4月30日に渋谷で脱原発デモがあるとかで、その告知記事を見た。
楽しく叫びましょう!
とあった。
なんか、違和感。
学園祭とかのノリ?
いつもお世話になっているヨガとアーユルヴェーダのサロンで、復興支援のイベントがあった。
アーユルヴェーダの「ガルシャナ」という手技を教えてくれて、その後、ヨガ、そして、瞑想をするイベント。
ガルシャナとは、絹の手袋を使った乾布摩擦。
絹というのは、人間の皮膚にもっとも近い繊維なので、こすっても肌にダメージを与えないんだとか。
使った絹の手袋は、もらえる。
この手袋は、このサロンのおおもとのサロンからの寄付。
もともと1000円ぐらいするもの。
そして、手技も教えてもらえて、更にヨガもやってもらえて、参加費は2000円。
その全額が赤十字に義援金として寄付されるという。
主催者いわく、単に売り上げを義援金にというのは、いやだった。
何か、参加される人が楽しんでもらえて得るものある事をしたかったと。
2000円でここまでしてもらっていいの?
て感じだけど。
参加した人間は得しかしなかったけど。
こないだNHKの報道番組を見ていた。
チェルノブイリにも医師として入った人たちなどが、今回の震災や原発事故について話していた。
パネリストが「ただちに健康に影響はない」とか数値をいわれてもわからないという疑問をなげて、それにこたえていた。
その中で、ある医師が、
「たとえば、この数値で行くと1000人に一人ガンを発症する可能性があるという意味になるが、その反応は様々です。1000人に一人、発症するかしないか(即死、治らないという事ではない)なら、まあ、いいんじゃないかと思う人と、可能性はゼロでないといやだという人もいる。それぞれの反応の仕方で、誰がいいとか悪いというのでもない」
というような事を言っていた。
そうか、放射能が怖いといってる人は、
ヒロシマ・ナガサキの核爆発で、皮膚が全部はがれて水を求めてゾンビのように歩き回るという、絵本や漫画でみたあれを想像して怖がってる人もいるだろう。
(原子爆弾と原子炉は別物だけど)
後は、癌になる可能性は、ゼロでないといけない!というので、怖がってる人がいるんだなあってその言葉で思った。
そうか、そうなのかと。
でも、放射性物質が飛散しなくても、日本人は2人に1人は、なにがしかのガンになっていて、4人に一人はガンで亡くなっている。
放射能怖い!っていいながら、たばこをガンガン吸ってる人たちに違和感を感じてしまうのは、私だけだろうか。