こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/




本日も

「悪魔が棲む家666」
 


という映画を通して

想像力と
神と人との関係性

というテーマについて

考えてみたいと思います。










イエス・キリストが
生まれれたために
起こった悲劇

というのを

ご存知でしょうか?






それは

赤ちゃん大虐殺

です!






神の子が誕生した!

という

天啓


地上の王ヘロデにとっては

自分の地位が
危ないかも

という

不安を抱かせる
天啓

であり

結果として

ベツレヘムに住む
2歳以下の男子を
すべて殺害!

という指令になりました!


↑ルーベンスによる
「幼児虐殺」の絵

すごく怖い絵です
(>_<)






誰かにとっての
優位な天啓


逆の立場の人にとって

絶対に
成就させたくない
天啓

になる可能性もあるのです



( ̄_ ̄ i)
人間とは困った生き物ですね…







本日の

「悪魔が棲む家666」


悪魔側の天啓

のお話。






舞台はアメリカの

ニュー・ベツレヘムという村。



↑キリストが誕生した村と同じ名前の
ニュー・ベツレヘム。

何か起こりそうですね。






この村では

昔からの予言で

6月6日に
同時に6人の女子が
生まれると

彼女たちのうちの1人が

18歳になった時に
サタンになる!


という言い伝えがあるのです。






666

と言えば

悪魔の数字


↑666と言えば「オーメン」!

この映画についても
少し後に解説したいと思います
\(^▽^)/







6(月)6(日)6(人)

6+6+6=18(歳)

というコトですから

悪魔誕生

なのです!








けれど…

生まれた時から
悪魔

ではなく

18歳になったら
悪魔になる!

という事ですから

それまでは

ごくフツウの女の子


↑別に悪魔っぽくない普通の女の子
ですよね(^^)






この場合

予言を信じて
女の子を殺してしまう

というのは

許されるのでしょうか?






村の指導者である神父さん


警戒しながら

彼女たちの成長を監視しています!



↑できれば彼女たちを始末したい
という雰囲気の神父さん!






6人のうちの1人は

生まれてすぐに死亡。





残りの5人は

仲良し姉妹のように

元気に成長し

もうすぐ18歳になろうと

していますが…






突如として

彼女たちが1人、また1人と

殺される事件が発生するのです!



↑気がつけば
幼なじみが次々と…







悪魔の仕業!?

それとも

神父さんたち!?

ひょっとすると

彼女たちの中に
悪魔が!?





全く分らない状況の中

18歳の誕生日


刻々と近づいて来るのです!


↑ヒロインの少女は
自分の生い立ちについても知らず
不安になっていくのです…





果たして
彼女たちの運命は!?





それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。






前回の

「ある優しき殺人者の記録」

と同様

誰かを殺さないと

天啓を成就
(または阻止)
できない

という状況は

天啓の当事者に
とっては

自分を殺したいと願う人が
出現する

という

尋常ならざる状態

を生み出すことになるのです。



↑主人公の少女の継母も
彼女のことを嫌っています!

何も悪いことをしていないのに
孤立無援の少女!






そして

この映画では

神と人との関係性

にいての

もう一つ

興味深いポイント

があります。






それは

彼らが暮らす

ニューベツレヘムという村。






この村は

電気も自動車も
電話もパソコンも一切無い

中世のような集落

なのです。


↑自動車がないので
馬車で移動している村人たち!






すごい田舎町
ってこと?


(・・;)





いいえ







彼女たちの村から

ちょっとだけ外に出ると

そこには

普通の都会が広がっています!






電気も自動車も

ちゃんと普通に存在します!



↑彼らの村から出ると
そこには
ごく普通の街があるのです!







けれど

彼女たちの村は

ファッションだって

大昔のまま。


↑オールド・ファッションですね






一体どうして?


(・_・;)






それは

彼らの村が

近代文明を否定する

アーミッシュ

という宗派を

信じる人たちの村

だからです。

↑アーミッシュの方は
現在でも
こんな感じの服しか着ません。






彼らは

禁欲的な生活

を求め

文明を否定して暮らす

アメリカに
実在する人々

なのです。






という訳で次回は

アーミッシュの生き方と考え方が分る

「刑事ジョン・ブック/目撃者」

という映画について解説したいと思います






ではまた(*^ー^)ノ



神のお告げに従えば
罪なき少女は殺してOKなのでしょうか?






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