ガダルカナル戦書籍一覧


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ソロモン諸島の首都ホニアラ空港に到着し、翌日から予定していたツラギ・ガブツ・タナンボコのアレンジをお願いしていたヘンリーが空港に居らず… ヤレヤレ(ノ_-。)

送迎バスに乗り込み、取り急ぎキタノメンダナホテルさんへチェックイン。

ツラギより戻った後の行程のアレンジをお願いしていた見晴台麓レレイ村のマイケロ氏と打ち合わせるべくマタニカウ川上流を目指す。
先に公開したサイクロンで家を流されたマイケロ氏である。
※今迄マイケルと記述していましたが、二師団総攻撃の際、歩29連隊の尖兵中隊長として突撃され戦後は御遺骨収集に御尽力された勝股治郎氏の記録に「マイケロ」と記述されており、現地での発音も「マイケロ」と聞こえるので以降「マイケロ氏」統一させて戴きます。


前回お邪魔した記憶を辿り向かったのであるが・・・そもそも記憶が間違っていた。


人の記憶は当てにならないと痛感した次第。


道はマタニカウ川右岸であるが氏の家は左岸、対岸に渡って聞きながら訪ねようと渡河を検討し始めたところに小さな艀でワイヤーを伝って対岸まで渡してくれる少年を発見。

この時の画像ありませんm(_ _)m が、サイクロン被災後訪れたマタニカウ川に流失せず残った小さな艀を発見し「おお!!」パリチと一枚。



この艀に乗せてくれと依頼し乗ったところで・・・
少年と自分とK隊員と現地の青年計四人。

少年 「バランス・バランス」 と連呼
自分 「こんなに乗って大丈夫かあ???」 と疑念を持ったところで・・・

ザブン!! 

と見事に全員「転落」

爆笑する少年を後にザブザブと対岸へ進み、水流の深さ膝上5センチ程度。


「最初から躊躇せず歩いて渡ればよかった」と後悔しきりで両手で撮影機材を乾かしながら上流に向かう自分↓ずぶ濡れです(ノ_・。)

この時の惨事で大きい方のカメラのオートフォーカス機能を失う。


やっと着いたと思えば氏は教会でお祈りをしており帰宅は夜との事。


後で判ったのだが事前に出した郵便がを受け取っていないとの事で、この日この時間帯に我々が訪れる事を把握されて居なかったのである。
原因は…ガ島の場合郵便物は自宅に届くのではなく郵便局と契約した私書箱まで取りに行くシステムで氏はここ数ヶ月PO・BOXのチェックを怠っていたのであった。

結局、ツラギ方面のヘンリー×
レレイ村のマイケロ氏×

困ったものだと村人に名刺を渡し「連絡請う」の伝言を残してホテルに戻るしかなかったのであった。


つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




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