羽根飾りの付いたチューリップ | レトロパチンコ 12番地

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【昭和のアーモンド臭】が漂うレトロパチンコを紹介していきます。

いやいや、お久し振りですwww

今回は、実に久々の一発台を蔵出し・・・と言うか、もうそれらしいのが残ってません(汗)

京楽 アトミック



ラビット(ニューギン)、アトミック(京楽)、コスモパワー(大一)と続いた羽根飾りチューリップを搭載した大人気機種。
(コスモパワーのみゲージが2種類存在します)

ニューギンのラビットは、フラワーを併設している場合が多く、割と遊べるフラワーに対して鬼調整を施したラビット、ダブルアタッカーが配置されるケースが多かったです。

後発の中でもアトミックが一番売れたんじゃないでしょうかね?

アトミック、コスモアルファ、サンフラワーの人気機種を揃えた京楽は、相当な勢いで増殖した記憶が有ります。

発売順からして元ゲージは大一ですね。
役物絡みで揃って習作を出したってところでしょうか。。。
京楽、ニューギンのいずれかがこの役物を既に2機種で使ってしまって、まともには出せなくなったんじゃないかと(爆)

さて、この役物の正式名称ですが

【羽根飾りの付いたチューリップ】・・・だったと思うんですよね(汗)
羽根の生えたチューリップだったかも知れないですが、どちらにせよカイザーではないのは確かです。

カイザーとの違いですが
カイザーは役物の仕様として、ブロック役物であることを明記して登録されているのですが、羽根飾りのほうは、その形状と図柄について専売を謳って登録されています。

使い途は同じなんですがね(爆)

この役物は瑞穂系メーカーの専売品ですので
瑞穂、大一、京楽、ニューギン、三洋以外は使っていないと思います。
マルホンのピューマだけ役物デザインが違うのは、この絡みです。

ゲーム性ですが

電役を使用した典型的なチンコロ台です。
電役部の頭に入賞するとサイドアタッカーが5.9秒開放するタイプで、役物への寄りも含めて店舗によってさまざまな調整が施されていました。

いろんな店で釘調整の違いを見るのが楽しかった機種です。

自分が好きだった調整は右打ち仕様のものでした。
右袖のチューリップが甘釘調整になってて、電役部分だけでは玉が増えないようなやつ。
ストロークが甘いとパンクコースに玉が乗ってしまうので、慎重に玉を流すんですけどね。

何時間も粘ってると、釘師さんもたまに声を掛けてくれました。
どんな玉筋で打っているのかをじっくりと見て、満足そうな顔をして去っていくのですが

右側の盤面の釘がほとんど外を向いてるような、もの凄い調整でした。

釘師の風って言うんですけどね(笑)