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カッコイイ成功者

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前々回の「成功者」のイメージに関する記事 の続きです。



実は先日、以前参加した異業種交流会で名刺交換させていただいた「Tさん」と再会しました。


Tさんは、東京銀座のとあるコンサル会社で働いておられるのですが、
再会したとき、次のようなお話をされました。




Tさんは銀座の勤務先で毎朝、オフィス前の道を清掃しているのですが、
同じ時間に銀座界隈の道を清掃している業者の50代の男性作業員と顔見知りになり、
自然と仲良くなりました。


朝、顔を合わせるたびに、Tさんに親しげに声をかけてくる、
気さくな、とても感じのよい方です。


ある日Tさんが、近くを通りかかった高級車に何気なく目を向けると、
そこには、見覚えのある顔が…


そう、乗っていたのは、例の清掃作業員でした。


普段は作業服を着て汗水垂らして清掃作業をしているのに、
この日はきっちりとした身なりで、高級車に乗りさっそうと登場したのです。


事情を聞いてみると、その方は、単なる作業員ではなく、
その清掃業者の「役員」をされている方だったのです。


毎朝その方と親しく会話を交わしていたTさんはすっかり驚いてしまい、
思わず、普段の非礼を詫びました。


しかしその「作業員」は、

「いやいや、気にすることはないよ」

と言って、まったく気にとめる様子はありませんでした。




もう、お気づきかと思いますが、

前々回の記事で書いた「Bさん」とは、
この「作業員」のような方をイメージしています。



事業が軌道に乗り、経済的な余裕があることに関しては、AさんもBさんも共通しています。

しかし、決定的に違うのは、それぞれの「見せ方」です。


Bさんは一定の成功を収めたあとも、派手な振る舞いは極力避け、高飛車にもならず、
一般の市民とのお付き合いも率先して行っているのです。


たしかに成功してステージが上がったことで、
「上級クラス」の人々との付き合いも増えました。
よって、こうした人々向けの「見られ方」というものにも、注意を払う必要はあります。


ただ、だからといって「上級クラス」以外の人々にも同様に、
きらびやかに見せているわけではないのです。


どんな相手でも同じ目線で振る舞い、話す。


こうした対応が、何かの拍子に(よい意味での)思わぬギャップを生み、
相手にとってのさらなる好印象につながるのでしょう。



Tさんはこの「作業員」の男性について、

「なんてカッコイイ人なんだ~!」

と、漏らしておりました。



AさんとBさんとの差は結局、
あなたにとっての「成功」とは何か?という命題のとらえ方の違いによるものなのかもしれませんね!