「君の願いは雪となる」お越しくださいました皆様本当にありがとうございました。
ご挨拶遅くなりすみません。
本番終えて1週間ほど経ちますが、久々にロスを感じていました。
色々なものを背負って立っていたからなのかな。
あと本当にいい人達ばかりのチームで毎日が楽しかった。疲れていても楽しくて終わらなければいいのにと思いました。
なかなか自分でもわからないくらいですが、書けること書いていこうと思います。
今回は秋吉遼という役を演じさせていただきました。
強がりなやつです。感情の起伏が激しくて言葉遣いも悪いです。自分一人で全部抱えて、全部自分でやろうとします。でも、それは血の繋がらない妹、美和の事を想ってでした。
自分に出来る精一杯の遼を出しました。
僕自身、お芝居は上手くないし、ぶつかっていくことしか出来ないのですが、一生懸命生きました。
そして、僕の未来の姿を赤眞さんが演じます。
プロローグは辛いですが、エピローグで赤眞さんが居てくれるから僕の遼も報われました。
つままれてます。
本当に
キャストのみんなが助けてくれました。
役として、ぶつけてきてくれました。
ラストの喫茶店にみんなが美和と遼のために集まってきてくれていることが、涙が溢れそうになるくらいにみんなが助けてくれた。
そして。未来から来た、美和との子供の旦那さんの希望。
彼がいたからこそ気付けたことが多かったのかもしれない。何言ってるのかわからず、混乱もあったけど、多分未来で、変わってしまった未来で僕と同じような思いをしたのかもしれないけど、それを変えるためにやってきた希望。
僕の世界の僕の時間では最後はぶつかり合って別れたけど、美和がいてくれたからこそ最後にエピローグで救われましたね。
なんだろ、やっぱまとめきれず書ききれないなw
多過ぎて書けないw
ただ、喫茶だんろに集まってくれる人達が愛おしくて大好きな空間でした。
それを作れたのも美和がいたから。
そして、美和との子供の雪がいてくれたから。
「幸せな人達がいると、暖炉の煙が煙突から出なくなった空に星が見える。その時に願い事をすると願いが叶うんだ」
美和は願います。赤ちゃんが欲しいと。
しかし、
その瞬間に美和の死が明確に決まります。
照明さんが作ってくれた光と陰の世界。
美和の笑顔が陰となり、僕に光が当たる。
どっちも笑ってるのにね。幸せな瞬間なのにとにかく切なかった。
でも、僕自身1番好きなシーンでした。
そして、君の願いは雪となり、
僕が一人にならないように。また君そっくりの大切な娘の「雪」と出逢えて、また君を思い出せるように、血が繋がってなくても、ちゃんと夫婦という家族として繋がっていられるように、
遼は君の願いに願いを込めました。
「雪には、美和のように家族のことを守ることのできる女性になって欲しい。」
そう思って、必死に育てたんだと思います。
美和。僕は君にとって何かしてあげられただろうか?
大切な人であれただろうか?
大切な何かを届けて心を暖かくしてあげることが出来ただろうか?
不器用な役者たちが精一杯頑張って、一生懸命生きました。
メンバーみんなで作った世界が僕の中に残っています。
本当に感謝しかありません。
僕のチカラがもっとあればもっと素敵な作品になったと思うし、悔しいところもあるけど、
そこはまた僕自身もっと役者として成長して新しい作品に出会っていけるように頑張ります!!
みんな本当にありがとうございました✨
そして、
しんみりするので、
稽古からずっと、おふざけに付き合ってくれた兄ちゃん達載っけておきます。
キャラ濃いから載せたくないけど。
好きだから載せておく。
携わって下さった皆様に愛を込めて。
ありがとう。
坂口和也