ガダルカナル戦書籍一覧


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903高地の場所の特定について苦戦したのは、自分がガ島全般を把握するガイドではなくローカルガイドの鬼怒川ボーイと共に行動をしていたからだと903高地の慰霊を終え気付きました。

彼は西部戦跡、鬼怒川丸が眠るボネギビーチの管理人ファミリーです。
西部戦跡や地理には詳しいのですが、東部戦跡、中部台地戦跡、山岳地帯については詳しくありません。

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西部戦跡は、鬼怒川ボーイことジョン氏。
気のいい奴、最終日には目に泪を浮かべながらハグされた・・・σ(^_^;)
麦酒・煙草大好きもまたご愛嬌。




エリアが変わればガイドも代える必要があったのです。
それに気付かず鬼怒川ボーイに「903高地は何処???」と聞いていたので、彼は「???」と怪訝な表情をするばかり。

止むを得ずこの日は宿の駐車場で手芸品の土産を売る 暇そうに 時間がありそうな若者に同行をお願いし出発したのです。
2~30品ほどの木彫り手芸品を売るのに三人もの売り子だったので若者も快諾。


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レインツリーB&Bの駐車場でピックアップした青年。
気さくな青年で山登りも率先して案内してくれた。


ただし、彼はガイド歴ゼロ。
ガイドにはガイドの役割というものがあり、戦跡エリアに入ると一番に村の村長ファミリーへご挨拶し"入村料"払わなくてはなりません。
903高地ではそんな事情から村人からイエローカードを戴くことになってしまいました。

ガ島を訪れようとこのブログを参考にされる方へ助言として残します。

北野メンダナホテルさんには簡単な日本語を理解し話すガイドが複数居られます。
料金は高くなりますが、ガ島戦跡全般も把握されているのでジャパーニーズスピーカーガイドへ依頼されることをお奨め致します。

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ガ島全般の戦跡に詳しい、日本語を話すフランシス氏
ガダルカナル慰霊の旅を終えホームページで慰霊の旅を公開されている方々の画像によく登場しています。



ガ島戦史と戦跡を理解され、ガ島の地理も把握されている方は最初に目的地の村長ファミリーを捜し出し"入村料"を支払う。
"入村料"は各村まちまちですが50~100ソロモンドルが相場のようです。

気をつけなければいけないのは、村人はガ島戦史を把握されていないことです。
例えば、勝股治郎氏の遺骨収集記録に頻繁にお名前の出てくるマイケル氏が"見晴台"戦跡を管理されています。
しかし、現地では"ギャロッピング・ホース"という地名なので"見晴台"は何処と聞いても通用しません。
マイケル氏より「"ギャロッピング・ホース"は日本では何と呼んでいるのか」との質問に驚いたくらいです。
マイケル氏には"見晴台"とお伝えしてきたので現在は問題ないと思うのですが・・・

ギフ高地・シーホース・アウステン山はバラナ村の村長ウィーリー氏またはご子息のジョン氏を訪ねられると良いと思います。

自分は鬼怒川ボーイの叔父さんよりご紹介戴いたバラナ村のノニ氏に依頼いたしました。

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各戦跡の村人やガイド氏に配った煙草。
何故かガダルカナルではこの銘柄しか目にしなかった。
一箱20ソロモンドル、道端では煙草の一本売り(着火用マッチ一本付)がよく見られた。
ノニ氏は吸わないのだが・・・息子(推定10歳前後)は旨そうに吸っていた。



村の管理人ファミリーに"入村料"を支払うとオマケで村内を無料で同行してくれるケースもあります。
別途ガイド料金が必要なケースもあるので、各村で要確認となります。

ガイド料金は鬼怒川ボーイの場合一日100ソロモンドル+タバコ一箱+SB麦酒三本でした。
少し払い過ぎた感はありますが、ジャパーニーズスピーカーガイドに比べれば安価だと思われます。


見晴台・ギフ高地・シーホース・アウステン山等、今回の慰霊の旅後半の画像は消え去ってしまったのでご紹介出来ないのですが、ガ島へ慰霊の旅を計画される方へ記録としてこの記事を残します。

以上、ガダルカナル島の戦跡ガイドのついて・・・

ガ島へご慰霊の旅を計画されている方でご質問がございましたら↓までご連絡ください。
tobu23butai@gmail.com
自分の判ることは全力でご協力させて戴きます。



※明日より出張となり5~6日不在となります。
 
つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成23年8月20(土)~9月3日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ38柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
派遣隊の活動の様子を現役大学生フロッグクレーンさんが綴られております。
第二次派遣隊の募集が開始されました。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ





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