- 前ページ
- 次ページ
シンプルがとにかく好き。
「単純」っていうわけではなくシンプル。
良い曲もシンプルでいいわけよ。
奥田民生が好きなのんだけど、最近のライブはサイドギターがいない。アンプもマーシャルくらいしかない。
それでいて新旧問わず曲を披露しても何の違和感もない。
昔はマーシャル、ソルダーノ、ボグナー、ケトナーなどなど様々なアンプとビンテージギターを披露していたが最近はめっきりシンプル。
曲が良いからテクニカルに走らなくてもよいという自信のあらわれなのかなんなのかは知らないが、良い年の取り方をしている気がする。
バンドを始めたころ、ギターを始めたころ、
やたらめったらエフェクターを多用した時期もある。意味なくずっとショートディレイかけて、そのうえにリバーブかけてオーバードライブ。
今考えると意味不明。歪みの量も良く分からない。
そうやって勉強していくみたい。
アンプの上下を購入したら同じのあるのに自分の機材を持ち込んだり。
必要ないのにラックのチューナーとワイヤレス使ったり、サウンドも凝ってみたり。
それはそれでよかったけど、振り返るといらないものもあるわけ。当時のその「無駄」が「気づき」になるからそれはそれで「無駄」ではないと結果思う。
なんでも思いたったら行動してそこから失敗を繰り返し、それで、
「これは必要だ。これは必要なかった」
と勉強するものなのかも知れない。
そうやって学んで来ることが「感覚」に変っていくみたいよ。
いっぱい失敗したらいいと思う。とは言えないけど、便利すぎて「失敗」を回避するように生きている自分がいるのがなんか性に合わない気がする。
リスクとリターンを常に天秤にかけて生きて行く。
悪くはないが、自問自答。
リスクを負ってでもやろう。
と思った人
リスクを回避してやろう。
と思った人。
リターンはどちらが大きいと思う?
頭の良さは関係ない。
そもそもリターンを考える時点で駄目なのかもね。
もう一度バカになろうと思う今日この頃。