少し前の日経MJに、国立新美術館や森美術館の入場者数が掲載されてました。
その記事によると・・
国立新美術館 約310万人
森美術館 約132万人
サントリー美術館 約46万人
昨年の1月21日にオープンした国立新美術館。
開業景気もあったはず、とのことだけど、この入館者数はすごい。。。
ちなみに上述の数字がどの程度のものか、比較するために
簡単に調べられる範囲で他の美術館や施設の入場者を調べてみました。
その結果がこちら↓
以下、2005年度の入館及び来場者数
・東京都現代美術館 386,434人
・東京都写真美術館 106,270人
・恩賜上野動物園 3,385,013人
・葛西臨海水族館 1,524,749人
国立新美術館の入場者数は、東京都現代美術館の1.8倍。
あれだけメジャーな上野動物園ともほぼ同程度という実績。
すごいなぁ。。
最近、これ以外にも各地で美術館のオープンが続いていて、なんだかブームになってるみたい。
発売中のBRUTUS を始め、現代美術に関する特集を組んだ雑誌もたくさん発売されてるし。
入館者数が増えることは、作品と対峙するきっかけが増えることにもつながるから
喜ばしいことなんだけど。。。
熱しやすく冷めやすい性分のこの社会が、景気の悪化とともに
美術館への関心を失っていく(かもしれない)ことが、少し怖いかも。。
(資料出典)
東京都統計年鑑
(教育及び文化の項目に美術館の入館者数等に関するデータ有)
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/tnenkan/tn-index.htm
独立行政法人国立美術館
http://www.artmuseums.go.jp/