ブログ移転のお知らせ

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突然ですが、ブログを移動します。

Stay Hungry, Stay Foolish
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決める!

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年始から、今後のキャリアパスについて悩み始めている。


大学院を卒業し、今の仕事を始めて、早1年半。

さすがに自分の仕事に慣れたので(まだまだ至らない点は多いが・・・)、周りを見る基盤ができてきた感じ。


とりあえず、1つのステップを踏むのは3年を基準にしている。今の会社に留まる、留まらないに関わらず。


今ある選択肢としては

①MBA

②Ph.D in Systems Engineering

③転職

④今の会社でマネジメントを目指す


①とか②だと、準備時間が相当かかるので、今から準備しないと後1年半で具体的な行動に移れなくなる。しかも①と②どちらを選ぶかで、その後のキャリアパスの可能性が大きく変わる。

というわけで、いろいろ考えているわけです。

将来的にやりたいことは決まっているのだが、それをやり遂げるにはどういう人材になっている必要があるのかが、いまいちつかみ切れていない感じ。


ちなみに今の会社のマネジメント層はみなMBA持ちなので、MBAに行くのは賛成派(すでに相談済み。すごい風通しがいいのか?それとも少人数のため、いきなりやめられると困るから話を聞いてくれるのか?・・・)。


1月末まで決めるつもりがダラダラと今2月末だ・・・

3月末までには決めるとしよう。ここに宣言。

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Systems Engineering

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仕事で非常に忙しいのだが、とても楽しみにしていた授業に出席してきた。

慶応大学でやっている無料講義 で、Systems Enigneeringにフォーカスした授業だ。

この授業を受講しようと思った理由は3つある。

①知識のブラッシュアップ
そもそも自分がアメリカの大学院でお勉強したのはSystems Engineeringの次世代航空宇宙システム概念設計への応用。しかし、大学院を離れてもう1年以上経ち、知識も忘れつつある・・・

②仕事での応用

自分が今の会社に入ったのは、大学院で勉強したSystems Engineeringのフィロソフィーとツールを応用できるコスト適正化手法が会社内にあったからだ。海外でその手法を使ったプロジェクトは多数存在するのだが、日本ではなかなかそのようなプロジェクトがない。そのため、会社の人もその手法を良くわかっていないので、このSystems Engineeringを学ぶことで多少なりとも知識的な補充になると考え、社内でもこの授業をとるようにアナウンスしていた。そうすれば、セールスもしやすくなり、自分もそのようなプロジェクトに関われるチャンスが増えるかもれない。

③講師

そもそも、今回の講師、MITの航空宇宙学科のDr. de Weckは自分が留学を考えていたときの「一緒に研究をやりたい教授TOP3」の一人だったのだ。そのときはメールも送って、興味がある旨を伝えていた。しかしながら、最終的にはTOEFLの点数が足りず、出願自体を取りやめたわけだが・・・。

だから、どうしても、この教授の授業を受けてみたかった。どんなに仕事が忙しくても休日出勤してでも、この授業には出ようと心に決めていた笑



3日間のコースで、真ん中1日は仕事で出れなかったけど、とても面白かった。
内容的には、アメリカの大学院の3つの授業を3日間でやるので、非常にインテンス。
しかし、アメリカの授業らしく、受講生を巻き込んだディスカッションをところどころ行い、聴講者の意識を授業に集中させていた。

最後日には参加者でのディナーがあった。せっかくなので、仕事の電話に対応しつつも、ディナーに出席した。

Dr. de WeckとStanfordの日本人教授、慶応大教授、JAXAの職員と自分というなんとも場違いな感じでしたが、大学教育、大学制度、国の施策、海外での大学制度など、JAXAの現状など、非常に興味深い内容でした。それに、ようやくDr. de Weckとゆっくり話すことができ、かなりテンション上がりました。自分のいたラボの話、彼のPhDの話、将来の話など。非常に示唆に富むいい話が聞けたと思う。そして、極め付けには、自分がPhDに興味があるとも話してしまいました。これでMITでPhDをやるというオプションが現実味を帯びてきたかも。

ちなみに来年からSDMというコースを開設するとのことで、今回の授業はそのためのプレ授業といった感じ。Dr. de Weckも授業を受け持つようです。


SDMは日本で始めて本格的なSystems Enginerringが学べるコースです。教授陣も興味深い。

とくに手嶋龍一氏。かの911同時テロの時にワシントンからずーっとNHKでアナウンスをしていた記者です。今は物書きとしても売れてますね。

なぜ、手嶋氏が面白いかというと、彼の著作でもでていますが、インテリジェンスに精通しているという点。インテリジェンス情報自体が面白いわけではなく、インテリジェンス的思考回路を学べる可能性があるという点が面白いなと思う理由。なぜかというと、Systems Engineeringでは、顧客やエンジニアからのさまざまな情報からあるひとつの意味のあるモノを作り出す点において、インテリジェンスの混沌とした情報からひとつの意味を見出すという点に多くの学びがあるだろうと思うのです。

ご興味のある方は下記へ。

慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

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お願い

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自分が記事を寄稿したメルマガ「海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継」が"まぐまぐメルマガ大賞"にノミネートされたようです。このメルマガに関してはブログでも何度か取り上げました< >。


なんでもこの大賞で上位に入ると、書籍になったりメディアで取り上げられる可能性が非常に高いとのことです。

海外への理系大学院留学を広く認知させ、若い人たちの可能性を広げるためにも上位に食い込みたいですね。


というわけで、皆様の一票をお願いします。


こちらから、http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/

教育・研究部門で、

海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継

下の方にある総合大賞でも、
- 海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継
- マガジンID:0000220966
- 感想(ほんっと簡単な一言でOK!)
- メールアドレス (抽選で、賞品が当たります!)
と記入して、貴重な1票を入れていただければ幸いです。


ちなみに投票締め切りは12月10日(月)10時30分です。

なかなか忙しいです

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木  :名古屋

金  :大阪

土・日:研修セミナー(東京)

月  :熱海

火  :オフィス(東京)

水  :筑波

木  :大阪

金・土:おっ、連休♪

日・月:富山(準備+前泊)


以上、最近のスケジュールでした。


12月も引き続き突っ走ります・・・

バースデーパーティー

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先日、ある人のバースデーパーティーに招待された。

その人は以前うちの会社で自分と同時期にインターンしていた東欧出身の女の子。現在は日本のとある名門大学の大学生でもある。そんな彼女から会社の人全員を彼女のバースデーパーティーに招待してくれた。実は昨年は会社でサプライズバースデーパーティーをやってあげていた。

さて、今年は彼女から招待されたわけだが、案内のメールを見ると、なんと麻布十番のモンスーンカフェを貸しきってのパーティー。いったいどんなパーティーをする気なのか!?久しぶりに海外バリのパーティーの予感。

行ってみると、実は4人合同のBDパーティーだということ。総勢100人以上来ていた。中にはパーティーの趣旨を知らずに、パーティーがあるからというだけのパーティーガールも・・・。それでも、元インターンの子は真っ赤なドレスを着ており、主役張ってました。大関の琴欧州も途中から登場。同じ東欧つながりということらしい。

会場は明らかに外人がマジョリティー。日本人は少ない。少ないうえに皆英語での会話なのでなんか東京にいるのに異様な空間。何人かと話しをしたが、こういうところには同じ種類の人間が集まるのだろうか。ある人曰く、誰と話しても5人くらい知り合いの名前を挙げると相手と共通の知り合いが出てくるらしい(残念ながら自分はそんなことはなかったが)。外資系の人はかたまりやすいのは確かなのかもね。

2次会は西麻布のクラブで朝まで飲んで踊って。いままで彼女のマジメな部分しか見ていなかったので、こうやってセクシーに踊って遊んでいるのを見て、彼女には華があることに気づいた。

Part1は研究内容の紹介でした。

Part2ではなぜ留学をしたのか?に関してです。



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なぜ日本でなくアメリカの大学院を選んだのか?

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「キミは大学院をアメリカでやることになるよ」


高校を卒業する頃の自分にこう言ったら、まったくのジョークだと受け取る
だろう。なにしろ、中学の英語の成績は5段階表示で2。クラスで最低点を
争っていた(笑)。高校では多少ましにはなったけれど、英語に対する苦手
意識は変わらず・・・。そんな当時の自分が「留学」なんて本気で思うハズ
もない。


でも、実際、アメリカの大学院に留学したわけだ。何がそれほど私を留学に
導いたのだろうか?


実は私は大学の再受験をした。そのときはもちろん日本の大学に。再受験前
の大学は航空宇宙工学ではなかった。しかし、航空宇宙工学を勉強したいと
いう思いを抑えきれなくなり、航空宇宙工学を学べる大学を再受験した。


まず、第一のキッカケはその再受験前に通っていた大学での友人の言葉。
その大学は語学が強く、留学生や帰国子女が多いことで有名だった。


「お前、再受験で英語勉強してんなら、TOEFLでも受けてみたら?俺は留学
しようと思って受けようと思ってんだけどさ。」


そんな何気ない彼の言葉が自分を英語に対して本気にさせた。別に留学を
考えてはいなかったのだが、TOEFLを受験するために英語を勉強し続け、
さらに語学留学などを通して、極度の英語コンプレックスを若干克服する
ことができた(ような気がする)。


2つ目のキッカケは研究内容。これが無くてはそもそも留学したいとは考え
なかった。


私の専攻は航空宇宙工学。つまり、ロケット、衛星、飛行機などについて
学ぶ分野。スペースシャトルに代表されるように、一般の方でもすぐにアメ
リカが最先端だとお分かりになるだろう。それほど、アメリカの航空宇宙
工学は進んでいるイメージがある。無論、私もこのイメージを持っていた。
だから、アメリカで勉強することには、ある程度の憧れがあったことは確か。


航空宇宙というのは私を支える大きな柱である。上にも書いたが、航空宇宙
工学を学ぶために再受験までした。大学に入学し、航空宇宙工学を学び始め、
最初はワクワクしていてとても興奮していた。しかし、学年が進むにつれ、
日本でできる航空宇宙工学に疑問が生じてきた。


大学で学年が進むにあたって、研究室を選ばなくてはいけなくなる。この
とき、自分にはとても興味の沸く研究室がなかった。このころ研究内容に
対する自分の思いとしては、個々の領域(空力、構造など)に制限されず、
もっと大きな枠組みでやりたい、しかもできれば、エコノミックの要素も
入れたことをやりたいと漠然と考えていた。


そのころ、ある1つの講義を取っていた。「航空宇宙システム設計」という
もの。授業自体は講師がOHPに資料を写しながら話しているだけで、眠たく
辛かったが(失礼!)、取り扱っている内容が面白かった。で、気づいた。
「システム」がキーワードだと。


改めて、自分の大学、さらには日本国内の大学の研究室を調べてみたが、
しっくり来るものがない。それで、有名どころのMITのホームページを見て
みるとあるではないか!!さらにいろいろな大学を調べていくと、アメリカ
の大学院には自分のやりたいと思っていることをやっている研究室がいくつ
かあることがわかった。その中でも、Georgia TechのASDLという研究室が
特に、自分の興味に近そうだった。


その後、留学には莫大なお金がかかるという事実に気付いた。しかし、
ちょっと調べてみると、大学院生はRA(Research Assistant)として働く
ことにより、アメリカのバカ高い授業料が免除になるばかりか、日常生活の
できるほどの給料まで出るというではないか!これが3つ目のキッカケ。
最後の一押し。


英語に対するコンプレックスが薄れていたところに、研究内容の面白そうな
Labの発見、そして金銭面の解決策もそろい、留学という選択肢に踏み切った
のでした。

(もうずいぶん前ですが)9月の頭に自分の書いたエッセーがメルマガとして配信されたので、(もう遅いですが)こちらに紹介しておきます。


投稿したメルマガは『海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継』というカガクシャ・ネットワークが発刊しているものです。カガクシャ・ネットワーク とは

2000年にメーリングリストとして発足した、理系の大学院留学生・卒業生とそれを目指す人のネット上の集いです。ネット上のみに終わらず、実際の人脈作りにも役立ってきています。現在、現役の留学生60人以上を含む、約210人が参加。幅広い地域の大学・研究機関で、様々な分野に研究従事する人たちが集まっています。

という団体で、メルマガは

アメリカをはじめとする海外の大学院で学んだ我々27人のサイエンティストの卵が、さまざまな研究分野での最先端の情報を分かりやすく紹介して、2週間に一度お届けします。

という趣旨の下、発刊されています。


ご興味がありましたら、メルマガへのご登録をお願い致します。



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夢とロマンから現実へのシステムを作り出す ~ 航空宇宙学

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航空宇宙といえば、夢とロマンを掻き立てます。工学を志す人なら一度や
二度は、飛行機やロケットを見てかっこいいな~、と思ったことでしょう。
常に最先端を走り、その成果は社会に対してとてもインパクトがあります。
日本でも2006年の初めには探査船のはやぶさの動向がマスコミでも取り上
げられ、さらにはH2A・2機を含む国産のロケットが、1ヶ月間に3機も
宇宙へ打ち上げられました。日本のロケット及び衛星の技術力は、間違い
なく世界のトップクラスです。


航空宇宙界では忘れてはならない存在があります。それはアメリカ。20世紀
以降アメリカはNASAを筆頭に、常に世界の航空宇宙をリードしています。
例を挙げればきりがありません。

月着陸を果たしたアポロ、宇宙の神秘を解き明かすために宇宙に設置された
ハッブル望遠鏡、ついに太陽系を抜け出したボイジャー探査船、日本人宇宙
飛行士も搭乗したスペースシャトル、国際宇宙ステーション、世界を飛び交
うボーイングの旅客機、世界を圧倒させる最新鋭の戦闘機およびミサイル
などなど。さらには、人類を2020年までに再び月に、そしてさらに火星へ
送るという壮大なプランをブッシュ大統領が発表しています。

これらの航空宇宙の成果は、さまざまな形で私たちに恩恵を与えています。
旅客機があるために、速く安全にどこにでも海外旅行にいけます。ロケット
が衛星を打ち上げ、衛星が通信してくれるおかげでカーナビで位置が分かっ
たり、衛星放送が見れたりします。宇宙での実験によってエイズやがんの
治療に有用な物質が開発されています。各惑星に飛んだ探査船が惑星を調査
し、私たちの好奇心を満たし生活を豊かなものにしています。

もっと身近な例では、NASAが開発した素材を利用した枕とかもありますね。
別の方面から見ると、世界最速の列車、新幹線は多くの元航空宇宙のエンジ
ニアが開発に関わったそうですし、1980年以降、金融派生商品(ディリバ
ティブ)が急速に発展したのは、ロケットサイエンティストが金融業界に
大量に流出したからだと言われてます。

ではいったい、航空宇宙という学問は何なのでしょう。

航空宇宙は総合学問です。ありとあらゆる分野が密接に関わってきます。

まずは航空機であれ宇宙機であれ、機体を作るための分野があります。航空
宇宙工学です。機体周りの空気の流れを分析する流体工学、機体の構造・
材料を設計する材料・構造工学、機体を制御する制御工学、飛ばすための
エンジンを作る推進工学など。機体は多くの電子部品で構成されています。
そのため、電気・電子工学も必要です。そして多くはコンピューター制御
ですので、プログラミングも必要です。エンジンの燃料や機体の材料も突き
詰めれば化学です。さらには、宇宙は地球とは異なる環境ですので、生物学、
医学も関わってきます。

つまりどの分野であれ、最先端の研究をしていれば航空宇宙の分野になって
しまうのです。もしあなたが将来、航空宇宙分野にかかわりたいと考えてい
るのであれば、純粋に航空宇宙工学を目指すという選択肢以外にも、道は
多くあるのだということを知っておいてください。

そんな航空宇宙分野の中で、私は次世代・航空宇宙システムの概念設計法に
ついて研究しています。

航空機のデザインと聞いてどんなことを想像しますか?デザイナーが考える
ような航空機のフォルムのデザインでしょうか?それとも技術者が大きな紙
に描かく機体の精密な設計図でしょうか?CADを使ったコンピュータ上での
設計でしょうか?

私たちがやっている「デザイン」はそのどれとも違います。私たちはアート
的なデザインや、詳細な設計図を書くためのデザインを追及しているのでは
ありません。端的に表すなら、製品サイクルの最上流に位置する「製品企画」
といえると思います。そして、Object(物体)そのものに注目するのではなく、
Function(機能)に視点をおきます。ある製品(航空機や宇宙船など)を
作るときに、どんなことを実現する必要があり、その実現のためにはどんな
機能が必要で、それらの機能を得るにはどんな選択肢(技術)があり、どの
組み合わせがどういった理屈により一番最適なのかを、判断する方法を探っ
ています。これはまさに、システムエンジニアリングの視点を持った製品
企画なのです。そしてこの一連の作業は、どうやって夢を現実にするのかと
いうことなのです。

私たちの対象は物理的に存在するものだけではなく、システム全体に及び
ます。航空機や宇宙機といったハードのみならず、それらを含んだシステム
全体、あるいは政策や研究開発費の配分などのソフトなものまで。私が関
わったプロジェクトでは、新技術を導入した旅客機の設計、利益を最大にす
る旅客機製造戦略、米海軍の次世代電気戦艦の設計環境の設計、日米欧の
航空技術の最新研究開発動向、旅客機の需要予測など多岐に渡ります。これ
ら以外にも、研究室では独自の設計法をミサイル、軍事戦略、UAV (Unmanned
Aviation Vehicle/無人航空機)など様々な対象に応用しています。

具体的な研究内容としては意思決定法です。システムの目的に対して最適な
ものをどのように選び出すのか?ということです。

現在の世の中は、ひとつの基準で物事を決めれるほど単純ではなくなりまし
た。コストが最も安ければ常にいいのでしょうか?性能まで犠牲にできる
ほどコストを安くすることはできません。しかしその境というのは微妙です。
どこで妥協するべきか明確ではありません。

性能、安全性、製造過程、メンテナンス、環境への対応、廃棄時の影響、
コスト、法律などあらゆることを考慮して、誰にでも分かる明確な基準で
判断する必要があります。あらゆる知識をデザインの初期段階に集約するの
です。さらに、デザインの初期段階ですべての面で完全な知識が得られる
わけではありません。そのために確率的に物事を考えていくという事も行
なっています。そのような考え方を反映できるツールを創り出したり、
それらを他の対象に応用したりしています。

この次世代航空宇宙システムの概念設計という分野は、日本では行なわれて
いないどころか、アメリカにおいても特殊な研究分野であり、近年注目を浴
びているようです。その証左として、所属している研究室、Aerospace
Systems Design Laboratory(ASDL)、の規模の大きさがあります。
なんと大学院生だけで150人も在籍しており、私の同学年だけでも40人も
います。しかも、彼らのほとんどがResearch Assistantとして学費免除
+給料を受けながら研究をしています。これは大勢の学生を雇うことができ
るほど研究資金が潤沢に研究室に流れてくる、つまり、政府研究機関や企業
などのスポンサーが、それだけこの分野に興味を持ち、研究費を提供するに
値すると考えているということです。

研究室としても、年に一回、全米の航空宇宙関連機関のプロジェクトマネー
ジャー50人程を招待し、2,3日に渡り研究成果を発表しています。彼らを
研究室のアドバイザーとして研究の方向性を議論したりもしています。学生
のインターンやリクルートも活発です。アメリカは明らかにシステムという
考え方に注目しています。

システムという考え方は今後の日本にとっても重要になるでしょう。日本は
科学技術立国として世界に君臨してきました。日本は非常に細分化された
特定領域の研究開発においては、とてもすばらしい業績を残しています。
それは世界の流れに沿って研究開発を行なう分には効率的に働きました。

しかし、今後、欧米のように日本からも未来の道筋を示しながら、宇宙開発
に代表されるような巨大システムを構築していくには、個々の技術開発と
いう視点を抜け出し、システムで考え、高い位置から物事全体を見る視点が
必要になるでしょう。私もこのような考え方を学んだ者として、将来的には
日本の航空宇宙産業の更なる発展に、微力ながら貢献できればと願っていま
す。

中国出張

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前回のエントリーに書いたとおり、中国出張に行ってきました。


水曜の最終便で成田からまずは上海に飛ぶはずだったのだけど、例の台風のおかげで自分たちが乗るフライトのみキャンセルとなってしまい、あまり感じは良くないスタート。この日は午前中は都内の某印刷会社の工場見学があり、結構ばたばたして忙しかった(この工場見学のおかげで日本と中国の工場の差がはっきりと認識できたのだが・・)


木曜日のフライトで上海入り。上海の中心地のホテルへタクシーで向かった。その道のり、上海の中心地に向かうにしたがって高層ビルが立ち並び、中心地はこれでもかというぐらいにパチンコ屋よろしくネオンがド派手。ホテルにチェックインしてから、上海オフィスに挨拶。そこでとあるツールの説明を受ける。これはふつうに日本でも使えそう。上海オフィスはフランス人と中国系ドイツ人が仕切っていて、今回はフランス人がオフィスで説明してくれた(ドイツ人のほうは台風のおかげで出張から帰って来れずだったらしい)。オフィスに着いたのが夜の8時とかだったので、説明もそこそこにディナーへ。上海では有名な外国人街に連れ出してもらい、フュージョンの中華料理を食べ、その後バーで飲み・・・。ホテルに戻るともう夜中の1時。その後、上司がマッサージ(普通のやつね)に行くというので、自分も行くことに。1時間の全身コースを試してみた。力の強そうな女性が出てきて、これまた痛いこと。マッサージされなれていない腕とか太ももとかは特に・・・。ホテルに帰るともう2時を過ぎてた。


上海

翌日金曜日は2社の工場見学。朝7時30分にフロント集合。明らかに寝不足。工場までの移動時間がゆうに1時間とか2時間あるので車の中でしばし寝る。工場は2社とも中国資本のパッケージング工場。広い敷地の中に印刷機械が並んでいた。そこに低賃金で雇われた単純労働者が作業を行う。これが中国の競争力の源泉。明らかに中学卒業程度の労働者もおり、複雑な心境。この日訪問した2社は大手と中堅の規模の2社だったのだが、工場設備や機械での違いは明らか。日本と比べるとその差はまた鮮明。気になるのは品質管理に対する認識。不良率30%はざらの模様。


2社の工場を視察後は上海の空港まで戻り、そのまま香港へ飛行機で移動。香港では以前仕事で付き合いのあったパッケージング工場の社長が空港まで出迎えてくれた。ホテルに着くともう0時を回っていた。またマッサージに行こうという話があったが、もう閉まっているとホテルのフロントに宿され本日は御開き。でも、部屋でちょっと仕事・・・。


次の日は朝7時30分に集合。昨日出迎えてもらった社長のオフィスでしばし歓談。社長の趣味の音楽スタジオを見せてもらった後、内陸の工場へ向かった。昨日の工場に比べると小さな工場で近代的とは言いがたい。午後から別の会社を訪問する予定でそちらの人と昼食を食べる予定だったのだが、昨日飛行機が遅れて一緒にディナーを食べれなかったため、半ば強引に高級ホテル内の中華料理レストランに連れてかれ、昼食をいただいた。いいとことなので確かに旨い。

ほんと中国人(香港人)のホスピタリティーはすごい。行く前からホテルの手配、移動の手配などしてくれようとする。どこ行っても、ご飯を一緒に食べて、支払いは彼らが払おうとする。訪れれば御土産が必ずといっていいほど、これでもかというほどのものが出る(その代わりこちらもそれなりのものを用意しなければいけない)。そういう文化なのだそう。

さて、午後はこれまた以前会社で付き合いのあったプラスチック成型の会社を訪れた。とある製品のモックアップを製造している会社なのだか、今では世界シェアが数十パーセントという会社。今自分のいる会社が彼らにお客さんを紹介し、規模が大きくなったので、彼らの(自分たちに対する)対応は非常に好意的。日本人の社員の方もチラホラ。

夜は前述のプラスチック成型工場でセールスをやっていた人が新たに始めた工場(in 深セン)を訪問。ここはほんとに小さい工場でかなり劣悪な環境。欧米向けにカーチャージャーを製造していた。その後はこの社長に手配してもらっていたホテルに行き、夕食、カラオケなどなどという怒涛の・・・。ま~、これが中国の遊び方なんですかね。それにしてもカラオケ+その他がホテル内にすべて完備というのはいかがなものか(笑)?

日曜は香港に車で戻り、香港の繁華街でしばしショッピング&観光。旅行中にひょんなことからTUMIのバックを買ったらどうかと上司からアドバイスがあったのだが、香港のDuty Freeでもまだまだ高く、手を出せませんでした。午後のフライトで日本に帰国。で、次の日からふつうに仕事・・・・。と思いきや、祭日だったのでなんとか疲れを取ることができた。

香港

長期休暇どうしよう?

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最近、忙しいです。
8月末から新しいプロジェクトにアサインされてヒーヒー言ってます。
内容的には2度目なのだけど、難易度が高く、クライアントも超一流企業なので気が抜けない。その代わり、クライアント側からも学べそうなことが多く(非常に優秀な方ばかりなので・・・)、いい経験を積めそうです。

それはともかくとして、明日から上海と香港に行って来ます。仕事で行くのですが、自分的には仕事は無く、中国オフィスの人との顔合わせと現地の工場見学をしてきます。初中国なので楽しみ。でもスケジュール的にかなり詰め込まれているので(夜も大変でしょう笑)、結構辛そう。

今の会社に入社してようやく1年経ったのだけど、年末年始以外長期休暇を取っていないので、10月22日の週に休暇をとるように命じれてしまいました。何しようか途方にくれています。今のところ海外逃亡ぐらいしか思い浮かびません(どこに行くかはまだ未定)。何かいい案があったら連絡ください~。