ガダルカナル戦書籍一覧


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日本語を話すというガイドさんとの待ち合わせまで時間があるのでホニアラの中心部をマタニカウ川まで歩いてみる。
ソロモン政府・豪州大使館・日本大使館等が並ぶソロモン諸島の中心部だ。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

昭和十七年八月七日、米軍がガ島上陸飛行場占領時。
日本海軍警備隊は、このマタニカウ川左岸に布陣し米軍の進攻を阻止したポイントです。
一木・川口両支隊の飛行場奪還攻撃が頓挫した後、第二師団のアウステン山迂回総攻撃の際、歩兵第四連隊・戦車第二連隊等がこのマタニカウ川を越えて迂回総攻撃に呼応し渡河攻撃を行いました。
このマタニカウ川河口付近には日本軍の戦車が眠っているはず。

そのような事を考えつつ歩を進める。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

走る車の90%以上は日本車である。
有難いことに日本と同じ左車線通行。
流石、元大英帝国保護領である。
現在は英連邦王国の一国。

ちなみにソロモンの硬貨は総てエリザベス女王の肖像である。
左上1ソロモンドル 右上50ソロモンセント
左下20ソロモンセント 右下10ソロモンセント
(円→SD 1ドル 約15円   SD→円 1ドル 約11円)

日本もこのような形での大東亜共栄圏を目指したのかも知れない。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」考えされられる言葉だ・・・

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal


ハイエースは路線バス。
距離に拘らず一回3SDで約45円。
フロントガラスに行き先の張り紙を貼り付けている。
ハイエースの周りにはいる人達は乗客で山手線のように頻繁に走っており時刻表は無いようだ。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal


ここであることに気付く。
東南アジアや中国等では自転車やオートバイが道に溢れているが・・・
一台も目にしない。
どうもソロモンピープルの移動手段はバスか徒歩のようである。
レンタルバイクかレンタル自転車で御慰霊に廻ろうとという節約移動作戦に暗雲が垂れ曇る。

暫く歩くと大きめの橋が視界に入る。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

徒歩時速約4キロで約10~15分。
マタニカウ川である。
メンダナホテルさんからマタニカウ川の間は日本軍将兵の血と命が染み込んだ地帯。
当時の状況を歩兵第四連隊戦闘要図で見てみる↓のような位置である。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

橋上よりマタニカウ川河口を望む。
遥か洋上にツラギの島影が・・・
戦車第二連隊より派遣された独立戦車中隊の残骸が河口どこかに眠っているはず。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal


橋上より上流。
上流へ向かって右岸が日本軍、左岸が米軍という配置となる。

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

画像だけを見れば何の変哲もない異国の風景であるが、ガ島戦を振り返りながら見ると万感の想いが湧いて来る。

この地で散華された御英霊は戦局不利も知らされず、今まで通り「闘えば勝つ!!」と信じて散って逝ったのである。

つづく

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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。

新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。

平成23年8月20(土)~9月3日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ38柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
派遣隊の活動の様子を現役大学生フロッグクレーンさんが綴られております。
第二次派遣隊の募集が開始されました。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ




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