ガダルカナル戦書籍一覧


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岡部隊(福岡歩124連隊第二大隊・連隊本部)の航行要図。

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小島正一氏の著書「裂帛のいのち」・「そして生きた」の中には昭和17年9月4日黎明マングローブの陰に隠した舟艇と部隊は米軍の空襲を受けたとある。

その際舟艇の半数が破損・沈没し戦傷死者が続出、舟艇が足りず沈没を避けるため約三十名の戦友を残しガ島へ向った。
その後舟艇がガ島へ無事上陸できるかも判らぬ状況に、行くも地獄、残るも地獄、この時の惜別は今も小島様の瞼に焼きついてる。

杉江勇氏の著書「福岡連隊史」であったと思うが、この三十名の戦友の救出に一度だけ駆逐艦が出動しているが発見に至っていない。
戦後も戦友会の捜索は続き三十名の戦友はニュージョージア島で豪州の沿岸警備隊の率いるソロモン民兵部隊と交戦の上、散華されたと判明したらしい。
語尾をボカして記述するのは甥っ子に「福岡連隊史」を貸してしまい手許に無く確認出来ない為で、至極残念である。


さらに小島様はガ島500メートル手前でまたもや米軍機の発見するところとなり飛行機からの掃射を受け戦友を失っている。
大型発動艇の積載時最高速度は時速約14km、あと400、あと200、あと70と銃撃に晒されながら小銃と機関銃で応戦した。
戦死者を出しながらのガ島上陸。
それが此処マルボボである。



西部戦跡の最西端マルボボビーチを右から左へ

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画像中央の島影が岡部隊最終泊地のラッセル諸島。

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マルボボビーチにて御慰霊。
岡部隊の御英霊に御冥福をお祈りする。

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つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。

新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。

平成23年8月20(土)~9月3日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ38柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
派遣隊の活動の様子を現役大学生フロッグクレーンさんが綴られております。
第二次派遣隊の募集が開始されました。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




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