どうも、黒屋です。
都会に越してきてすでに1か月が過ぎようとしています。
こっちにはFactorだけ持ってきてフェルナンデスはおいてきました。
んで何日かしてみるとやっぱり一本じゃあ足りなくなってくるわけで(まだ完治していないのでコンディションも悪いし)新しいベースがほしくなってしまいました。
ふらっと行った中古屋で運命的な出会いをしてしまったので即決で購入。私の新たな愛器です↓
FRB-65HL
なにやら「またヘッドレスかよ!」って言葉が聞こえてきそうな気もしますが・・・
いいじゃん!ヘッドレス大好きなんだもん!
今回購入したFRB-65HLはヘッドレスブームの真っただ中にFERNANDESが世に送り出したベース。
スタインバーガーのヘッドレスブームに乗じてほかのメーカーもいろいろなヘッドレスベースを販売しました。
Factorのようにプレミアムなベースではないので製造年やシリアルなんかは振られていませんでしたがおそらくスタインバーガーが登場した80年代のベースでしょうね。
デザインは・・・スタインバーガーじゃなくて絶対あれだよね、俺の持ってるあいつのデザインだよね。
このご時世スタインバーガーやステイタスグラファイト以外のヘッドレスベースなんて見つけるのは至難の業。
こいつはネットでも探せば一つだけヒットしますがそれ以外は出そうもありません。
そんなベースを見つけちゃったんならそりゃあもう買うしかないでしょ。しかもかなり状態いいし
こいつの一番の特徴はもちろんこのヘッド
スタインバーガーはダブルボール弦とかいう専用弦使う必要が(通常弦も使えるアタッチメントがあるって噂も聞いたけど)あるけどこいつは通常弦をナットで抑えている構造なので扱いが楽。
ただ、この構造のベースは初めてなのでいまいち慣れない・・・
ここらへんのデザインは完璧にFactorだよねw
弦はワーウィックの安いの使ってます。お気に入りのDRは高すぎたのでやめました。
指板はローズウッド。エボニーならカッコよかったのに・・・
次にボディ
ピックアップはハムバッカー?
アクティブをにおわせておいて普通にパッシヴでした。
ピックアップ裏にはRBH-400Rと書かれていました。独自回路ではなく外注モノ?なぞが多いです。
ねじの錆がひどいので後程交換予定。
ブリッジ、チューナーは一体成型にも見えますが別。
ここら辺はスタインバーガーのデザインに似ています(スタインバーガー持ってないから同じなのかは分かんないけど)弦の張り方は後程
ノブは右からトーン、ボリューム、トーン。
購入時についていたのはギターに使われてるような数字の入ったダサいやつだったのでフェルナンデス製のブラスドームノブ(黒)に変更、一個600円もするのは予想外だったけど・・・かっこいいのでおk
ヘッドレスなのでもちろんヘッドがないのでロゴもブリッジ横に。
ここにロゴを配置するあたり・・・狙ってるよね。
ロゴの色は白に見えるけど実はシルバー。普通に白にしか見えない。
ここら辺はFactorのおしゃれなカッコよさには到底敵わないな・・・
ブラックだからなのかは知らないがネックも黒に統一してあります。
ってかそれより気になるのがボルトの配置。まんまFactorじゃんw
ほかに目立つのはボディ裏に長いひっかき傷くらいなので傷はほとんどないです。
どうせならブリッジ下に配置すればいいのに・・・
こちらも塗装の剥がれがひどいので交換予定。
完璧に同じってわけじゃあないけど普通にFactorをベースにデザインした感がものすごくにじみ出てる。
特にボディ下のえぐれているデザインが流線的なところやノブ周辺のボディラインから
ボルトの配置からFactorを意識しているのがわかる。
FRB-65HLを買ってFactorに似せたネックを取り付けてFactorもどきとして使っている人もいるくらいですからデザインがかなり似ています。
にしてもオリジナルFactor持ってるのにそれに似せたモデルのベースを次に買うって・・・俺順序逆じゃね?
弦の張り方
内部にはこのようなパーツが入っていてくぼみに弦のボールをはめ、ビスを回して締める構造になっています。
Factorと同じように巻きには上限があるのである程度弦を指で張っておく必要があります。
さらに、引っ張っておかないとブラス製のパーツが見えて見栄えも悪くなるので注意
ノブは内部を通らないのでブラスパーツを入れてそこにボールを入れ、後ろからノブを差し込みねじで締めるようにしてください。
ヘッドレスベースはやはり最高!
今回は状態のいいものを入手できたのでこいつをメインに、Factorは金が貯まり次第カリフォルニアに送るかこっちのリペアメーカーに直していきたいと思います。ただ状態が状態なので修理できるだけの金が貯まるには時間がかかりそうです・・・
では!!!