、そのうちI'm Still Standingが1位で決着しました。

 しかしそれ以外、1位、4位、5位はリアルタイム。

 4位の曲も実は、ローリング・ストーンズの新譜BLUE AND LONESOMEの記事を書いて思い出しまたよく口ずさむようになりました。
 でも、「ライオン・キング」からエルトン・ジョンが2曲続くのはどうしようかと悩んで記事には上げていませんでした。

 しかし、今回別のかたちでエルトンの曲が続いたので、こうなったら次はその曲の話をしようと決めました。


 今回も最後はフィッシュアイ=魚眼レンズで撮ったうちの犬たち3ショットです。

 正直、寄りが足りなくて、いまいち「魚眼」感が出てない、失敗写真ですかね。

 なんせ近寄るとレンズを舐めに来るやつがおりまして・・・(笑)・・・



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 ◎BLUE AND LONESOME
 ☆Rolling Stones
 ▼ブルー・アンド・ロンサム
 ★ローリング・ストーンズ
 released in 2016
 CD-0470 2017/3/13

 ローリング・ストーンズの新譜の話をします。

 昨年12月にリリースされたBLUE AND LONESOME
 あのストーンズが原点に立ち返ってブルーズのカヴァーをやる。
 大きな期待を持って迎えられました。
 まあ僕もその口のひとりではありましたが。

 リリースされるともう絶賛の嵐。

 このアルバムをいいと言わなければロックを聴いてはいけない。

 とでもいいたいような勢いであったと、僕は感じていました。
 「ローリング・ストーン」誌ではリリース後間もないというのに2016年ロックアルバム選上位に入っていて少々驚いたり。
 まあ、RS誌はその名前からして当然でしょうけれど、でもそうした雰囲気がネットで意見を書く人の間に漂っていた、そんな感じを受けました。
 そのことに対して批判するつもりも毛頭ありません。
 ただ、僕はそう感じて、少しばかり恐かったのです。

 しかし、次に書くことは多少批判めいているかもしれない、という覚悟で続けます。

 このアルバムをいいと思い、ブルーズが分からないとロックという音楽は分からないし聴いてはいけない。

 そんな意識が見え隠れしてやいなかったかな、と、これはあくまでも僕が感じたことですが。

 
 僕はブルーズは好きです。
 数年前からCDを買って聴くようになりました。
 僕はブルーズを分かろうとして聴いていました。
 ええ、カッコつけたかった部分もあったでしょう。
 僕自身が、ブルーズを分からなければロックが分からない、と思っていた節もありました。

 でも、結局、僕にはブルーズは分からなかった。
 もちろんこの人はブルーズだ、この音楽はブルーズっぽいというのは頭では分かります。
 でも、体、感覚では分からないし体現できない。
 僕はバンドなど人前で演奏しない人間ではあり、外国に行ったことがない日本人だからか、ブルーズの感覚が頭ではなく体でなんて分かるはずがない。
 ブルーズを歌うなんてできるわけがない。

 じゃあ、ブルーズが「分かる」ってどういうことだ?
 ここで「分かる」(わかる)という言葉を新明解国語辞典第7版」(三省堂)で引いてみると


***

 わかる

 未解決(未確認)の事柄について、推理・推論をめぐらしたり 適切な情報を拠りどころにしたり 実際に経験したりして、確信の持てる(客観性のある)判断が下せる状態になる。

***

 結構難しいですね(笑)。
 僕が引っかかったのは「実際に経験したりして」の一文。
 上記のように外国にも行ったことがないしバンドなど人前で演奏したり歌ったりしたこともないので、僕にはこの部分が欠けています。
 この説明では書かれている全てが必須条件ではないと受け取れますが、でもないよりはあった方がいいのでしょう。
 だからやっぱり僕はブルーズは「分からない」。

 昨年前半までの僕なら、そこである種の危機感を抱いたでしょう。
 ブルーズが分からなきゃロックは分からないぜ。
 だからこのアルバムは何が何でも分からなきゃいけないんだ。
 僕自身ブルーズが分からないと認めたくなかったのもありました。

 でも、今はもう音楽に対してある部分冷めたので、それで焦ったりなんてことにはならなくなりました。
 冷めたというか、冷静に聴けるようになったとここは前向きに解釈して先に進めます。

 僕は結局ブルーズは分からなかったけれど、ブルーズを聴くのは大好きになりました。
 それまでの自分からすれば意外なほどに。
 その結果が、ブルーズに「凝る」のではなく、ブルーズを「ただ聴くのが楽しい」という境地に達しました。
 境地というのも大袈裟か、今日の僕は大袈裟過ぎるかな(笑)。
 あ、と思ったけど、60枚CDラックをブルーズ専用にしてそれが埋まるほど買って聴いたので、凝ったといえばそうかな、前言お詫びして訂正した方がいいかもしれない。





 ローリング・ストーンズのBLUE AND LONESOME
 僕は、「普通にとてもいい」くらいに気に入りました。
 もう少しいうと「予想していたよりはよかった」。

 僕がそう感じたのは、単なるブルーズのコピーではなく、もうこれはローリング・ストーンズでしかないと感じられたから。
 全体のサウンド、チャーリー・ワッツのドラムスの感覚、ギターの音色と入り方、そしてミック・ジャガーのヴォーカルまで、僕には「ローリング・ストーンズにしか」聴こえませんでした。

 特にミックのヴォーカルは最初に聴いた時(もう3か月前か)、こりゃブルーズではなくどう聴いてもミックじゃないかとスピーカーに向かって話しかけそうになったくらい。
 ブルーズだと思って聴くとこれはある種滑稽な歌い方じゃない?
 4曲目All Of Your Loveの最初"All"と叫ぶところなんか、もう。
 6曲目"I was talking to the policeman"と歌うところの声の軋みや刻み方もミックらしいし。

 アルバムタイトルがそもそもストーンズらしいイディオムで、僕は最初に聞いて笑ってしまいました(バカにするという意味では決してありません、念のため)。

 ミック自身ももしかしてブルーズらしく歌わなくていいと思えるようになったのではないか。
 ミック自身の変化というより、世の中が受け入れるようになった、ということなのかもしれないと思いました。

 時々聴いています、1週間に2回くらいかな。
 1月中盤からひと月「クラシック月間」には聴かなかったけれど、その後やっぱりこれは好きだと思い直しそれくらい聴いてます。
 僕にとっては根詰めて聴くものではないけれど、時々聴くとかなりいい、という感じのアルバムです。

 さてここで収録曲。
 根詰めて聴いていないのでいつものように各曲について具には書けません、悪しからず。

1曲目:Just Your Fool
2曲目:Commit A Crime
3曲目:Blue And Lonesome
4曲目:All Of Your Love
5曲目:I Gotta Go
6曲目:Everybody Knows About My Good Thing
7曲目:Ride'em On Down
8曲目:Hate To See You Go
9曲目:Hoo Doo Blues
10曲目:Little Rain
11曲目:Just Like I Treat You
12曲目:I Can't Quit You Baby

 僕が知っていたのはたった1曲、12曲目。
 レッド・ツェッペリンがアルバムで演奏しているからですが(1枚目とCODA)、でもあれは最後が"Babe"だったからこれは同じ曲ではないのかな、と思ったり。
 まあ僕のブルーズなんてそんなものです。

 ただ、ですね、知らない古くていい曲を教えてくれるという点ではやっぱりローリング・ストーンズはロックであり続けている、というのは嬉しいし心強いですね。
 事実この中で新たに気に入った曲もあるし。

 結局のところ、これはローリング・ストーンズだからいいのです。
 僕はローリング・ストーンズが大好きなのだから、という身も蓋もないことが今日の結論。

 ただし、ブルーズが分からない人間だと自覚した今は、ストーンズのどこが好きかも分からなくなったのですが・・・

 
 ではアルバムから1曲。




 Hate To See You Go
 Rolling Stones
 (2016)



 ところで、ストーンズのこのアルバムに対して感じたことにデジャヴ感覚があることに気づきました。

 ポール・マッカートニーのNEWが新譜で出た時。
 やはりRS誌でその年のTop10以内に選ばれていました。
 Top50のほとんどは若手であったのに、です。
 (ジョン・フォガティもTop10に入っていたのは嬉しかったですが)。

 若い聴き手に対して、ロックを作り上げてきた人だからこれは聴いておきなさいという教示的な意味もあるのかな、と。
 そしてやっぱり、そういう時代になったのかな。
 音楽(に限らずだけど)の趣味が多様化し、ネット上では、「思想」というと大袈裟かもだけど、核となり拠り所となる考えが求められている。

 僕みたいに、「分からないけどこれは好き」という思いは、レコード盤に静電気で寄ってくる塵みたいなものであり、戯言に過ぎないのかもしれないですね。
 そしてこの記事は、僕のブルーズが分からないという恨み節、でもありますかね。

 まあそれでも、僕は基本、「わかる・わからない」よりは「好きかどうか」で音楽の話を文章にしている人間だし、ブルーズが分からない以上好きかどうかを書くしかできないので、これからもそんな戯言記事を上げてゆこうとは思います。

 繰り返し、音楽への愛情は薄れていませんからね。


 最後はフィッシュアイレンズ=魚眼レンズで撮ったCDと犬。
 フィッシュアイレンズで撮ると、CDが俵のように湾曲して面白い。

 先月からフィッシュアイレンズ使い始めましたが、それまでまったく使ったことがなくて、今は画角に慣れたりコツを掴もうとしているところです、はい。




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20170311A



 3.11

 忘れていない。
 14:46分には南の方を向いて心の中で黙とうしました。

 でも、今年は、ここ1週間、ニュースをほとんど見ませんでした。
 「3.11」の話題、その後の話を見るのがつらかった。

 忘れてはいけない。
 報道する側の思いは分かります。

 でも、僕は、忘れていないからこそ見るのがつらかったのです。
 忘れてはいないのだから。

 "Woman"と出会って初めての「3.11」
 あの日はどこで何をしていた。
 お互い話しました。

 僕は家にいて、テレビをつけずに何かのCDを聴いていた。
 弟がアイアン・メイデン来日公演のため東京に行っていた。

 札幌でも大きく揺れた。
 縦揺れでも横揺れでもない、全体にスウィングするような経験したことがない揺れ。

 すぐにテレビをつけた。
 東北地方で大地震。

 すぐに弟に電話をかけた。
 成田空港にいた。
 アイアン・メイデンが来日する飛行機を待っていた。
 そこで大きく揺れた。
 大丈夫だというが動けないという。
 もしかして成田空港に泊ることになるかもしれないと。

 30分後に再び電話をかけた。
 つながらなかった。
 無事だろうとは思っていたが心配だった。

 当時存命だった母は夕方帰宅。
 弟のことを伝えたが、無事ではあるらしいと話すと意外なほど心配する素振りは見せなかった。

 僕は地震の後ずっとテレビを観ていた。

 翌朝8時過ぎ、ようやく電話がつながった。
 弟はぎゅうぎゅう詰めの総武線の中にいると答え、すぐに切れた。


 "Woman"は当時道南に住んでいた。
 あまり揺れなかったが、猫がそれまで聞いたことがないような奇妙な鳴き声を出したという。


 アイアン・メイデンの飛行機は成田空港に着陸することができず、 セントレアに向かうよう指示が出された。
 翌日からの来日公演は中止になった。





 Iron Maiden's speech for Japan

 来日公演が中止となったアイアン・メイデンは爾来Blood Brothersを日本に捧げる曲としてコンサートで演奏するようになりました。

 この映像は、ブルース・ディッキンソンが語るあの地震の体験と日本への思いです。




 Blood Brothers
 Iron Maiden from EN VIVO!


 忘れてはいない。

 普通に生活できることに感謝する日。



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20170309LionKingEJ

 ◎Can You Feel The Love Tonight
 ☆Elton John
 ▼愛を感じて
 ★エルトン・ジョン
 released in 1994
 2017/3/9


 仕事が休みの今日は"Woman"と街に行ってきました。

 大通BISSE1階フロアで劇団四季ミュージカル「ライオンキング」のパネル展が行われていました。

 1階スイーツカフェでは、出店している各店協賛で期間限定「ライオンキング」スイーツがあるという。

 これは食べなければ。


20170309LionKingSweets


 きのとや ライオンショコラ

 チョコレートムースの中にバニラババロア、ショコラクロッカン、スポンジを入れキャラメルオレンジ風味に仕上げました。

 というもの。

 かわいい。

 キャラメルオレンジがライオンのイメージと重なる、なかなかいいアイディアですね。
 鼻を食べるのがちょっともったいなかったかな(笑)。

 おいしかった!


20170309LionKingPC


 「ライオンキング」スイーツを買うと絵葉書が1枚もらえるのも嬉しかった。

 「止められないのだ、人生は続いてゆく」

 ミュージカルの台詞でしょうかね。
 劇団四季の「ライオンキング」も観に行きたいな。

 BISSEの「ライオンキング」スイーツは4/14までです。

 また行こうかな。


 食べている間、というよりもBISSEに入った瞬間から僕の頭の中でずっと流れていたのはもちろんこの曲。




 Can You Feel The Love Tonight
 Elton John
 (1994)

 映画「ライオンキング」のテーマ曲ですね。

 エルトン・ジョンの優しさを感じるこの曲が大好き。
 彼の中でも五指に入る大好きな曲でもあります。

 1980年代後半からディズニー映画のテーマ曲を大物シンガーが歌って次々と大ヒットさせましたが、その中でも僕はこの曲がいちばん好き。
 今日はその後ずっと口ずさんでいます。

 優しさを感じるのが好き、と書きましたが、この曲については、うん、いい意味でそれ以上あまり考えたことがない。
 エルトン・ジョンの歌い方がよくて好き、それはもちろんあります。

 でも、なぜだろう、僕はいつもさる曲のこんなところが大好きと意味もなく長々と書くのですが(笑)、この曲にはそれがない。

 まあ、そんな曲があってもいいですよね。
 あらためてこの曲は大好きだと今日思い直しました。

 この曲は劇団四季のミュージカル版でも邦訳された歌詞のものが使われているのだそうで、これはますます行ってみたいですね。



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201470302Drive

 3月2日は"Woman"と南の方にドライヴに行きました。
 写真は「蝦夷富士」こと羊蹄山。

 今回は久し振りドライヴ用に80分のCD-Rを作り、道中ずっとかけていました。
 全18曲、7回聴いたかな、そのCD-Rの曲を紹介します。



☆1曲目
 Love Comes To Everyone
 George Harrison
 (1979)

 ジョージ・ハリスンの誕生日の記事で取り上げた曲。
 やっぱり聴きたくて入れました。
 CD-Rは1曲目は特に何を入れるか悩みます。
 今回は2曲目に入れた曲を1曲目にと最初考えましたが、1曲目はよく聴くなじみの人がいいというのが僕がCD-Rを編集する際の鉄則のひとつなので、ここはジョージにしました。
 正解でした、落ち着いてよかったです。





☆2曲目
 Do It Again
 Steely Dan
 (1972)

 僕がこのBLOGでよく話題にするHBCラジオの洋楽番組。
 ここで一度しっかりと記しておきます。
 Music Delivery Bang Bang Radio! バン・バン・レイディオという番組名、高島保さんがパーソナリティ。
 番組愛好者の間では通称「バンラジ」と呼ばれています。

 HBCラジオは札幌圏ではブロードバンドFMによるステレオ放送も行われていますが、"Woman"が
新たにミニステレオを買い(CDラジカセのようなやつ)、それで初めて「バンラジ」をステレオで聴いた日、最初にかかったのがこの曲でした。
 さすがステレオ、サウンドがクリアで迫力があった。
 この曲は特にベースのモコモコ感がリアルに聴こえました。
 うちではCDをコンポステレオで聴いていてスピーカーも30年前のものとはいえ片方5万円くらいするものですが、上に置いているために僕がいる場所からは遠くて高く、音にあまり迫力がありません。
 ミニステレオはスピーカーは小さいけれど近いので音がよりリアルに聴こえてきたのでしょう。
 音がいいと曲もよく聴こえる。
 この曲は昔から好きでしたが、今回大好きになりました。


 


☆3曲目
 Stand Back
 Stevie Nicks
 (1983)

 もうひとつ僕の大事な洋楽ソース「笑う洋楽展」。
 これは「回転」の回に取り上げられ久し振りに耳にしてしっかりと聴きたいと思ったのでした。
 この曲は最後フェイドアウトの部分でそれまで一度も出てこなかった歌のフレーズが出てくるのが好き。
 そして今聴くと間奏のファンク風のカッティングギターがいい。
 なぜファンク風かというと。



 

☆4曲目
 Little Red Corvette
 Prince & The Revolution
 (1982)

 スティーヴィー・ニックスがこの曲を聴いて感銘を受け、あたしもこんな曲やりたいとレコード会社を通してプリンスをスタジオに呼んで作ったのがStand Back、という話だそうですね。
 Stand Backを入れるならこれもと敢えて並べてみましたが、そうした背景が分かったので、Stand Backのギターがファンク風に聴こえたのでしょう(現金なものです)。

 なお、この曲はきっとすぐにYou-Tube映像削除されるだろうから、敢えて貼りませんでした。



☆5曲目
 Wild Side
 Motley Crue
 (1987)

 これは「笑う洋楽展」絡みで独立した記事を上げましたね。
 今回はヘヴィメタルに分類されるのはこれが唯一ですが、人によっては落ち着きがないと映るかもしれない。
 僕はやっぱりこの曲大好きと思っただけでしたが。



 

☆6曲目
 Joanne
 Lady GaGa
 (2016)

 女性の名前の曲で取り上げたレディ・ガガのこれ。
 その時に聴いてとっても気に入ったので入れました。
 "Woman"がこの曲とても気に入ったと言っていました。



 

☆7曲目
 Only Time Will Tell
 Asia
 (1982)

 ジョン・ウェtットンの死の直後の「笑う洋楽展」で偶然取り上げられていたこの曲。
 やっぱりいい歌。
 ジョン・ウェットンの歌唱力や歌声はもっと評価されていい、と僕は今思っています。
 哀愁を帯びた広がりのある声は天賦のものですね。
 この曲についてはもっともっと言いたいことがあるのですが今回は短くこの辺で。



 

☆8曲目
 Space Oddity
 David Bowie
 (1969)

 デヴィッド・ボウイのこの曲はきっかけが特にあったわけではなく、CD-Rの選曲に入った時に突然口ずさんでそのまま入れました。
 どうせ入れるならエイジアの後で宇宙的な広がりのある響きの曲を続けたいと思ってここに入れました。
 この曲のサビは口ずさんでいると癖になりますね。
 温泉の中でずっと歌っていました。





☆9曲目
 Luka
 Suzanne Vega
 (1987)

 男性の名前の曲で取り上げたこの曲も今回入れました。
 しかしですね、今回あらためて聴くとやっぱり寂しい。
 特に3番の歌詞、ここにぐっときましたね。
 「僕はきっとひとりぼっちでいるのが好きなんだ
 何も壊れることはないし、何かを投げられることもない」
 昔は意味は分かっていたけれど字義通りにしか感じられなかった。
 今はそういう子どもさんがいるのかもしれないと思うと切ないですね。
 この曲が世に出て残った意味は大きいと再認識しました。
 さらにはスザンヌ・ヴェガのちょっとばかり舌足らずな歌い方が、「ルカ」君の心をうまく代弁していてヒットしたのだとも。
 これは真の名曲だと思い直しました。





☆10曲目
 Don't Look Back
 Boston
 (1978)

 ボストンのこの曲も"Woman"のミニステレオで初めて「バンラジ」を聴いた日にかかっていて印象的でした。
 曲自体は昔からよく知っているけれど、実は僕、ボストンの2枚目はアルバムとしてはあまり好きではなく、これ以外の曲はほとんど覚えていないんです。
 1枚目は隅から隅まで覚えているというのに。
 そういうわけでこの曲は聴き直そうと思いました。
 で、0'21"のところで入るドラムスの音がすごく好き、ということにも気づきました。
 ところがこの曲はひとつ計算違いが。
 5'57"もあるんですね、4分くらいの曲だと思っていたけれど、一度終わりかけ転調してまた始まるんですね。
 実はそれすら忘れかけていました。
 まあでも入れてよかったです。





☆11曲目
 Don't Do Me Like That
 Tom Petty & The Heartbreakers
 (1979)

 これは別の日にAMで聴いていた「バンラジ」でかかりましたが、トム・ペティの曲がAMで流れるのが珍しくて番組宛にメールを出したところ、なんと読まれたんです。
 しかも、番組のディレクターさんが、この曲に対して反応があるのは嬉しいという旨も言っておられたのがなお嬉しかった。
 CD-R編集的にいえばここは"Don't"を2曲続けてみたのと、少し重たい雰囲気の曲が続いたのでユーモアをまぶしてみようと。





☆12曲目
 Oh Atlanta
 Bad Company
 (1978)

 バッド・カンパニーのこれはアトランタ・ファルコンズの曲の記事で取り上げたもの。
 バドカンは英国のバンドだけど、トム・ペティとこれでアメリカっぽい雰囲気のユーモアがある曲を続けてみました。
 それにしてもポール・ロジャースの声が素晴らしい!
 声質という点ではこのアルバムの頃がベストかも。
 力強くて澄んだ声の持ち主って、そうはいないですよ。





☆13曲目
 Big Yellow Taxi
 Joni Mitchell
 (1970)

 ジョニ・ミッチェルのこの曲を入れたの葉ですね、他の曲が固まり、あと1曲3分くらいのが入るとなり、さて何を選ぼうか、できれば女性の方がいいと考えて浮かんだのがこの曲だったのです。
 でもこれが入れてよかった、流れに変化がついて。
 ちなみにもう1曲浮かんだのがバングルスの「冬の散歩道」でしたが、それは音が強すぎるかなと感じてこちらにしました。
 そしてもうひとつ。
 レディ・ガガの新作がジョニ・ミッチェルっぽいところがある、という僕の思いにもつながるものでした。
 結果としてこの中ではいちばん古い曲でもありますね。
 彼女の当時の声は生野菜のように瑞々しいですが。





☆14曲目
 Simple Twist Of Fate
 Bob Dylan
 (1975)

 これはボブ・ディランが札幌に来た時のことをふと思い出し、この曲も演奏してなあと思って入れました。
 途中"gate"のように"a"の発音の単語だけ大きな声で歌うのが印象的ですが、車で聴いていると他の静かな部分は雑音にかき消され、余計にそこだけが大きく聴こえました(笑)。





☆15曲目
 Hello
 Adele
 (2015)

 アデルのこれはグラミー賞受賞したと記事にしました。
 今ではすっかり"Woman"お気に入りの曲になりました。





☆16曲目
 An Extraordinary Life
 Asia
 (2008)

 ジョン・ウェットンへの思いを込めてもう1曲。
 やっぱりね、この曲にはじーんときますよ。
 心臓病を克服して生きることの素晴らしさを見出した。
 しかし他の病気に負けてしまった。
 ジョン・ウェットンも最期の頃は何を思っていたのかな、と。
 「今日を楽しもうじゃないか、何があってもこれは驚きに満ちた人生なのだから」
 サビのこの歌詞はジョン・ウェットンからの贈り物。





☆17曲目
 Ou Est Le Soleil
 Paul McCartney
 (1989)

 ポール・マッカートニーの今僕がいちばん気に入っている曲。
 ポールって時々異様にサウンドに凝った曲を作りますよね。
 最初はホワイトアルバムのWild Honey Pieかな。
 遊びなんだけど、それをクールに決めてしまうポール。
 この曲はフランス語で「太陽はどこにあるの?」という意味。
 ベースラインが歌っていて素晴らしい。
 曲全体の雰囲気も太陽が見えない不安を感じさせる。
 しかし途中2'52”辺りからエレクトリックギターが高い連続音で入るところはかすかに太陽が見えてきたような暖かさも感じる。
 マイケル・ジャクソンの「スリラー」みたいなフランス語のナレーションが入るのはまあお遊び、気にしない、気にしない(笑)。
 そして僕が好きなのが3'45"の辺り。
 パーカッションが激しく打ち鳴らされ、鐘の音が大きく入った次の瞬間、最初のベースとドラムスの静かな音に戻る、この切り替えがもうセンスの塊としかいいようがない。
 コンサートには行かないしレコードを売ったけれど、ポールを嫌いになったわけではないことは言っておきます(笑)。
 まあ、以前のように熱は上げていないのですが。





☆18曲目
 Radio Free Europe
 R.E.M.
 (1983)

 今回トリはR.E.M.。
 こちらもアトランタ・ファルコンズの曲の記事から。
 今回あらためて分かった。
 R.E.M.の最大ともいえる魅力はベースのマイク・ミルズのグルーヴ感であることを。
 この曲はもう何も言わずに頭を振って足を動かしてしまう。
 あ、運転中は危ないので抑えますが(笑)。
 車ではベースの音はあまりよく聴こえないですが、いや、聴こえないからこそ、曲を動かすグルーヴ感がよく分かりました。
 R.E.M.が解散したのは、初期のマイクのグルーヴ感を活かすことができないような重たくて複雑な曲が多くなってということなのかもしれないとあらためて思いました。





 というわけでの18曲。

 CD-R編集的にいえば最後の曲もまた悩みますね。
 今回は敢えて若い頃のノリがいい曲を選んでみましたが、車で聴くとエンドレスになるので、終わりのようで終わりじゃない、1曲目にうまくつながる曲であることも重要だと思いました。
 今回はそれが上手く行ったかな、と。


 
 次はまた来月にでも作るつもりです。

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20170225GeorgeHarrison



 2月25日は
 ジョージ・ハリスンの誕生日

 今年で75歳、になっていたはず・・・

 ジョージおめでとう!


 昨年はこの日この記事を上げていませんでした。
 2年振りに選んだのはこの曲です。




 Love Comes To Everyone
 George Harrison
 (1979)

 ジョージのことはいつも頭にあります。
 ええ、そりゃ元ビートルマニアですから(笑)。

 この曲は1週間ほど前にふと思い出し、それから時々心の中で流れています。
 が、思い出した時はジョージの誕生日が近いことを意識していなかった。
 無意識の世界に働きかけられたのかな。
 そうなるとやっぱり元マニアなのかな。

 それはともかく、Love Comes To Everyoneはジョージ・ハリスンのちゃんとしたロックアルバムとしては6枚目のアルバム、GEORGE HARRISONの冒頭を飾る曲。

 穏やかな歌ですね。

 ジョージはアップルとのごたごたから解放され、前作33 1/3でまたやる気を取り戻して臨んだこのアルバム。
 心機一転の意味を込めて自らの名を冠しています。

 ビートルズもアップルを立ち上げ心機一転の9作目にTHE BEATLESとセルフタイトルのアルバムを出していますが、ジョージもそれに倣ったのかな。
 とすれば、アップルのごたごたから解放されたはずなのに、そこにまだこだわっていたのかい、とツッコミたくもなる。
 その辺が皮肉屋ジョージの面目躍如ではないかと。

 「愛はすべての人に」、ほぼ直訳ですがいい邦題がつけられたこの曲、すべての人に訪れるものだけど、それなりの覚悟が必要であることも説いている。
 ジョージはアップルから解放された後に生涯連れ添うことになるオリヴィアさんと結ばれていますが、この曲の歌詞からはそのことが真実味をもって伝わってきます。

 アルバムGEORGE HARRISONは、こんな分かりやすいタイトルもないはずなのに(笑)、「慈愛の輝き」という邦題がつけられています。
 当時のワーナーの担当者も大胆なことしたものだ、と。
 タイトルはアルバムジャケットの写真のイメージと、リーダートラックであるこの曲が言わんとしていることから考えたのでしょうね。
 サービス精神旺盛過ぎるというか、やや大げさという感もなきにしもあらずですが、でもいい邦題だとも思います。

 でも間抜けな僕は当初、「ジョージ・ハリスン」というアルバムに邦題がついているはずはないと勝手に思い込んでしまい、33 1/3の邦題が「慈愛の輝き」だと思っていました。

 この邦題には個人的な思いもありまして。
 僕が通っていた幼稚園は「慈愛幼稚園」という名前。
 東京都台東区にあって、東京の弟の家から近く、今でも東京に行くと時々前を通ります。
 覗いたりすると警察に通報されてしまうのでしませんが(笑)、でも、卒園生といえば怪しまれはしないのかな。

 そしてこの歌がいいたいこと、今は実感しています。

 この曲、ギターにエリック・クラプトン、キーボードにスティーヴ・ウィンウッドが参加していますが、2人とも札幌公演で会うことができた人というのも僕としては感慨深いものがあります。

 ということで




 Love Comes To Everyone
 Eric Clapton
 (2005)

 エリック・クラプトンが親友ジョージの死後に出した2005年のアルバムBACK HOMEでカヴァーしています。
 この曲を選ぶのはいかにも親友らしいという声が当時は多く、僕もその通りに思ったものでした。


 「愛はすべての人に」

 ジョージ・ハリスンの優しさが詰まった1曲です。




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20170220MotleyCrue


 ◎Wild Side
 ☆Motley Crue
 ▼ワイルド・サイド
 ★モトリー・クルー
 released in 1987 from the album GIRLS GIRLS GIRLS
 2017/2/20


 久し振りに「笑う洋楽展」ネタです。

 ビートルズのレコードを売ったという話の記事に対して、別BLOG含めいつもより多くの書き込みをいただきました。
 ありがとうございます。
 もしかしてguitarbirdが音楽への愛情がなくなったのかな、と心配された方もいらっしゃったかもしれない。

 でも、どうかご安心ください。
 今日の記事は、僕の音楽や洋楽への愛情が決してなくなったわけではないという証拠として上げるようなものです。

 今日の記事は、僕の音楽や洋楽への愛情が決してなくなったわけではないという証拠として上げるようなものです。

 しかもというか、最近クラシックばかり聴いていると書きましたが、クラシックとはまるで違う世界ともいえるモトリー・クルー。
 そういうのもまた音楽の楽しさだとあらためて思いました。


 2月19日放送の「笑う洋楽展」、お題は「回転」

 登場したのは以下の5曲

★スティーヴィー・ニックス Stand Back 1983年
 ※プリンスの曲だ(笑)。
 そういえばこのPVでも彼女はひらりと回転していたけれど、バレエの経験もあるとの説明で納得。


★イヴリン・トーマス High Energy 1984年
 ※これは人も曲もまったく知りませんでした。
 番組HPによれば、この曲のヒットにより、下火になっていたディスコシーンが活気づき、「ハイ・エナジー・サウンド」という言葉が生まれた、ということですが、高校生の僕にはまだディスコは別世界だったようで。
 というか今でも別世界ですけどね、行ったことないから(笑)。
 みうらじゅん氏の彼女の回転の仕方にバリエーションがあって面白いという説明に笑いつつ納得。


★モトリー・クルー Wild Side 1987年
 ※最優秀作品賞を受賞。
 トミー・リーのドラムスセットが回転する驚愕もののPV。
 当時のツアーでも売りだったもので、PVはツアーの合間に撮影したものでしょう。
 番組エンディングでは「回転」部分をスローモーションで流してくれました。


★エイジア Only Time Will Tell 1982年
 ※ジョン・ウェットンが亡くなってすぐの収録だったようですがきっとそれは偶然なのだと思います。
 これは女子体操選手が回転するのが確かに印象的。
 でも番組ではそれほど受けてなくて雑談タイムだったかな。
 この曲に僕は思い入れがとても強いのでまたいずれか。


★ザ・フー Won't Get Fooled Again 1971年
 ※ピート・タウンゼントがギターの「風車奏法」で腕を、キース・ムーンがドラムスティックを、そしてロジャー・ダルトリーがマイクを回す、トリプル回転。
 しかしベースのジョン・エントウィッスルだけ静かに演奏。
 この映像はキース・ムーンがだいぶ太っていたので、71年より後じゃないかと思いましたが、うん、やっぱりこの曲とザ・フーは凄いですね。
 ところで、NHKの番組HPには「フー」と書いてありましたが、最近は「ザ・」入れないのが多くなってきたのでしょうか?
 とまあこれもまた別の機会に回します。


 というわけでモトリー・クルーが最優秀作品に。
 みうらじゅん氏と安斎肇氏もあの回転するドラムセットは面白かったようで、それがなんだか嬉しかった。


 というわけでいきます。
 2'10"からドラムスセットが骨格ごと前にせり出して回り始めますよ。






 Wild Side
 Motley Crue
 (1987)

 やっぱりこの歌いいなあ、曲がいいよなあと番組を観ながら弟に呟きました。
 テレビ観ながら自然とのって頭と体を揺すっていました。

 モトリー・クルーでは2番目に好きな楽曲確定。
 1番は不動のHome Sweet Home。
 でも、この曲、最初は大嫌いだった、理由は後ほど。

 ギターリフが最高級の部類にいいですよね。
 途中2拍余計つまり変拍子になるのですが、そこを突っ切ってしまうのがクールなところ。

 でもこれ、僕は弾いたことがない。
 今試しに弾いてみたところ、指先が割れてて弦が当たって痛い・・・
 というのはまあ言い訳に近いけれど(事実ではある)、You-Tubeでこれをカヴァーしている人の映像を見ると、"Normal D Tuning"つまりすべての弦を全音(一音)下げなのか。
 ということはオープンDではないのでずらせばできるはずだけど、なぜだろう、こんなにかっこいいリフなのに今の今まで自分で弾こうと思ったことがなかったのは、自分でも不思議です。
 いずれにせよカッコいいリフですね。

 サビに入る前、ヴァースの終わりが1回ごと違うのが面白い。
 子どもの声のようなコーラスだったり、ヴィンス・ニールの「フッ」という掛け声だったりだけど、無音のところもあってすかしている、そこがまたロックですね。

 さて、トミー・リーのドラムス回転の話。
 見ていただけましたか?
 ドラムスキット全体が骨組みに囲われていて、間奏になるとそれを支えていた骨格自体が前にせり出してきて、ドラムスがある部分がパワーリフト式に持ち上げられ、そこでドラムスキットとトミー・リーが回転するというもの。

 これを見たみうらじゅん氏の言葉が大傑作!

「こりゃハムスターだよ」

 速く回るところを想像してしまい余計に可笑しかった。

 番組の2人はもっと見たいようでしたし、回転速度が足りないのようなことも言っていましたが、でも楽しそうでよかった。
 よかった、というのは、80年代人間としては番組で常々80年代は苦手と言っている2人が受け入れてくれたのが嬉しかったのでした。

 なお、番組では補足として、最近のツアーからドラムスが回転するシーンも放送していましたが、それと同じかそのツアーの時の映像がYou-Tube上で見つからなかったので、残念ながらお見せできません、悪しからずご了承ください。


 最優秀作品賞も当然ですね。
 今回は好きな曲ばかりだし知らなかった曲も楽しくて、接戦になるかと思っていたので意外ではありましたが。

 トミー・リーについてひとつ。
 彼は「意外と上手いドラマー」という評が定着していると思う。
 僕が出会った中のドラムスを演奏できるかドラムスに詳しい人で、モトリー・クルーを知っている人はすべて、といって数人ですが、「トミー・リーってああ見えて意外と上手いよね」と言っていました。
 僕はドラムスがよく分からないので何ともいえないですが、上手い上にエンターテインメント性も高いのがいいですね。

 この曲についての思い出もひとつ話させてください。

 よくここにも出てくる中学時代からのメタルマニアの悪友との話。
 この曲が出た翌年、僕は東京で大学生活を送っていて、悪友はまだ札幌にいましたが、モトリー・クルーが来日するというので、コンサート一緒に行かないかと誘われました。

 行かない、とにべもなく即答。
 僕は当時モトリー・クルーが大嫌いだったのです。

 大嫌いだったけど、この前のアルバムからのSmokin' In The Boys Roomがヒットした時にいいなあと思いつつ、嫌いなのでいいとは絶対に人前では言えないと意地を張り、さらに続いたHome Sweet Homeでこんないい歌を歌うなんてとある種の感動もしたけれどそれも言ってはいけないと。
 歌詞にLong And Winding Roadと出てくるんですよね。
 こいつら生意気だ、とか思ったものです、僕も不遜でしたね(笑)。

 次のアルバム表題曲で1stシングルのGirls Girls Girlsは、よかった、あまり好きな曲じゃなくって、と(今は好きです)。

 だけど、その次のシングルのこの曲Wild Side、やっぱりいいよなあ、いやいいなんて言ってはいかんと、自分の中の天使と悪魔の闘いが始まりました。
 いいと認める方が天使なのか悪魔なのかは分からないですが(笑)。

 だからコンサートに誘われて、行ってもいいかなと少し思った。
 しかし悪友は、「トミー・リーのドラムス回転するのかなあ」とそればかり言うようになりました、僕が断った後も。
 実際に行くと、回転しなかったそうです。
 やはりあれだけのセットを数回しかコンサートをしない遠い日本に運ぶのは割に合わなかったのでしょうね。

 僕はといえば、次のアルバムDR.FEELGOODで漸くモトリー・クルーを好きと認めるようになりましたが、一度認めると現金なもので、大好きとまで言うように。
 今でも大好きで時々むしょうに聴きたくなりますね。

 DR....のモトリー・クルー来日公演、武道館、行きましたよ。
 確か僕が初めて行った武道館のコンサートでした。
 悪友はその時もまだ「ドラムス回転しないかな」と言っていましたが、別のアルバムの別のツアーなのでアメリカでももう回転しておらず、当然のことながら武道館でも普通のドラムスセットでした。

 コンサートはよかったですね。
 僕が行ったコンサートでよかったの5つ挙げろと言われれば、このモトリー・クルーは入れたいですね。

 モトリー・クルーは昨年のツアーを持って活動停止しました。
 解散とは歌っていない、モトリー・クルーが「終わった」と。
 年齢などを考えると仕方のない部分はありますが、残念ですね。

 音楽は思い出でもある。
 2日前のレコードを売った記事を書きながら、売ったからこそ余計に思い出が強くなるかもしれない、と思いました。

 今回、モトリー・クルー、テレビで観て聴きながら思い出が甦ってきました。

 うん、これでいいんだ。


 「笑う洋楽展」は本が出たんですよね。
 
 買いました、少しずつ拾い読みというか飛ばし読みしていますが、本の中で印象に残った話などをまた別の機会に話したいと思います。

 本はいいですね。

 ということで最後はその本とうちの犬を。


20170220MotleyCrue2
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20170218Records


 今年に入ってから、所有していたビートルズのレコードを幾つか売りました。
 幾つか、じゃない、10枚以上。

 ビートルズが嫌いになったわけではもちろんない。
 でも、ビートルズに熱を上げるというのでもなくなってきた。
 ビートルズは普通に生活の中にあり続けてはいるけれど、どうも僕という人間にとってそれ以上ではなさそうだ。
 大袈裟にいえばそんなことが分かってきた。

 そこで気持ちの踏ん切りがつきました。

 僕は自称「最後のLP世代かつ最初のCD世代」。
 中高浪人生の頃はレコードを買っていましたが、大学に入ってミニコンポを買ったのを機にCDに切り替えました。

 でも、実は僕、レコードにそれほど強い思い入れがないんです。
 あるとすれば「蒐集癖」と「思い出」。

 レコードで音楽を聴いてみたい、と、今はほとんど思わない。
 ほぼまったくといっていい。
 ただ懐かしくてたまにかけてみたいとは思うけれど、それは多分に趣味の世界。

 僕の場合、音楽は日常のものであって趣味ではない。
 僕にとっては空気のようなもので、家にいる間は基本的にずっと音楽をかけている。
 25枚連装CDプレイヤーで時にはエンドレスに。
 聴く時間が決まっている場合、何枚か選んで連続してそのプレイヤーにセットして通して聴いたり。

 レコードではそれはできないですよね。
 1枚ずつ、しかもA面からB面にひっくり返さなければならない。
 まあジュークボックスみたいな機械があれば別ですが、そんなもの置く場所が家にあるはずがない。

 そもそもレコードプレイヤーだって置く場所がない。
 昔はターンテーブル台ごとスライドして前に出てくるレコードプレイヤーがありましたがあまり売れなかったようで、やっぱりレコードプレイヤーは上に蓋を開けるもの。
 その開ける空間を、家の中では確保できない。
 CDが多過ぎて置く場所に困っているくらいだから。
 だから余計にレコードを聴こうとは思えない。

 レコードで聴こうと思わないなんて心が貧しい奴だ。
 そう言われるのであればそれでも構わない。

 音よりも内容、曲の良さ歌のうまさなどに引かれる、というのもあるでしょうね。
 歌詞も含めた楽曲で心が豊かになれば、とは思うけれど。
 (最近は歌詞のないクラシックばかり聴いていますが)。

 オーディオにも凝らない僕は、音の違いにも鈍感。
 大学時代、オーディオに凝っていた友だちとオーディオフェアに行った際、AとBのスピーカーの音を聴き比べてみろと言われ、聴いてみたけれど、違いが分からない。
 そう答えると友だちは驚いた顔で、ほんとに分からないの? と。
 分からなかった。
 その時から、オーディオにお金をかけるのをやめました。
 しかも、その友だちが数年後にオーディオに飽きて、使っていた機器をすべて僕にくれたのですが、宝の持ち腐れだけどな、と友だちに揶揄されました。

 話は随分と遡りましたが、僕の聴き方ならCDで十分、というよりCDでなければならないのです。

 ただ、妙なこだわりはまだ一応ありまして。
 僕はipodみたいのは未経験ですが、あの場合おそらく、アルバムとアルバムの間は意図的に時間を空けないと、連続して流れてくるんですよね。
 妙なこだわり、そうです、アルバムごとに聴きたいので、境目が分からないのは興がそがれるのです。

 まあでもそのうちそんなこと言ってられない事態になるかもしれないですけれどね、例えば入院するとか。

 俺が持っているレコードは幾らで売れるんだろう?
 興味から始まりました。
 踏ん切りもついたので、早速メルカリに登録、出品を始めました。

 メルカリはこちらが提示した価格で買いたい人が買うもので、オークションとは違います。
 ただ、やり取りの中で値下げしてくれないかとは言われます。

 出品したのは、僕が中学時代に買ったビートルズデビュー20周年記念モノーラル盤レッドカラーレコード。
 1枚目から10枚目まで出ましたが、当時2枚目と10枚目を買わないまま店頭からなくなりました。

 最初はPLEASE PLEASE MEを3500円送料込みで出すと、5分もしないうちに買い手がつきました。
 驚きましたね。
 買った価格より高く売れたわけです。

 続いてFOR SALE、HELP!、RUBBER SOUL、REVOLVER、SGT.PEPPER'S...と順番に出品しましたが、みな3500円くらいならすぐに売れました。
 A HARD DAY'S NIGHTは傷みやジャケット黄ばみが激しいので2500円に下げたのですがやはり即売。
 「ホワイトアルバム」はジャケットに傷がついているので2500円にしましたがそれでもすぐに買い手がつきました。
 8枚で結局2万円くらいになったでしょうか。

 出品し出してから気づいたのですが、「赤盤」と呼ばれるレッドカラーレコードはシングルでもLPでも人気が高いらしく、それがこの値段だったのですぐに売れたようです。
 ヤフオクに出せばもっと高かったのでは、と言われましたが、でも自分としては買った値段より高かったので不満はありません。

 他、SGT. PEPPER'Sの西ドイツ盤ピクチャーレコード、A HARD DAY'S NIGHTとRUBBER SOULのUS盤などを出品しましたがこれらは買った値段くらいで売れました。
 さらに赤盤青盤のそれぞれ赤と青のカラーレコードも2枚セットで売れました。

 ビートルズやポールなどメンバーのレコードは、これからもまだ少し売れるだけ売ると思います。
 ただ、大量に出回った通常の黒いビニール盤はさすがに定価以上では売れないものがほとんどですね。

 レコードを売ってみてあらためて、ビートルズ人気のすごさ、広さや深さを知りました。

 未練はないのかって?
 ないですね。
 なんだろう、自分でも不思議なほど。

 音楽が「趣味」ではなく「日常」であると書きましたが、もひとつ、モノにあまりこだわらなくなったことも感じています。
 僕が持っているよりも熱心に集めて聴く人が持っている方がレコードにとっても幸せでしょうしね。

 さらにもうひとつ。
 ポール・マッカートニーの来日。
 僕は行けません、行きません。
 行けないと思うと、気持ちが吹っ切れました。
 僕がそんなにこだわらなくても、ポールを好きな人は世の中にたくさんいるのだし、と。
 ただこれ、3年前、結果的にポールが日本で病気になり公演が中止になった時にはそうは思わなかった。
 でも今年は、ああもういいや、と。

 音楽にばかりお金と時間をかけてはいられないという思いも強くなってきました。

 それらのことが短期間で僕の中に起りました。
 今まで何も考えずに生きてきたのが、昨秋にあったことがきっかけで、いろいろと考えるようになった、ということなのでしょうね。

 正直、凝らなくていいかと思うと気が楽になりました。
 
 繰り返し、音楽は今でも普通に聴き続けていますし、愛情はまだまだたくさん持っています。
 「自然と音楽を愛する者」の看板も変えるつもりはないし、音楽の記事はこれからも上げてゆきます。
 ただし、もっと砕けた書き方の記事は増えるかもしれない。

 そしてビートルズは心の支えでもあり続けるでしょう。

 音楽との距離感も年齢により変わってくるんですね。
 僕の場合むしろ、今まであまり変わらなかったことの方が、普通じゃなかったのかもしれないけれど(笑)。

 
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