＜チャングムの誓い＞ハン尚宮死す・・・

テーマ：チャングムの誓い、ヤン・ミギョン、イ・ヨンエ

やるせないです・・・。

宮中の陰謀でハン尚宮が消されました・・・。

王の湯治療養に同行して調理したアヒル料理で王が体調を崩し、謀反の罪を着せられたのです。

もちろんこれは邪魔なハン尚宮を消したいオ・ギョモやチェ一族の陰謀です。

ハン尚宮やチャングムの落ち度ではありません。

取り調べも最初から結果は決まっているのです。

取調べをする側がハン尚宮やチャングムを始末したいと思っているのですから。

取調べという名の拷問の末、ハン尚宮とチャングムは流刑となります。

チェ一族は自分たちの首を絞めかねない秘密を握っている二人を死罪にすることを望みますが、ミン・ジョンホの必死の取り計らいもあって極刑は免れます。

兵に囲まれ島流しとなる道すがら、すすきの原で歩くこともおぼつかなくなったハン尚宮を、チャングムが背負います。

今にも死者の世界に旅立とうとするハン尚宮に話しかけ、こちらの世界に踏みとどまらせようとするチャングム。

しかしつかの間の休息が約束された船着場を前についに力果てるハン尚宮。

「宮中で待っているわ。だからまた戻ってきて」

ハン尚宮の言葉に涙ながらに抵抗するチャングム。

「もうこんなに辛いのは嫌です。・・・母は野いちごを食べてくれたのに、尚宮様はそれもしてくださらないのですね」

日の光を遮る雲の下、すすきがまばらに揺れる寂しい野原。

互いのぬくもりを感じながら、二人は永遠の別れを迎えます。

宮中から遠く離れたこの場所で、チャングムはまたしても大切な人を失ったのです。

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今回のチャングム豆辞典にはハン尚宮役として、チャングム（イ・ヨンエ）と並ぶ人気を博したヤン・ミギョンが登場。

そのインタビューによると、ハン尚宮はその人気から、死ぬ時期が１０話以上も遅れたとのこと。

この１０話がなかったらハン尚宮の思い出ももっと少なくなっていて、悲しい思いをしたと思います。