まず、コメント欄で情報提供くださった悟さんと、悟さんが紹介してくださった以下の記事にお礼をば。
ウチの近所の本屋を探しても全然見あたらなかったので、情報に感謝であります。

Nonsense Zone - 東京にインフルきたよ/逆転裁判の裁判員制度攻略本
http://sky.ap.teacup.com/helen/1212.html

上の記事で、
>逆転裁判キャラによる裁判員制度の小説パート+裁判員制度の解説パート+法廷用語の紹介
という紹介がありまして、じゃあネットで買ってみるかと思い立ちました。
届いて読みましたので色々書いてみます。

表紙&裏表紙。

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-ひょうし

目次。

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-もくじ

小説パートをちょっと。
小説パートの挿絵は、漫画版の作画でおなじみ、前川かずお氏です。
(講談社繋がりですね。ヤンマガあたりで宣伝すればいいのに‥‥)

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-なかみ

逆転裁判攻略サイト管理人のほそぼそブログ-いらすと

内容について。
ズバリ
>逆転裁判キャラによる裁判員制度の小説パート+裁判員制度の解説パート+法廷用語の紹介
この通りです。

これじゃただのパクリであまりにも酷いので真面目に‥‥

・小説パート

成歩堂が弁護側、御剣が検察側で、裁判員制度のモデル裁判を行うという話になります。
真宵やサイバンチョも登場します。
裁判員制度は4作目4話にも登場しましたが、ゲームでは最後の仕掛けになる部分以外はストーリーに大きく関わることはありませんでした。
この小説では、実際に詳しく裁判員制度の裁判を物語の形で説明していきます。
説明といっても、小説ですので読み物としても面白い内容です。
キャラの描き方や雰囲気も原作に忠実で、逆転裁判らしく逆転もしたりして、ちゃんと逆転裁判を解っているなぁという感じ。

・解説パート

小説パートを元にしつつ、更に裁判員制度についての説明が入ります。
中嶋氏の意見を交えつつ、逆転裁判をプレイするような若者層でもわかりやすい感じで書かれています。
合間に逆転裁判名言集もあります。

・法廷用語の紹介

そのまま。小説パートで登場した用語などを説明。

こんな感じでしょうか。
裁判員制度の入門書としても良いし、逆転裁判の二次創作ものとしても面白いので、逆転裁判ファンなら買ってみても良いんじゃないでしょうか。

あえて逆転裁判オタクとして、小説パートにケチをつけます。w

・チャーリーくん
成歩堂も真宵も「チャーリー」と呼び捨てにはしません。「チャーリーくん」です。

・御剣の「きみ」は「キミ」
小説なんで、ゲームみたいにカタカナ表記を使いまくるのはどうかっていうのはありますので、せめてキャラの台詞の一人称・二人称・三人称くらいは‥‥みたいな。
多分「キミ」以外は合っていたと思うんですけど。

・「異議!」に異議あり!
成歩堂が「異議!」って言うシーンがありましたが、そこはやっぱり「異議あり!」でお願いします。

後、「逆転裁判」をタイトルのどこかに入れればもっと注目されるんじゃないかなって気がするんですが。講談社さん。


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