Be Your Best グレッグ・デール 発見のメソード
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水族館

皆様こんにちは。お久しぶりです。

I hope everyone is keeping cool!

暑くなったり涼しくなったり、体調を崩してはいませんか?

我が家では子供達が風邪をひき、妻がそれをこじらせ・・・
だいぶ元気になったようですが、
家族の誰かの調子が悪いというのは、やはりつらいですね。

私は風邪をひいていられません。

明日から、劇団NLT公演の、私が演出する舞台がはじまります。

作:アルド・ニコライ
脚色:ジョルジュ・ソニエ
訳:和田誠一
演出:グレッグ・デール



「水族館」



6月29日(水)~7月10日(日)

銀座みゆき館劇場


料金 日時指定全席自由 一般3800円 学生2800円


キャストは、劇団NLTのメンバーです。

永田博丈
山田敦彦
葛城ゆい
泉関奈津子
松村良太
桑原一明
茂木直人
川崎敬一郎
川島拓
山崎未花
凪ともこ





銀座みゆき館劇場は、今までにもお世話になったことがある劇場です。
ちいさいけれど、とてもおしゃれな雰囲気のある劇場。
客席との距離が本当に近いので、役者たちと本当に同じ空間にいる、と感じさせてくれる劇場です。
普段お芝居は見ないという方にもぜひこの空間で、
体感してもらいたいなと思います。


3月11日の地震のあと、皆が「本当にやりたいことってなんだろう?」とか、
「一番一緒にいたい人は誰?」ということを考えるきっかけになったようです。
まだまだ被災地は大変な状態ですが、
テレビのニュースによれば、
震災後、結婚した人も、離婚した人も増えたとか。
自分の本音を心にしまっていたり、「まあいいや」と適当に考えていたことが
「このままではいけない」と気がついた、そんな感じなのでしょうか。

水族館の中でも、やりたいことはあるけれど、周りからのエネルギーで、できないでいる主人公がでてきます。
この話は、夢を叶える話です。
コメディですので笑ってほしいし楽しんでもらえたらと思いますが、お芝居をみることで
皆が自分の仕事や家庭で今よりも少しでも、夢に近づけたら嬉しいです。

こちらにあらすじも出ています。
http://www.theaterguide.co.jp/search_result/paid/detail.php?id=20916

私は毎日劇場にはいられないのですが、
もしお会いできたらお気軽に声をかけてくださいね。

ちなみに、今回は私の娘も声で少しだけ出演しています。
どこにって?
それは劇場で確かめてくださいね!

I hope to see you at my play!

おひさしぶりです

約、2ヶ月ぶりのブログ更新です。

お恥ずかしい、というか見に来てくださった方に申し訳ないです。

地震があってから、なんとなくブログを更新する気になれず、こんなに時間があいてしまいました。

なぜ、更新する気になれなかったか、というと、
毎日流れる悲惨なニュースとその合間に聞こえる「がんばろう」という言葉。
私にとって、「がんばろう」という言葉が、なんだかとてもつらいものに聞こえる時もあり、
もちろん、がんばろうとは思うのですが、
何もかも失ってしまった人たちにとってみたら、あまりに重いのではないか、と感じ、
何か明るい話題でも・・と思ったりもしましたが
こういう時には時がたつのを待つ方がいいかと今日まで更新していませんでした。

世界からみて、日本人はどんな困難な状況の中におかれても、「がんばる」ことができるすばらしい人たちです。別の国であれば、暴動、強盗、殺人などが次々と起きてしまいます。
だから、日本のスピリッツを、尊敬している人がたくさんいるのです。
ただ、ひとつだけ言いたい事があります。
我慢強い日本人にありがちなのが、自分の感情を押し殺して、だまったままがんばること。
それより、もっといいやり方があると私は思うのです。
がんばりながら、自分の意見を言う権利があります。
もっといい将来を皆で作り上げていくために、がんばりながら今までのあまりよくなかったやり方に対して、ちゃんと文句を言ってもいいのではないでしょうか?
何も言わないと、今までの問題が永遠に繰り返されてしまいます。

今こそ言わせてください。
私たち皆でがんばろう。皆でもっとすばらしい将来をつくる為に。


私はアメリカ人で、ヨーロッパやニューヨークで育ったので、
地震をほとんど経験したことがありません。
日本にきて、もう20年になりますが、やはり地震は怖いです。
自然の力のすごさを、改めて感じました。

亡くなった方たちのご冥福をお祈りしたいと思います。


ところで、
今放送中の、TBSドラマ
「日曜劇場 仁ーJINー」に今度出演致します。
第6話、ということなので、22日の日曜日放送予定です。
オランダ人医師の役です。
もしよかったらご覧になってみてください。


これから、またすこしづつブログ更新していければと思っております。
よろしくおねがいします。

料理とお芝居

先日は、妻の誕生日でした。Hi, again!

どこかでお祝いをしようと、たまたまある方からいただいた、某有名ホテルでのお食事券があったので
滅多にそんな場所にはいかないので、たまにはそんなところにも行ってみようという話になりました。

私は高級なお店よりも、おいしいものを手作りしていて、人間の暖かさが感じられるお店の方が好きで
一度気に入ると、何度も通ってしまいます。
いろいろな場所に行ってみたいのですが、気に入ったお店の雰囲気や味はもちろん、そのお店の人と仲良くなっていろいろ話をしたりすることも、楽しみのひとつ。
もちろん時には高級な場所で豪華なものを食べる事も楽しいですが、
滅多にないと言えるでしょう。


都内でもまだ新しいそのホテルは、
とても美しい作りでしたが、完璧すぎて、なんだか冷たさを感じてしまいました。
しかし、そのホテルのレストランから見える景色は本当にすばらしい。
どんなお料理が食べられるのか、こんなすばらしい場所にきて、それを考えない人はいないでしょう。

結果は、最初の前菜からデザートに至るまで完璧でした。
前菜を食べている間に、メインに対する期待がふくらみ、メインは思い通り、いやそれ以上。
そして、デザートも、今までの料理の味を壊さない上品な味でした。

なぜ私が料理の話をしているのか、というと
お芝居やその他の芸術ととっても似ているからなのです。

フランス料理では一枚のお皿に、メイン、付け合わせ、ソースなどをもりつけますが、
それは一枚の絵と同じ。
日本料理だってどの器をつかい、どのくらいの量を入れて、どんなプレゼンテーションにするのか
それは料理人の経験はもちろん、芸術性も問われることだと思います。

ほんのちょっとのスパイスをきかせると、絶妙な味になるけれど、
入れすぎになってしまうとおいしくなくなってしまう。

お芝居も同じです。

いろんな感情を入れようとしても、入れ過ぎてしまうと、下手にみえてしまう。
逆にいろいろなものを抜き過ぎてしまって、ものたりなくなってしまうこともあります。
そして、お客様がそのレストランに戻るのは、
同じ味が食べたいから。だから同じ味をリピートできなければいけません。
俳優も同じ。一度感動してもう一度劇場に足を運んでくださったお客様のためにも、初めてきてくださった方にも、同じ感動をあたえられなければいけないのです。

お芝居の場合、フルコースをつくるのはシェフである演出家。
そして、選りすぐりの食材が俳優達。
その俳優達がより魅力的に見えるように、ストーリーがひきたつように、
演出家はいろいろなスパイスを加えます。
演出家も人間ですから、そのスパイスがちょうどいい量とは限りません。
でもまずはやってみて、演出家の意図を理解した上で、自分なりのスパイスを加えてみてもいいかもしれません。でも、ほんの少しです。スパイスの入れ過ぎは、味そのものがかわってしまいますからね。


皆さんがんばって、お客様においしいお料理を提供してくださいね。
Find your perfect recipe and repeat it!
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