★傷害事件の裁判を傍聴に行こう | Dear Green Field

★傷害事件の裁判を傍聴に行こう

7月9日のダービーの際に味の素スタジアムで起きた傷害事件の容疑者が起訴され、第1回公判が行われます。

日時は、8月30日15時20分から、場所は東京地裁八王子支部205法廷(案内等はココ )です。


裁判自体は、おそらくこの1回で結審し、次回公判時に判決言渡しとなると思います。

(但し、被告人が起訴事実を一部でも否認した場合には長引く)


〔傍聴するには〕

裁判を傍聴するには特段手続き等は必要ありません。

名前等を書く必要もありません。

時間前に裁判所に行けば誰でも傍聴できます。

もちろん、未成年でも可。


ただ、開廷時間刑事事件であること及び被告人名(○○○)は覚えて行って下さい。

これが分かっていないと、裁判所でちょっともたつきます。

よく分からなかったら、受付等で「15時20分からの刑事事件、被告人○○○の法廷はどこですか?」と聞けば教えてくれます。

被告人個人を責めることが本意ではないので、被告人名を改めて書くことには多少ためらいはありますが、既に新聞等で報じられており公知の事柄であること、刑事訴訟傍聴のためには不可欠な情報であるため、敢えてここに載せました。

傍聴席の数を超える傍聴人が来ると予想される裁判では、先着順や抽選になることもありますが、本件ではその可能性は低いでしょう。

注目裁判だと、開廷前にTV撮影がある場合も(この時点で、顔が映るのが嫌な人(含む、被告)は一時的に退廷可能です)。


受付もしくは法廷のあるフロアにいくと、その日の裁判の開廷予定が張り出されています。

ここで、被告人名(○○○)を確認し、当該法廷に入るだけです。

法廷には、たいてい、小さな覗き窓がついていて、中の様子を伺えるようになっています。

中に入るときには、特に断る必要もなく、開廷中であっても静かに入室すればOKです。

途中で退席も可能です。


〔注意点は〕

注意点としては、法廷内では、メモを取ることはできますが、写真撮影、録音は禁じられています。

当然、開廷中は私語も禁止です。

携帯の電源も切っておきましょう(法廷内で着信音が鳴ると退廷を命じられることがあります)。

重要な裁判が多い、東京地裁・高裁(霞ヶ関)では、空港並みの手荷物&ボディチェックがあり、カメラ等を持っていると一時的に預けさせられます。

支部によってはノーチェックのところもありますが、八王子支部は行ったことがないので分かりません。

服装は特に制限はありませんが、主義主張を書いたゼッケンなどはダメ。

レプリカユニは多分大丈夫でしょう。

帽子はダメです。ていうか、男は室内では帽子を取るというのはそれ以前のマナーですけどね。

あと、裁判官入廷の際には、起立を促されます。


〔役に立つ?〕

将来、法曹界を目指している皆さんもそうでない皆さんも1回裁判を見ておくのもいいと思います。

実際の裁判は、ドラマのように面白いものではありませんが、今後、裁判員という形で判決を下す側に回る可能性もありますので。



ちなみに、僕は法曹関係者ではありません。

会社がらみの裁判で何回も裁判所には行きましたが。


【8/24 追記】

この件が落ち着いた段階で、被告人名は本ブログ上から削除する予定です。


【8/30 追記】

被告人名を削除しました。