こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と
ヒスパニック見聞録

 

というテーマで

 

ルドandクルシ

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

本日の作品は

 

チャ・チャ・チャ・フィルムが制作した

 

第一回製作作品!

 

 

 

 

 

 

…チャ・チャ・チャ・フィルム?

 

(-"-;A

 

 

 

 

聞いた事ありませんよね。

 

 

 

 

 


はい。

 

 

 

 


この会社はメキシコの映画を

 

メキシコでプロデュースしようと考えた

 

3人のメキシコ人映画監督が設立した会社

 

なのです。

 

 

 

 

 

 

その3人とは

 

アルフォンソ・キュアロン!

 

↑あの「ゼロ・グラビティ」の監督!!

 

 

 


ギレルモ・デルトロ!

 

↑あの「パシフィック・リム」の監督!!

 

 

 


そして

 

アレハンドロ・ゴンサレス・

イニャリトゥ!

 

↑あの「レヴェナント:蘇りし者」の監督!!

 

 

 

 

3人ともアメリカの映画業界で

 

大ヒットを飛ばしている映画監督です。

 

↑メキシコ出身ビック3!

 

 

 

 


けれど彼らが拠点としているのは

 

あくまでもアメリカ!!

 

 

 

 

 

 

だから、もし彼らに憧れた

 

メキシコの映画監督志望者がいたとしても

 

彼らと一緒に仕事をしたいなら

 

アメリカへ行くしかありません。

 

 

 

 

 

 

あれ?

 

(・_・;)

 

 

 

 

 

これって、仕事を求めてアメリカに行く

 

メキシコ移民と同じ構図ですよね。

 

 

 

 

 

 


だからこそ

 

メキシコの映画製作会社を作る事が

 

大切なのです!

 

 

 

 

 


メキシコにあるからこそ

 

メキシコ人誰もが映画の仕事を学ぶ事ができ

 

メキシコ人のための映画を作る事ができるのです

 

\(^▽^)/

 

 

 

 

 


本日のルドandクルシは

 

乱暴者andカッコつけ

 

という意味。

 

 

 

 

 

タイトル通りの性格の兄弟の映画です。

 

↑乱暴者(左)&カッコつけ(右)

 

 

 

 

 

二人は地方のバナナ園で働いています。

 

 

 

 

 

 

兄のベトは

 

サッカーと賭け事が大好きな男。

 

 

 

弟のタトは

 

歌が大好きで歌手になりたい男です。

 

 

 

 


彼らは草サッカーが大好きなのですが

 

ある日彼らのプレーに目を付けたプロモーターから

 

プロリーグで活躍してみたいか?

 

というオファーを持ちかけられるのです!

 

↑君たち、プロを目指してみないか?

 

 

 

 

 

 

タトは歌手になりたかったのですが

 

プロモーターから

 

プロ選手になれたら、歌手デビューもさせてやる!

 

と言われ大奮闘し

 

名選手として成長していきます。

 

↑気がつけば得点王!

TVに出ている人気モデルとも恋仲に!!

 

 

 

 

 

 

一方のベトも

 

タトに先を越された悔しさをバネに奮闘!

 

ゴールキーパーとして注目されるようになるのです。

 

↑鉄壁王として人気者に!!

 

 

 

 

 

 

…なんか

 

えらく都合のいい展開ですね。

 

 

 

 


けれど映画の後半

 

彼らには厳しい人生の試練が

 

待ち受けていたのです。

 

↑甘くない人生が待ち受ける二人

 

 

 

 


実は歌の才能があまりないタトは

 

歌で成功しない事でスランプになってしまい

 

賭け事が大好きだったベトは

 

カジノに夢中になり、気がつけば大借金!

 

 

 

 

 

 

 

せっかくのサッカーでの成功も

 

乱暴者andカッコつけという性格が災いして

 

暗雲が垂れ込み始めます。

 

↑タトが歌いたかった歌はこんな感じ…

 

…これは売れませんね(>_<)

 

 

 

 

 

 

さて、一体二人には

 

どんな運命が待ち構えているのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

 

 

 

 

映画の冒頭

 

バナナ園でジャレあっている兄弟は

 

お金はないですが何だか幸せそうです。

 

 

 

 

 

タトはバナナを収穫しながら

 

俺たちはこんなもの~

俺たちの人生は、こんなもの~

 

と大きい声で歌っていました。

 

↑ノンビリ歌って、仕事して…

 

 

 

 

 

彼らにとっては

 

貧しくても楽しい

 

俺たちはこんなもの生活

 

こそが

 

幸福な人生だったのかもしれません…

 

 

 

 

 

貧しい人が多いメキシコにおいては

 

そんな

 

等身大の幸せとは何かを描いた映画が

求められているのだとしたら

 

それを作れるのは

 

メキシコの映画会社ではないかと思うのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 


という訳で次回は

 

メキシコの風光明媚

(リゾート海岸編)

 

というテーマで

 

ロスト・バケーション

 

という映画を解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑本作は、なんだかちょっと

北野武監督の「キッズ・リターン」に似ています。

 

楽しかったハズの人生が

どこで踏み間違えてしまうのか

 

その根本は

変えられなかった性格

なのです…