えーと、新作紹介の前にお詫びいたします。
今回の作品を公開する際、各データの引用元について一部明記していなかったため、
不愉快に感じた方が少々感情的なコメントを動画に残されてました。
誠に申し訳ありませんでした。
ただ、おっしゃる事はごもっともなのですがそういう事はなるべくブログやTwitterやIRCなどで
言っていただけると対応もしやすいですしその場でお詫びやお礼が言えますので、
今後はそのようにしていただけると幸いです。

それと、アイマスMADというジャンルはアイマスといういわゆるゲームから素材を借りて、
ユーザーが自由に二次創作しているものです。
これがMMDの場合はメーカーではなくモデルやモーションなど様々なデータの制作者から借りるわけですが、
もちろん借りる側としては作り手を尊敬しありがたく使わせてもらってます。
私も何作かオリジナルモーションを制作したりトレースしたりしてますので、
その作成にかかる手間はよくわかってますから、素晴らしいデータの制作者にはとても感謝してます。

そして私はその素晴らしいデータをより美しく、作品性を高めるべく編集したり加工してます。
このあたりはアイマスMADの基本でもあります。

もちろん自分でモデルを作りモーションも作り、演出からカメラワークから編集、加工まで全部1人でやれば良いのでしょうが、
スキルや時間が無いのでこうやってショートカットしてるわけです。
アイマスの場合はゲーム画面のキャプチャーが主体なのでそのあたり最初からできてるようなものですが、
MMDではそれをモデルやモーションの借用で代行してるのです。

世の中には「適材適所」というものがあって、私はまだ3DCGの制作はよくわかりません。
モーションは時間かかるけどがんばれば稚拙ながら作成できます。
しかし編集や加工は2年以上動画制作やってるのである程度わかります。
なので、制作の比重として編集や加工に重きをおき、そのほかの部分は可能な限り流用で代用する事で制作時間や労力の短縮をはかってます。

これに対して「そんなに急がないでもいいのに」という声もあるかもしれません。
ですが、MMDに限らず動画の世界の進歩はめざましく、作品を作る度にデータやソフトが更新されてたりします。
流行とかもありますし、作業の効率化をはかるのは自然な事かなとも思ってます。


と、前置きは長くなりましたが、つまり悪意とかそういうのは無いですよという事です。

でもって今回の作品ですが、前回やったミドリバック方法がアクセサリーの場合PMDエディタが使えないので、
xファイルのデータ加工というまた新しい事をやってみた次第です。
前回同様に多層レイヤーで書きだしたものを最終的に結合するのですが、ステージがキャラの手前に来るような所では、
ステージをミドリに染めそれをキーアウトするという方法でやりました。
しかしxファイルではそれができません。

そんな感じで頑張ってミドリ化したステージを元にキャラを調整し、色調整えたり。
鏡面処理も前回同様にカメラ反転とマスク使ってます。
ぼかしのかかってる影も同様。
それから今回はアップカメラで三人の立ち位置変化にともない被写界深度もやってます。
このあたりは全部手作業ですが (。・x・)ゝ