こんにちは。ボードゲームで考える力を養うクリプトメリア自由が丘店です。

 

さて、時々、ふと思い出すお子さんがいます。

 

まだ幼児教室で仕事をしていたときのことです。

 

体験できていた年少のお子さん

 

通常は親子分離でのお預かりなのですが

体験の時は、親御さんも近くで見守って

見学してもらいます。

 

しっかりものの年少さんでしたが

プリントなどで、少しつまづくと

お母さんの方を振り返ります。

 

花丸をもらうと

お母さんのところに駆け寄ります。

 

体験が終わった後に

お母さんのもとに駆け寄ると一言

『Are you happy?』とお母さんに言うのです。

 

お母さんは、その時は何もいいませんでしたが

その後、入会いただき

親子分離で3時間お預かりすることになりました。

 

発表の時間や体操でも

年少さんとは思えないほど

頑張り屋さんで

 

すぐに、みんなの輪の中に入り

レッスンを楽しそうに受けていました。

 

ある時、レッスン中に

急にワンワン泣き出します。

 

どうしたのかなと思い

その子を連れて、外にお散歩にいきました。

途中、ベンチがあり、そこに座って

心が落ち着くのをまってみました。

 

涙がとまると

もじもじしながら

何だか、話したそうな雰囲気です。

 

ジッと待っていると

『あのね・・・』と続きます。

 

『うん、どうしたの』と聞くと

 

そこから、水道の蛇口をひねったみたいに

わぁーーと自分の想いが

飛び出してきました。

 

まだ4歳の女の子です。

 

それでも、もう親のために

頑張ろうと思っているのです。

 

小さな胸のうちに秘めた思いを

一滴残らず

受け止めてあげたい。

 

時々、言葉にならない思いも含めて

10分くらいでしょうか。

 

言葉がとまったときの顔は

やっと、話せたという

すっきりした顔。

 

そして、

『あのね、あのね、〇〇先生に

聞いてもらえてよかった。ありがとう』と

言ってくれるのです。

 

その子の中で

聞いてくれる大人がいたことが

何かのきっかけになったようです。

 

もうお母さんに

『Are you happy?』と聞くことはなくなり

嬉しい時は、アイムハッピー♪と大笑いをするようになりました。

 

子どもはすぐに変わります。

そのお子さんが変わった姿をみて

大人も気付きをもらい変わります。

 

もともと、子どもたち同士で学びあうスタンスをとっている

教室だったので異年齢の中で、のびのびレッスンを受け、

時には自分より大きなお子さんの手助けなどもしてくれ

 

大きく大きく教室をはばたいていきました。

 

卒業の時に、親御さんから頂戴した言葉があります。

『ここで良かった。』

 

ふと、雨降る中思い出した長文のお話にお付き合い頂きありがとうございました。

 

今、子どもたち同士の学びあう場所が

とても減っていますよね。

 

そして、家族以外の大人が見守る場所も少ないように思います。

 

ただ、居るだけでいい。

 

絵本『大きな木』のように、子どもたちを

何もいわず、そっと寄り添い続けれる

家や学校以外の安心できる場所が

もっと増えるといいなぁと思いながら

 

乱文・長文で失礼いたしました。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

ラブボードゲーム♪も最強のソリューション♪アップ

 

 

【クリプトメリア自由が丘店からのお知らせ】

 

 

 

 

★4月のイベントやワークショップ、講習会の詳細は下部からどうぞ。詳細は、こちらのページに記載しております。お申し込みも含めてお問い合わせください。

 

 

電話080-7478-3939 

クリプトメリア自由が丘店