長い夜が明けました。疲れた~~~  眠れな~~い 

朝いちで義父に    弟のパジャマなどの替え、畳んであるのを持ってきてと頼んだ。

弟、踏ん張ってます 


月曜回診で、主治医&内科全体Dr.の決定です 

主治医:今日の午後2時半、この部屋で寝たまま胸水抜きます。

弟の呼吸状態はすごぶる悪い 

なので、少しでも楽な方法で、寝たままエコー使って刺針で行うことに決まりました。

食事は外泊から戻って、水分少しだけになっていたので、ビーフリード1000ml。
脳圧下げる点滴が朝から始まり、抗生剤も一日3回。

弟につきっきり、前回胸水抜いた後の話をゆっくり話しかけた。


抜いた日は、すぐレントゲンで肺の状態確認。タロ自身はあまり変わらず、しんどかったよね。

抜水後3日目 外出で自宅でシャワー。湯気でむせて、姉ちゃん垢すりスリ。流すだけにした。

抜水7日目  喉のつかえはあるが、呼吸は酸素もいらなくなった。左下にして寝ていたのが、大の字に寝れると喜んだ。と、日記には書いてあるよ


今日2回目の胸水抜くんだけど、すぐには実感できないかもしれない。
前みたいにゆっくり肺の状態がよくなるみたい~~。

弟、うんと頷いた。

姉ちゃんは介護保険ソーシャルワーカーに持って行って、一度家に戻って薬飲んで戻ってくるからね。
お昼には戻ってくるよ、と言い残しソーシャルワーカーのMさんの所へ。

土曜の夜についた介護保険書、要介護5。

「外泊の時は大変お世話になりました。弟外泊できた事、泣いて喜んでました。ありがとうございました。
介護保険書とどきましたので持ってきました。もう・・・使わないと思いますけど、一応・・・」と、出した。

Mさんはすぐコピーを取って
「弟さん、状態どうですか?水抜くと聞いてますが・・・お姉さんも休んでます?少しでも横になれるときはなってくださいね。これが役に立つ時が来るといいですね」と、励ましてくれる。

今の事、これから起こりうる事。
Mさんの声は優しくて静かで、相談に丁寧に答えてくれる。
20分ほど話をして、市バスで実家に帰る。

まず自分の薬を飲む。一回分はいつも携帯しているけれど・・・これからは、気をつけなきゃ。
今夜は戻る方向。泊まり込みになったら,PCも持っていこう。
身の回りの必要最低限のものをまとめる。
ここでゆっくりしていると、動けなくなる。よっしゃーー タロが待ってる、行かなきゃ。

病室はいるなり左手を出す弟。心細いのか

お昼が過ぎ部屋にはエコーなどの機材が増えてくる。

予定時間に主治医が来て「まず、エコーで胸水の状態見て印つけるからね」と白衣を脱いで半袖Tシャツ姿。
ちょっと遅れて呼吸器内科のE先生が来たので、私は談話室へ。

一人椅子に座り、日記を書く。

主治医が白衣をまといながら
「タロさんよく頑張ったよ 前回は血性胸水だったけど、今回はわりときれいな胸水でした。1500cc抜きました。まだ抜けるんだけど、一気にやると血圧下がったりするから、また次回を状態診てしましょう。これからレントゲンオーダーするからね、部屋にまた様子見に行きます」

病室のタロは酸素3L、上向きで頑張ったからなのか呼吸も荒く心拍数も高い。

手をすぐ握った。
「がんばったね~、胸水1500ccとれたって。少しずつでも楽になるといいね」

弟、バイタル158/102心拍数148(これってダッシュした時ぐらいの値だ)
頭に粒の汗、なのに体全体は冷たい。
NSが「タロさんこんな汗かきじゃないですよね?」(この汗、右半身きかなくなった時と同じだ)

モニタリングしていた主治医が飛んできた。片手にリグ「ガス検5分後に行きます」と連絡。
「タロさん、しんどいね~。ちょっと動脈のガス調べるのに採血してすぐ結果出します」
そこへポータブルレントゲンが来たので胸を撮る。

鼠蹊部に垂直ブスッと刺す。採血してすぐ主治医が走る、後の手当てはNSがしてくれた。
手当が終わってすぐ主治医が戻ってきた。
「酸素量が適切じゃないとほかのガスが増えるので、調べましたが今のところ大丈夫です」と説明された。
「心拍数も高いし、血圧も高めだからちょっと点滴の中にお薬入れますね~、僕夜勤だから
今夜はちょこちょこ診に来ます」
NSも、「汗かいて気持ち悪いよね。今薬入れたから、もうちょっと落ち着いたら体拭いて着替えましょうね」

その後NSと主治医がモニタリングデーターを見て、本当に入れ替わり立ちかわりで来てくれた。
月曜日には病棟カンファがあるので、詰所は人でいっぱい。

午後4時 バイタル140/98心拍数130代になったが、これはマラソンしてる状態。
「まだ少し高いので追加でタロさん嫌いな点滴、小さいの一つ入れます」

午後6時 バイタル125/98 心拍数120代  これがここ最近の弟の状態。
主治医と、PTのFさんとNさんが顔を見に来てくれた。
Fさん:「タロさんしんどいな~、モニター見せてもらったけどランニング状態やね~」
Nさん:「タロさん、大丈夫?ちょっと落ち着いてきましたね~~。もうちょっとの辛抱だからね」
弟のために時間外まで残ってくださった。ありがとう!
明日はFさんNさんともお休み。

私:「今日のタロは、ロンドンフルマラソン並みだったね~」
弟、疲れてうとうとし始めたのをみて、主治医が入口で手招きして私を呼ぶ。

主治医:「タロさんのカンファしてたんだけど、胸水は毎週少しずつ抜いてもいいし、お姉さんが言ってたトロッカーで持続的に抜いてもいいと思います。まっ、状態診てからなんだけど。
あと、今も左腕をベットの柵にかけて左肺側広げようと必死なんだけど、ここにも胸水があるのは言いましたよね~。
それで右側の胸水抜いてもあまり状態が変わらないとか左側が痛いといい始めた時なんだけど、痛み止め入れる話も出たんだけど…お姉さんはどうしたい?」

痛み止め、つまりはモルヒネ系を使うかどうかですよね?と聞いた。

主治医:「今ソーシャルワーカーのMさんから『お姉さんが施設にいる妹さんをタロさんに会わせる時期をどうしようかかんがえてはる』と聞いたんでね・・」

妹の事より弟の緩和優先でお願いします!痛いのだけは取ってあげて、苦しい思いこれ以上させたくない!!
今日もフルマラソン並みに心拍数上がってた時間、うっすら涙浮かべてたんです。

主治医:「タロさん今までも、もうダメかっていうところを乗り越えてきたからね~。
      望みは僕も持ってるんです!!
     またその時々で話しましょ。」

そこで私は今日のお願いをした。
「先生夜勤で朝までいるなら、私今夜は帰って休ませていただきたいんですけど~^^」

主治医:「じゃ、個室のサイドベッドに僕寝とくわ~、任せて休んできて!」と言ってくださった。

てなわけで、戻って来ました!!寝るぞ!いや眠らせて。。。お願い。
         おやすみなさいませ








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