頚椎問題が浮上してから早3週間、ド中年なりに手数を惜しまずに粛々と対策をとっております。たとえば、整形外科でのリハビリ。機械で首を吊り上げたり低周波の電気を当てたり、こんなことやって効果があるのかな?と半信半疑ではありますが、世の中には同種の問題を抱えている人がたくさんいらっしゃるようでリハビリ場は大変に繁盛しています。

頚椎問題の原因ははっきりしていまして、ようするにPCでの書きものをしていると首が傾いた姿勢で長い時間固定されるため、凝りや血行障害が生じて、これがじわじわと椎間板にダメージを与えるという成り行き。そんなことをいっても仕事は急に止まらない。少しでも緩和する手はないかと思っていましたところ、お友達が漢方もイイよというアドバイスをくださったので疎経活血湯というのを服用しております。痛みで寝不足が続き目にもものもらいが出来たので、これまたお友達のアドバイスで市販の目薬を注しましたら、こっちはすぐに治りました。

で、いま取り組んでおりますのがシャツのリストラ。といいますのは、仕事で襟つきのシャツを着る際、この数年はかなり厚手のコットンオックスフォードの、襟もしっかりとしたシャツを好んで着ておりました。これが首と肩の凝りによくないらしいんですね、ええ。

で、だいぶくたびれてきたこともあって従来の厚手のゴワゴワシャツを処分しまして、柔らかくて伸縮性の高いのに替えていこうというわけです。僕の知る限りもっとも伸縮性に優れた楽チンなシャツはTheoryのそれ。この機会に1着買いましたが現行の白シャツは襟が小さい。ネクタイなしで着る分には完成された快適さなのですが、僕もたまにはネクタイ着用を強いられるわけで、フツーの大きさの襟のがあればイイなあと思っておりました。

で、仕事場にタイミングよく届きましたのがYOKO CHANの展示会のご案内。YOKO CHANの創業者にしてデザイナーのヨーコちゃんは前からの知り合いでして、とにかく趣味とセンスが抜群なのです。ご存知の方はご存知のように、これまでYOKO CHANというブランドには婦人服しかありませんでした。ヨーコちゃんのデザインならばきっと欲しいものになるだろうと思い、前々から彼女に男性用のラインもやってチョーダイ!とお願いしていましたところ、ついに2016秋冬物からスタート。ヨーコちゃんがつくるのであればイイ感じのシャツがあるのではないかと、仕事の合間を利用してローンチの集いに行って参りました。

実物を見てみますと、これが予想以上のイイ出来でありまして、YOKO CHANらしい「さりげなくさりげあるフツーの服」が並んでいました。



これらがそれら。

で、懸案のシャツですが、これがいきなり完璧。軽くごくごく柔らかくストレッチも効いて襟もちょうどイイ。大喜びで発注しました。ヨーコちゃん、さすがやな。



これがそれ。

ついでに試着したTシャツもヒジョーに着心地がよろしゅうございましたので1着発注。ウールのパンツも多いに惹かれたので、店頭に出るころにまた買いに来ようと思います。

ジャケットがないのが残念だったのですが、相変わらずの鋭い眼光のヨーコいわく「つくってみたけど納得いかないのでボツにした」。いずれ出てくるのが楽しみです。

いまはYOKO CHANに所属している旧知のお友達の圭ちゃんにも久しぶりに再会。楽しい話を聞けました。



この人がその人。イイ顔!

頚椎問題のお陰で生活改善のイイ買い物ができました。光あれば陰ありあり。逆もまた真なり。世の常でございます。