はっすんのつれづれ書評ブログ

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 はっすんが,読んだ本や日常生活の中で起こった出来事について感じたことや思ったことをつれづれに語ります。

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 予知夢から先に読んじゃったけど,こっちが第一弾でした。

 草薙と湯川のコンビのかけあい?が最高におもしろい。


 ミステリーの内容もそうだけど,話の進め方が,展開が一編一編違うので,読んでいるこちらも意表を突かれて新鮮である。


  

 サブタイトルにあるように、長谷川理恵さんの「走る。食べる。キレイになる!!」実践例が紹介されている。


 健康でいることがきっとキレイになることに通じるだろうし、そのためには、しっかり食べ、しっかり運動することが大切!!ってこと。


 わかっていることなんだけどねえ。なかなか。


 でも、おしゃれグッズやおすすめ料理レシピも紹介されていて、見ているだけでも楽しい気分になった。

 ジョギングをはじめて、2年目に入った著者のジョギング履歴、大会参加道中のいろいろなことが紹介されている。まだまだ、大会に参加したことがないけれど、おもしろく読ませてもらった。


 マンガで読んだ後、写真が掲載されているのも、その地その時の状況がよりわかりやすくなっているような気がした。

 ジョギングやマラソン雑誌をいろいろ読んでいるけど、その中のいろいろなことが、この本を読んで整理された感じがした。


 おすすめコースも紹介されていて、いつも走っているコース以外も走ってみたくなった。

 村上龍さんの作品で,こんなラブストーリーは久しぶりのような気がする。


 香奈子さんとの関係がどう始まり,どのように進んでいったのか,そのときの主人公のケンジの気持ち,ほんとに丁寧に描かれている。


 また,その心理の分析が,現代の人間心理について,鋭い指摘をしていると感じた。


 純粋なラブストーリーとしても楽しめたし,作者の現代を切り取る視点も感じることができて,読み応えがあった。

 天才物理学者,湯川学がおもしろい。


 探偵ガリレオを読まぬまま,第2弾の本作を読んでみたが・・・


 短編で展開が早いがそれも心地良い。


 本当に少ない情報の中からこれだけのものを導く・・・湯川がすごいと思う。


 映画やテレビドラマの影響で,どうしても福山雅治と重ね交わせてしまうのだけど,まあ,それもいいか。

 自分の高校生活と重ね合わせて読んだ。


 重松さんの作品は,どれも,自分のこれまでの経験や現在の自分と重ね合わせて,それを想像しながら読むことができるなあって感じる。


 解説には「かっこ悪い青春」を描ききった・・・と書かれているが,まさしくその通りだと感じた。

 今回は,あの加賀刑事が登場する。


 とはいっても,私はこれまでに,加賀刑事が登場するのは,「赤い指」しか読んだことがなかった。


 ミステリーとともに,加賀さんの恋の行方にも注目できる話だった。


 加賀刑事シリーズもまだまだ読んでみたいと感じた。

 妻や義兄との関係


 近所で出会った少女,そして,本田さんや間宮さんとの関係


 何だかそれぞれの話がバラバラに進んでいく感じであるが,それが今後どうつながりあっていくのかが楽しみ。

 第144回芥川賞受賞作品。


 タイトルの「きことわ」は、主人公である二人の女性・・・


 貴子と永遠子からとられたものであろう。


 ふしぎな時間の流れ方。


 これを読んでいる間の時間もそんな感じがした。