NFLのレギュラーシーズンも、

もうすぐ折り返し点です。


8つの地区の中には、

勝ち越しているチームの無い地区があれば、

全チームが勝ち越している地区もあり、

地区間の差が目立つシーズンになっています。


全チームが勝ち越している地区は、NFC東。

注目カードにも、サンディエゴ×フィラデルフィア、

デンヴァー×ニューヨーク・ジャイアンツを挙げましたが、

他の2チーム、ダラスとワシントンも

今週は話題性のある試合をしました。

(いつも通り、注目カードは明日レビューします)


ダラス・カウボーイズとシアトル・シーホークスの試合は、

両方勝ち越していて、注目カードにしようか迷った試合。


接戦とは言え、ダラスが常にリードする展開。

残り46秒でシアトルがタッチダウンを取り、

10-10の同点に。


カウボーイズは、攻撃にまわり、

フィールドゴールを蹴れる位置を目指しました。

しかし、QBドゥルー・ブレッドソーが、

ベテランにはあるまじきミスを犯してしまいました。


彼の投げたパスはインターセプトされ、

逆にシアトルがフィールドゴールを決めて勝利。


キッカーの差が出た試合でした。


シアトルのジャッシュ・ブラウンは、

終了間際の50ヤードのキックはもちろん、

前半の終わりにも55ヤードのロングキックを

見事に決めていました。


対するカウボーイズのホセ・コルテスは、

29ヤードの簡単なキックを外し、

試合後クビになりました。


数年前、49ersのメンバーとして

何度も敗北に繋がるミスをしたコルテス。

いまだにリーグにいた事が不思議なのですが...



その49ersは、

NFC東のワシントン・レッドスキンズとの試合。


7人のスタメン選手が怪我を抱え、

その代わりに入った選手にも怪我人のいる49ers。

レッドスキンズに、NFLでシーズン最高に並ぶ、

52点を許してしまいました。


今シーズン、タッチダウンを取れていなかった、

レッドスキンズのRBクリントン・ポーティスは、

シーズン初タッチダウンだけでなく、

3回もエンドゾーンに入りました。



NFC東は、カウボーイズが4勝3敗で最下位、

他の3チームが4勝2敗で並んでいますが、

NFCの北地区では、

トップのベアーズとライオンズが3勝3敗です。


2002年に、地区編成で8地区×4チームになって以来、

この両チームはプレーオフとは無縁でした。


その間地区優勝していたグリーンベイ・パッカーズと、

毎年2位だったミネソタ・ヴァイキングズは、

今週の直接対決を前にしてどちらも1勝4敗。


このプライドのかかった試合で、

先手を打ったのはパッカーズ。

QBブレット・ファーブの活躍で、

ハーフタイムには17-0のリード。


しかし、ミネソタは、

QBダンテ・コルペッパーが率いての反撃で、

20点連取で逆転に成功しました。


パッカーズにフィールドゴールで追いつかれますが、

試合最後のプレーは、ヴァイキングズのキッカー、

ポール・エディンジャーが決めた56ヤードのキック。


チーム史上最長のフィールドゴールで、

ミネソタは2勝4敗に。

地区1位から1ゲーム差です(笑)