土曜日曜で16試合行われ、
ベスト16が出揃いました(Sweet Sixteenと言います)

金曜と同じで、土曜も波乱続きでした。
8試合中、上のシードが4勝、下のシードが4勝、
シードの意味無いですね(笑)

この日は3番シード対6番シードの試合が2つ、
両方とも6番シードが勝ちました。

西の3番シードは、ジョン・ストックトンが出たゴンザガ、
インディアナで全米チャンピオンになったことのある
ボブ・ナイト監督率いるテキサス工科大学との対戦でした。

ゴンザガはワシントン州の小さな学校で、
ストックトンの後は低迷していたんですが、
1999年に、10番シードとしてベスト8に進出し、
その後は強豪の仲間入りをしています。
フォワードのアダム・モリソンはプロでも期待できそうです。

この試合はサッカーをしていたんで最後しか見なかったんですが、
ゴンザガが後半13点リードをしたのに
とどめが刺せず、逆転負けしてしまいました。
前半はインサイドで圧倒していたのが、
後半は出来なかったようです。
ゴンザガはここは勝つと思っていたんですけどねぇ。

南部の3番シードはオクラホマ、
トーナメント前に紹介した
アンドリュー・ボーガットのいるユタと対戦しました。

今度はバスケをしていて試合の一部を見損ねました。
(すごく疲れました)
オクラホマは3番シードとしては実力不足だと思っていたので、
ユタが勝つと予想したんですが、
その通りユタが快勝しました。
ボーガットは10点に抑えられたものの、
11リバウンド、7アシストと、トリプルダブルに迫る成績でした。

カンザスが1回戦で負けたので、
これで残る3番シードはアリゾナだけ。

自分的には全くノーマークだった中西部の12番シード、
ウィスコンシン大ミルウォーキーは、
1回戦でアラバマに勝った後、
4番シードのボストン・カレッジも破りました。
でも次はイリノイ、ちょっと厳しすぎると思います。

この日最後の番狂わせは、西の2番シード、
ウェイク・フォレストの敗退でした。

7番シードのウェストバージニアとの試合は、
ゴンザガ×テキサス工科大と似たような展開になりました。
ウェイクのエリック・ウィリアムスが
インサイドを支配、13点のリードを作ります。

ウェストバージニアは前半は3ポイントに頼っていたのが、
後半はドリブル突破でチャンスを作るようになり、
延長に持ち込みます。

先週紹介した、ウェイクのクリス・ポールは、
延長で10点取りましたが、
ウェストバージニアのマイク・ギャンジーも12点、
再延長になります。

再延長の残り3分24秒、
クリス・ポールに5つ目のファールが付き、退場。
(プロだと6つですが、大学だと5つです)
攻撃のリズムが崩れてしまい、結局6点差で負けました。
ギャンジーは大当たりで、再延長でも7点取りました。

ウェストバージニアは、自分の予想では1回戦敗退だったんですが、
1回戦は2点差で勝ち、2回戦は再延長での勝利。
すごいしぶとさです。

日曜は、上のシードが6勝2敗で、大体シード通りでした。
フロリダ(東4)がヴィラノヴァ(5)に負けたのは、
かなりの人が予想していたみたいですし。
(自分は外しました)

というわけで、大方の予想と外れたのは(自分の予想も)
去年のチャンピオン、コネチカット(東2)が、
10番シードのノースカロライナ州立に負けたことです。

コネチカットは、去年オカフォーとゴードンを失ったので、
まだ若いチーム。
ノースカロライナ州立の4年生、
ジュリアス・ホッジの経験にやられた感がありました。

去年準優勝のジョージア工科(西5)は、
ルイヴィル(4)に負けたので、
去年の決勝の2チームが同じ日に敗退したことに。
一昨年の決勝の2チームが金曜に負けたのとあわせて、
変な偶然でした。

予想の方は、
Sweet Sixteenのうち、9チームしか当たっていませんが、
Final Four予想の4チームはまだ生き延びています。
(イリノイ、ルイヴィル、ノースカロライナ、ケンタッキー)
ここからどうなるのか、来週が楽しみです。