GTYのブログ(熱血高校教師のブログ)

GTYのブログ(熱血高校教師のブログ)

熱血高校数学教師のブログ。今まで多くの失敗や挫折をしてきた現役教師の生き方や考え方を伝え、教育を通して世界を豊かにしていきたい。そして日々向上心をもち、自らが学び続けていきたい。不器用な私だからこそ分かった人生の方程式。

Amebaでブログを始めよう!

2018


生徒の人間関係の問題や私が厳しいと言い不登校になる生徒が次々と現れた。



まず、1学期の中旬から頭が痛いと不登校だった生徒Aがいた。Aは、1年次まではある程度登校していたが、私が担任になってから1週間ほどして頭痛を訴えるようになった。




A1年の後半から課題をほとんどしなくなり、腰が痛い、副鼻腔炎で頭が痛いと休みがちになった。私はその時は担任でなかったためあまり指導することは無かったが、どう見ても課題をしない言い訳に見えた。




Aは、6月を境に、ほとんど学校に来なくなった。Aの両親が学校に来て私と面談をした。その時、Aの両親から言われた言葉は


「私の子供は、中学生まではほとんど学校を休むことが無かったが、高校になって学校を休みがちになった。」

「この学校は宿題が無いと聞いていたが、宿題があるのか?」




私は以前、宿題が他校に比べて少ないと言った事はあるが、今どき宿題がない進学校なんて存在するのか?



保護者は、ある程度学校に協力してくれるが、自分の子供が不登校になると、手の裏を返したように学校の不満や苦情を言ってくる。



Aの母親もAの事で精神的に悩んでいると聞いた。


その後、Aは別の高校に転校して言った。



続いて2学期に私のクラスの2人目の生徒Bが転校していった。課題をほとんどしない生徒だった。私が課題の話を持ち出すと、一切無言。なぜ何も言わないのかと言うとBは過呼吸になり、私が保護者を呼ぶ事が度々あった。



その保護者も最初は私に協力的であったが、不登校となってからは私に文句を言うようになった。



そして、ある日Bの両親が学校に来て、Bを通信制の高校に転校させたいと言い、Bは転校していった。



今まで当たり前のようにしていた事がことごとくうまくいかなかった。


そうしているうちに、私のクラスの生徒Cが前担任にクラスのある生徒から嫌がらせを受けているとメールをしてきた。そして学校を休みがちになった。


続く