ここ数年,PlayStation 3やXbox 360といった家庭用ゲーム機が,着実に売り上げを伸ばしてきたこともあり,FPSというジャンルのゲームが“普通のゲーム”として,日本でも遊ばれるようになってきた。最近では,ワールドワイドで驚異的な売り上げを記録した“映画のようなFPS”,「コール オブ デューティ モダン?ウォーフェア2」( / )の成功が記憶に新しいが,一口にFPSといっても,そのプレイフィールはさまざまだ。今回紹介する「OPERATION FLASHPOINT DRAGON RISING」( / )は,ある意味“癖のある”FPSだと言える。 OPERATION FLASHPOINT DRAGON RISINGの舞台は,日本の北方,樺太沖に浮かぶ架空の島“スキラ島”だ。海底に眠る天然資源の利権を主張し,スキラ島への侵攻を開始した中国軍と,同様に権利を主張するロシア軍との間で戦いの火ぶたが切って落とされる。プレイヤーは,ロシアを援助するアメリカ軍海兵隊の兵士となり,中国軍と戦うことになる。 ……という設定自体は,戦争物FPSとしては別段珍しいものではないが,本作ではプレイヤーが部隊長として,部下に命令を出すことができる。これは「レインボーシックス ベガス」のようにシンプルなものではない。移動を始め,威嚇射撃,援護射撃,拠点防御,建物襲撃,乗り物の使用などなど,その内容は細やかで多岐にわたる。 プレイヤーは,戦況を的確に判断し,それに応じた指示を出して部隊を運用し,勝利を目指していくのだ。ステージによっては(あるいは戦術によっては),自分自身が一度も発砲することなくクリアすることも可能というところは,本作の面白い部分と言えるだろう。単純なプレイヤースキルを磨くことも大事だが,本作を楽しむためには,部隊長としてのリーダーシップ,戦術手腕も不可欠なのだ。 ※本稿で使用しているムービーは,筆者のフレンド達に許可を得て撮影/掲載したものです “リアルな戦場”に,派手な演出は必要ない このゲームをプレイしていると,ほかのゲームと極端に異なる魅力に気づく。それは,本作のリアリティが生む,呼吸を忘れるような緊張感だ,メイプルストーリー RMT。 たとえば,どこからか攻撃された敵は,伏せたり隠れたりする。棒立ちのまま撃ち合いをする敵は一人もいない。被弾による出血をすぐに止血しなければ,最終的には死に至る,maplestory RMT。もちろん,止血したところで怪我が治るわけではない
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