本日と明日は

1976年と2012年に作られた

「キャリー」


という2本の映画を通して

「映画が作られた目的」

について考えてみたいと思います。




二つは同じ原作の映画。

内容もほぼ同じです。






本日ご紹介する

1976年版のキャリーは

「伝説的ホラー映画」

として有名ですね(*´∇`*)





お話は、

こんな感じです。




内向的な女の子のキャリーは、

友達と上手く会話が出来ず、

常にオドオドとしているため

いじめられっ子です。


↑左がキャリー。
いつも怯えている少女です。



そんな彼女は、

感情が爆発すると

物体を自在に動かせるという

超能力を持っています。






彼女をかわいそうに思った

友達の計らいで、

キャリーはステキな男子と

プロムナイト(卒業ダンス・パーティー)

に参加することができたのですが…

↑幸せいっぱいのプロムの場面。
とても美しいカメラワークも見所です(^^)



それは悲劇の、

そして惨劇の始まりでした!!






という展開。




ポスターからも、

どんな悲劇が起こるか

想像できますね。





カッと目を見開き、

仁王立ちで血まみれのキャリーは、

鬼気迫るものがあります!






さて、
ここで問題です。






もし皆さんが女優さんだったら、

この映画に出ることに、

「OK!」

と気軽に言えるでしょうか?





↓これですよ!





↓これ!!!







イメージが大切な女優業としては、

かなり勇気がいる決断

だと思いませんか?






けれど、実はちがうのです!




この映画でキャリーを演じた、

シシー・スペイセクは、

どうしてもキャリー役がやりたいくて

自分から志願したのです!






当初別の俳優さんの起用を

考えていた監督さんも、

彼女の「迫真の演技」を見て、

採用を決定!





つまり…

シシー・スペイセク自身が

「血まみれのいじめられっ子少女」を

演じたかったのです!





これは恐らく、

「何らかの理由」

があったから。





確証はありませんが、

ひょっとするとシシー自身に

「同じような悲しい体験」

があったのかもしれません…






映画「シザー・ハンズ」で、

主役のシザーハンズ役に抜擢された

ジョー・デッブも、

ティム・バートン監督に

「彼は、おれ自身なんだ!」

と訴えたそうです。





自分自身の体験や

想いが強いからこそ、

後世に残る伝説の演技が

できるのかもしれませんねヽ(=´▽`=)ノ



ではまた(*^ー^)ノ