安定へ 病状38-3
三日間の脳圧降下点滴が終了しました。
これから飲み薬になり一週後、血中濃度をはかり痙攣との兼ね合いをさぐります。
薬は複雑です。かあちゃんの脳トレです。幸い食欲あるのでシリンジで無理やりは、まだ当分無いです。
てんかん薬と肝臓薬とステロイドは続きます。
頭痛で辛くなる時は鎮痛薬を使う事になります。
延命や無理な治療はせず、痛み苦しみを除去する事。
それにつきます。
暑いです。
徘徊やヨロヨロもなくなり、足取りもしっかりしています。ご飯の要求吠えがなくなりました。
仔犬のような眼差しで穏やかです。
残念ながら腫瘍による脳出血の疑いが濃厚だそうです。犬に悪性は少ないそうですが、転移しないが大きくなる可能性はあります。痙攣に気がつくように携帯にオンタイム動画が出るカメラを設置しました。重積発作にならないように薬でコントロールします。
肝臓だって克服してきたぼっちゃんです。
大丈夫。共存していきましょう。
ちょっと色々検査や治療をしてしまいましたが、あとは穏やかな着地を目指します。
トイレも自分でいけるからオムツは外しています。
医師の話しや、どんな事を考えながら、治療を進めて安定に持ってこれたか、まとめていかないとね。
わすれちゃうよ。
ぼっちゃんは頑張ったよ。
突然の痙攣 5月8日夜 病状36-1
忘備録として
この日は溜まっていた便も出たようで、相変わらずの食欲で、夜とうちゃんの布団で、ダンちゃんと並んで寝た。いつもと変わらない一日。
5月8日 夜10時半頃、寝ていたベルは突然、全身に激しい痙攣を起こした。目を見開き、舌を出し、ハアハアと苦しい呼吸。 涎でシーツが濡れる。 激しい痙攣。ベル、ベル、と呼び続ける。 5分か10分かそれ以上か。
近所のかかりつけ医と連絡が取れた。
夜なのに病院に戻り扉を開けてくれた。
タオルの上からベルを抱き、泣き叫びたい気持ちを抑えて、窓の風を感じさせながら、大丈夫だよ、ベルの好きなドライブだよ、と声をかけ続ける。
息荒く、ぐったりしている。まるで助けてと言うように荒い息に小さく悲鳴をあげ続ける。
ミタゾラム、プレドニンの注射で、少しづつ荒い息が鎮まり、眠りについた。
てんかん? 内蔵か脳か 一度きりか、続くか。
4日の血液検査と触診では原因はわからない。
30分以上の痙攣は、脳にダメージを与える為、早く痙攣を抑えなければならない。
痴呆が進む可能性もある。
再発の際に使う、ダイアップ4mg 座薬
5.7キロなら20分おきで4錠max
全速力で走ッタ状態だから、明日はぐったりな筈との事。
残業から戻った娘がぐったりしたベルを見て泣く。
私は泣いてられない。
約2時間後、9日 1時20分 目を覚まし喘ぎ始める。
1時45分 痙攣。全力で走るよう手足をバタバタさせる。ダイアップ座薬、暴れるベルに焦る指で、肛門に入れられない。 1時 55分の動画はまだ痙攣している。
夜間病院へ車を走らす。
窓を開けて、また夜のドライブだよと声をかけ続ける。呼吸荒く小さい悲鳴を上げ続ける。娘は背中を撫で続ける。
血液検査 内蔵でのてんかん原因みつからない。
脳か。
苦しむ治療はしない。延命はしない。
心配しながら夫は5時過ぎ仕事に出かけた。徹夜だ。
5時15分 痙攣
よろめきながら歩き、ドアの側に、ヘタリ込む。
20分 痙攣収まったが、徘徊の症状。
ぐるぐる歩き回る。ベルと呼んでも反応無し。目が合わない。 トイレ2回 水を飲んだ。
でも部屋中ぐるぐる歩き回る。目が合わない。ご飯を目の前に出しても、何処か遠くを見ている。
ベルがベルじゃないと娘が泣く。
ダンちゃんも寝てないから、お腹空きすぎて胃液を吐く。慌ててご飯。
7時半 手術した病院へタクシーを飛ばす。
娘がダンちゃんのいるリュックを担ぐ。
ベルは、リュック中を動き回り訴え続ける。
40分の道のり。痙攣きたらと思うと手が震える。
病院にて
徘徊は発作の反動→脳の破壊では無い。
痴呆ではない。
短時間に3回発作が続くのは重篤に移行した可能性。
入院はベルの精神を病ませるので避けたいが、発作の症状を見る為、環境をかえ様子見る為午前中預かりとした。 前回の入院では、なぜ置いていくと吠えまくったが、今回はおそらく訳わからないのではないか。
疑問 14歳でも初めて癲癇になるのか。
9時 ひたすら部屋を歩き回っているとの事。
今、近所のかかりつけ医、今日は休診日、なのに電話を下さった。
あと30分したらベルの所に行きます。