■『レイトン教授VS逆転裁判 設定画集』 つれづれ制作記その9｜ハギーのとこトンやってみよう！
http://ameblo.jp/hagitoko-capcom/entry-11469689890.html
ということで、「レイトン教授VS逆転裁判 設定画集」が発売になりました。
ここでは内容をざっくりとレポートしてみます。
買おうかどうしようか迷っておられる方は、テキトーに参考にしてみてください。
A4サイズで、表紙カバーはつや消しな感じの紙を使用しています。厚みは1.3センチくらい（176ページフルカラー）。
例によって、比較のため3DSLLを隣に置きました。‥‥でもA4サイズですって書けばそれで済みましたね。ｗ
内容をざっとまとめてみます。
ちなみに、目次は14ページにあります。
■KEY ART & IMAGE ILLUST（1～13ページ）
ジャケットイラスト等、メインのイラスト関係。
本書カバーイラスト、メインビジュアル、イメージビジュアル2種について、それぞれ完成イラスト、ラフイラスト、イラスト中のキャラのみのイラストが掲載されています。
各イラストにはほぼ全て、塗和也氏のコメントが入っています。
本書籍全体に言えることですが、塗氏のこだわり、技術的なネタ、制作裏話が読めて、なかなか濃い内容です。
■CHAPTER.1 Character（15～144ページ）
登場キャラクター（動物含む）のイラスト、ラフ、ボツ案がひたすら載っています。このコーナーが一番量が多いです。
基本的に巧舟氏、塗和也氏のコメント入り。
こちらも裏話満載です。成歩堂とラブレのあのシーンは巧舟氏がシナリオと演出を担当した、とか。チューケンのモデルの意外な事実が明らかに‥‥とか。
元作品があるメイン4人よりも、今作でイチから作ったキャラの方がラフが多く、ジョドーラやジーケンのページはかなり厚いです。
ジョドーラさんは大魔女ページも含めたらめっちゃ多いな。
決してメイン4人が少ないって訳じゃないですよ。ｗ ちゃんと色々載っています。
「ダークレイトン」とか「ダークナルホドゥ」（＊原文ママ）とかね。ｗ
例の8頭身レイトンさんも、もちろん載っていますよ。
ほぼ全キャラ載っている‥‥と思ったら、チェルミー＆バートンはいませんね。あのふたりは元作品そのまんまだからなのか。
他はひと通り載っていると思います。
「塗氏が準備段階で描いたラビリンスシティの人々のスケッチ」から採用されたキャラ（ラビリンスシティ最初の裁判の証人など）は完成イラストしか掲載されていないこともありますが、そうでない場合や重要キャラは、ラフイラストなどもしっかり掲載されています。
ハナーガとかサチウスなんて、ゲームクリアどころか、必須ではないナゾトキにすら関係ないので、「こいつ、どこで出たっけ？」って方もいらっしゃるかもしれません。ｗ
また、没キャラ（本編未登場キャラ）案まであって、完成したシナリオに至るまでにどんな案があったか想像できるのも楽しいところです。
そして何故か没キャラ案に含まれている御●怜●と●●●●。
あれ、エンディングに出てきたからあの人ボツじゃないじゃん‥‥と思ったら、この本を買って144ページを見るとよいでしょう。ｗ
また、キャラ設定のみならず、紋章、馬、ストーリーテラーの行進、ガリュウ（魔法）といった世界観設定のイラストまで掲載されています。とにかく、濃いですよ。
公式サイトがまだティザーサイトだった時に、フラッシュファイルの中に隠されていた、馬に乗るメイン4人のイラストもあります。
今となってはここでしか見られません。
個人的にはアルグレイさんの髪の毛のナゾが解けて良かったです。ｗ
キャラネーミングについて説明があればもっと良かったなぁ。バレバレなキャラはともかくとしてｗ、ベルデュークとかジョドーラとか。
それから、ヨーマさんのページ（87ページ）の「スピ！ スピ！」で笑ってしまった。ｗ
ヨーマといえば、この画集のカバーの、ベルデューク背後の左右のとんがりはヨーマさんの頭巾なんですね。今日気がついた。
■CHAPTER.2 Background（145～152ページ）
文字通り背景ですね。
ほぼ全て網羅されているのではないかと思います。エンディングのアレとかもあるし。
塗和也氏のコメント入り。
こちらも数多くの裏設定が明らかになっています。
■CHAPTER.3 Event CG & Others（153～166ページ）
「Event CG」はイベントCG、いわゆる1枚絵集です。
エンディングの一枚絵も載っていますよ。
こちらには塗和也氏のコメント入り。
「Others」は、まずはナゾ関連のイラストが掲載、ここのみ、レベルファイブの菅野敦氏がコメントを寄せています。
最後にキーアイテムとして、魔法大全、チビキャラアイコン、法廷絵画、アイテムイベントカット掲載。塗和也氏のコメント入り。
「Others」はイラストがちょっと小さめで残念。
■CHAPTER.4 Animation（167～175ページ）
アニメ用設定、原画修正、一部のアニメパートの絵コンテ掲載。
絵コンテでは平行して実際のアニメのカットも掲載されています。
このへんもちょっと絵が小さめ‥‥。どっちかというとおまけ的な感じです。
本書籍最終ページの上下にちょっとしたおまけあり。
と、こんな感じです。
個人的には満足！ な一冊となっています。
逆転シリーズの書籍も今は色々とありますが、個人的お勧めに加えちゃうくらい良い本です。
ダウンロードコンテンツの「スペシャルギャラリー」でも設定イラストは見られるけど‥‥と迷っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
おおざっぱに言うなら、「スペシャルギャラリー」は、本書籍のダイジェスト版みたいなものです。
「スペシャルギャラリー」で見られるものは本書籍にも収録されている（＊現在配信の5回分を全て確認）上に、3DSではイラストに書かれている文字が読めない！ ってものでも、本ではちゃんと読めるサイズで掲載されています。
また、「スペシャルギャラリー」の塗氏コメントは、本書籍に被っている‥‥ぶっちゃけ同内容のものもあります（「スペシャルギャラリー」でしか読めないコメントもあります）。
ですので、「スペシャルギャラリー」よりもっと詳しいイラストやネタを知りたいという場合は買っちゃってください。
上にもちょっと書きましたが、完成した絵だけではなく、そこに至るまでのラフやボツ案もあることから、あのエピソードは元はあんな感じだったのか‥‥とか、こんな裏話があったのか！ など、よりディープに「レイトン教授VS逆転裁判」を楽しめます。
本作ファンなら買って損なし！ ですよ。
レイトン教授VS逆転裁判 設定画集
ISBN 9784862333865
出版社 カプコン
発売日 2013/2/14
税込2,625円
A4判・176ページ
イーカプコン │ カプコンオフィシャルショップ - レイトン教授VS逆転裁判 設定画集
レイトン教授VS逆転裁判 設定画集/カプコン
￥2,520
Amazon.co.jp
http://ameblo.jp/hagitoko-capcom/entry-11469689890.html
ということで、「レイトン教授VS逆転裁判 設定画集」が発売になりました。
ここでは内容をざっくりとレポートしてみます。
買おうかどうしようか迷っておられる方は、テキトーに参考にしてみてください。
A4サイズで、表紙カバーはつや消しな感じの紙を使用しています。厚みは1.3センチくらい（176ページフルカラー）。
例によって、比較のため3DSLLを隣に置きました。‥‥でもA4サイズですって書けばそれで済みましたね。ｗ
内容をざっとまとめてみます。
ちなみに、目次は14ページにあります。
■KEY ART & IMAGE ILLUST（1～13ページ）
ジャケットイラスト等、メインのイラスト関係。
本書カバーイラスト、メインビジュアル、イメージビジュアル2種について、それぞれ完成イラスト、ラフイラスト、イラスト中のキャラのみのイラストが掲載されています。
各イラストにはほぼ全て、塗和也氏のコメントが入っています。
本書籍全体に言えることですが、塗氏のこだわり、技術的なネタ、制作裏話が読めて、なかなか濃い内容です。
■CHAPTER.1 Character（15～144ページ）
登場キャラクター（動物含む）のイラスト、ラフ、ボツ案がひたすら載っています。このコーナーが一番量が多いです。
基本的に巧舟氏、塗和也氏のコメント入り。
こちらも裏話満載です。成歩堂とラブレのあのシーンは巧舟氏がシナリオと演出を担当した、とか。チューケンのモデルの意外な事実が明らかに‥‥とか。
元作品があるメイン4人よりも、今作でイチから作ったキャラの方がラフが多く、ジョドーラやジーケンのページはかなり厚いです。
ジョドーラさんは大魔女ページも含めたらめっちゃ多いな。
決してメイン4人が少ないって訳じゃないですよ。ｗ ちゃんと色々載っています。
「ダークレイトン」とか「ダークナルホドゥ」（＊原文ママ）とかね。ｗ
例の8頭身レイトンさんも、もちろん載っていますよ。
ほぼ全キャラ載っている‥‥と思ったら、チェルミー＆バートンはいませんね。あのふたりは元作品そのまんまだからなのか。
他はひと通り載っていると思います。
「塗氏が準備段階で描いたラビリンスシティの人々のスケッチ」から採用されたキャラ（ラビリンスシティ最初の裁判の証人など）は完成イラストしか掲載されていないこともありますが、そうでない場合や重要キャラは、ラフイラストなどもしっかり掲載されています。
ハナーガとかサチウスなんて、ゲームクリアどころか、必須ではないナゾトキにすら関係ないので、「こいつ、どこで出たっけ？」って方もいらっしゃるかもしれません。ｗ
また、没キャラ（本編未登場キャラ）案まであって、完成したシナリオに至るまでにどんな案があったか想像できるのも楽しいところです。
そして何故か没キャラ案に含まれている御●怜●と●●●●。
あれ、エンディングに出てきたからあの人ボツじゃないじゃん‥‥と思ったら、この本を買って144ページを見るとよいでしょう。ｗ
また、キャラ設定のみならず、紋章、馬、ストーリーテラーの行進、ガリュウ（魔法）といった世界観設定のイラストまで掲載されています。とにかく、濃いですよ。
公式サイトがまだティザーサイトだった時に、フラッシュファイルの中に隠されていた、馬に乗るメイン4人のイラストもあります。
今となってはここでしか見られません。
個人的にはアルグレイさんの髪の毛のナゾが解けて良かったです。ｗ
キャラネーミングについて説明があればもっと良かったなぁ。バレバレなキャラはともかくとしてｗ、ベルデュークとかジョドーラとか。
それから、ヨーマさんのページ（87ページ）の「スピ！ スピ！」で笑ってしまった。ｗ
ヨーマといえば、この画集のカバーの、ベルデューク背後の左右のとんがりはヨーマさんの頭巾なんですね。今日気がついた。
■CHAPTER.2 Background（145～152ページ）
文字通り背景ですね。
ほぼ全て網羅されているのではないかと思います。エンディングのアレとかもあるし。
塗和也氏のコメント入り。
こちらも数多くの裏設定が明らかになっています。
■CHAPTER.3 Event CG & Others（153～166ページ）
「Event CG」はイベントCG、いわゆる1枚絵集です。
エンディングの一枚絵も載っていますよ。
こちらには塗和也氏のコメント入り。
「Others」は、まずはナゾ関連のイラストが掲載、ここのみ、レベルファイブの菅野敦氏がコメントを寄せています。
最後にキーアイテムとして、魔法大全、チビキャラアイコン、法廷絵画、アイテムイベントカット掲載。塗和也氏のコメント入り。
「Others」はイラストがちょっと小さめで残念。
■CHAPTER.4 Animation（167～175ページ）
アニメ用設定、原画修正、一部のアニメパートの絵コンテ掲載。
絵コンテでは平行して実際のアニメのカットも掲載されています。
このへんもちょっと絵が小さめ‥‥。どっちかというとおまけ的な感じです。
本書籍最終ページの上下にちょっとしたおまけあり。
と、こんな感じです。
個人的には満足！ な一冊となっています。
逆転シリーズの書籍も今は色々とありますが、個人的お勧めに加えちゃうくらい良い本です。
ダウンロードコンテンツの「スペシャルギャラリー」でも設定イラストは見られるけど‥‥と迷っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
おおざっぱに言うなら、「スペシャルギャラリー」は、本書籍のダイジェスト版みたいなものです。
「スペシャルギャラリー」で見られるものは本書籍にも収録されている（＊現在配信の5回分を全て確認）上に、3DSではイラストに書かれている文字が読めない！ ってものでも、本ではちゃんと読めるサイズで掲載されています。
また、「スペシャルギャラリー」の塗氏コメントは、本書籍に被っている‥‥ぶっちゃけ同内容のものもあります（「スペシャルギャラリー」でしか読めないコメントもあります）。
ですので、「スペシャルギャラリー」よりもっと詳しいイラストやネタを知りたいという場合は買っちゃってください。
上にもちょっと書きましたが、完成した絵だけではなく、そこに至るまでのラフやボツ案もあることから、あのエピソードは元はあんな感じだったのか‥‥とか、こんな裏話があったのか！ など、よりディープに「レイトン教授VS逆転裁判」を楽しめます。
本作ファンなら買って損なし！ ですよ。
レイトン教授VS逆転裁判 設定画集
ISBN 9784862333865
出版社 カプコン
発売日 2013/2/14
税込2,625円
A4判・176ページ
イーカプコン │ カプコンオフィシャルショップ - レイトン教授VS逆転裁判 設定画集
レイトン教授VS逆転裁判 設定画集/カプコン
￥2,520
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