背景をクレープシュゼットに | 緑の錨

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歴史家の山本尚志のブログです。日本で活躍したピアニストのレオ・シロタ、レオニード・クロイツァー、日本の歴史的ピアニスト、太平洋戦争時代の日本のユダヤ人政策を扱っています。

オーキッドルームはホテル・オークラ東京・本館ロビー五階に連なり、もっともオークラらしい空間として知られています。

客の面前で調理されるクレープシュゼットはオーキッドルームの名物として有名で、私も大好きです。いつか撮影した写真がありましたので、背景の写真にいたしました。

オーキッドルームの料理とサービス、そして内装の真価が広く伝わって、レストランが今後も維持されるように望んでいます。


この項目を書いていて、クレープシュゼットの起源はアンリ・シャルパンティエによって王太子時代のエドワード7世と恋人にサービスされた料理、という説を知りました。

エドワード7世の生涯にはとても興味をひかれていて、きちんと調べてみたいと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。
君塚直隆教授による著書は名著という評判を耳にしております。この機に、手にとってみるつもりです。