ガダルカナル戦書籍一覧


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ガダルカナル島、エスペランス岬、サバウル村病院跡地にて

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal




歩兵第十六連隊(新発田)病院跡地での御遺骨発見・・・




歩兵第十六連隊の御英霊だとすると昭和17年10月(第1・10中隊は11月)上陸以来、丸山道を越え総攻撃に参加され再び丸山道を引き返しクルツ岬第三拠点での持久戦を経て凡そ40kmの道程を杖を両手に歩きに歩いて辿り着いたエスペランスのサバウルで・・・
転進の船を待ちながら果てて逝かれたとは・・・


可能性は低いですが・・・弾頭の無い薬莢が二つ発見したことから考えると
後衛部隊長の松田大佐の命により残置部隊としてセギロ地区に残された宮野隊の将兵(歩くことの出来ない傷病兵部隊・隊長 宮野中尉 歩兵第124連隊第一大隊第一機関銃中隊第三小隊長)が奇跡的に此の地まで来られて米軍の残兵掃討で果てられたか・・・


七十年の歳月を、此の地で戦い続けてこられたと思うと・・・
自分はこの時の感情を表す言葉を持たない。
ただただ頭を下げるのみ・・・






御収骨させて戴いた御遺骨。

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御収骨に協力して戴いたサバウルピープル。

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彼等は御一柱全ての御遺骨を掘り出そうとして戴いたのだか個人では対処の術が無い。
残念ではあるが一部御収骨させて戴いたところで標しを残し埋め戻してもらった。

何故なら・・・
厚生省の方が日本の御英霊であることを確認の上、御収骨し、焼骨が終わって初めて御遺骨はご帰国出来るのだ。
自分の出来ることは日本大使館へ御遺骨を証拠としてお届けし発見時の詳細を報告することまでなのである。
大使館管轄の外務省より厚生省へ連絡が行き次回の厚生省の担当者が同行する遺骨収集団が来るのを待たなければならないのだ。

野口健氏が巻き込まれた空援隊のフィリピン御遺骨収集「ボーン(遺骨)ビジネス」事件が状況をさらに厳しくしている。
御英霊には誠に申し訳なく、さらには言い訳がましくなってしまうのだがこれが現実なのである。


サバウル村の村長ポール氏。
御遺骨発見に感謝する自分へ笑顔で対応して戴いた。

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ポール氏はサバウル村にゲストが来た時のため「にゲストハウスを作った」。
「今度来た時には是非泊まってくれ」と言って戴いた。
次の機会があれば是非泊めて戴こうと思っている。

サバウル村のゲストハウス。

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御遺骨はサバウル村の川から引いていると思われる水道をお借りして洗骨の上、この時一番相応しいと思われた靖国神社の白い袋へ納骨させて戴き、後日日本大使館へお届けさせて戴いた。


昨日の第二師団御慰霊碑でのスコールが無ければ素通りしてしまった筈のサバウル・・・
今朝突然「ここがサバウルだ」と案内されて・・・
奇しくも長谷川さまの部隊の病院跡地で・・・


帰国後も自分の出来る事は少ないが御遺骨収集関係者の方へ連絡を取りながら、一日も早く厚生省の遺骨収集団がサバウルの地へ訪れる事を今も祈念申し上げている。


サバウルのビーチから望むサボ島
このビーチからやつれ果てた将兵が舟艇に乗り込み駆逐艦へ乗り換えブーゲンビル島のエレベンタへ引き上げていったのである。

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サバウルの少年。

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サバウルの皆さま有り難うございました。






ブログニックネーム【勇一三〇二】の由来

仙台第二師団は勇兵団と呼ばれました。
以下、勇兵団歩兵連隊の防諜部隊名
歩兵第四連隊(仙台) 【勇一三〇一】
歩兵第十六連隊(新発田) 【勇一三〇二】
歩兵第二十九連隊(会津若松) 【勇一三〇三】

自分は幼少の頃より新発田の招魂社を遊び場として育ちました。
ガ島戦を研究するのも、このブログで記録を残すのも新発田で育ったことが大きな理由です。
ブログニックネームはその新発田連隊の防諜部隊符号を使わせて戴いております。


つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。

新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。

平成23年8月20(土)~9月3日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ38柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
派遣隊の活動の様子を現役大学生フロッグクレーンさんが綴られております。
第二次派遣隊の募集が開始されました。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




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