今日は、脳脊髄液減少症。

ここでも言われていたが、日本において脳脊髄液減少症の症例をあまり集めてこなかった為、本来は上記の病名で診断されるべき症例が鞭打ち症と診断されていた事実。

しかし、病態を見るに明らかに鞭打ち症とは違うので知っていれば鑑別判断は可能である。

脳脊髄減少症は、交通事故はもちろん、尻餅や脊柱の回旋でも簡単に起こるとの事。案外症例は多いのかもしれない。

ここ最近知られるようになった病気であるため、一部の不勉強な開業医では診断出来ない可能性がある。

常に勉強の医療業界。患者を治すには日々の学ぶ努力が必要である。