有害物質を発生するテフロン! ノンスティック調理器具  | MOCO

MOCO

iroiro jinsei arimasune

焦げつき防止のためフッ素樹脂や同種の化学物質でコーティングされたテフロン加工の調理器具

テフロン加工のフライパン(フッ素加工のフライパン)って調理簡単だし、油も少なくて調理ができ健康にもいいと思うのですが、旦那様は絶対的なアンチテフロン!!! 
炊飯器を購入しない理由も釜がテフロン加工がされているからという理由です。 なので、家にある鍋やフライパンはすべてステンレス製。はい、そうあのすぐごびりついちゃうやつです。

油を多めに入れればどうにかこびりつかなくてすみませんが、常にかき混ぜておかないと炒め物はすぐこびりつきます。
ステンレス以外だとダッチオーブンで有名なLodge ロッジ社のフライパンと鉄板(片側平らで、片側グリル溝入り)があります。
キャストアイアンの最大の特徴は、熱をゆっくり、じっくり伝えること。だから食材の奥深くに眠るうまみを引き出し、おいしい味わいに昇華させることができるとのこと。
しかし、これ、かなり重いです。 とりあえず片手では持てません。。うーん、正確には持てるけど長くは絶対持てない、、腱鞘炎になりそうです。。


で、なんでそこまでノンスティック(フッ素加工)を拒むのか調べたところ、確かに、テフロンは身体にはよくないみたいですね。 

テフロン加工の危険性
テフロンの製造元であるデュポン社は当初「人間には害がない」「通常の調理過程ではPFOAは発生しない」と主張。 ところが、1961年当時から、PFOAの人体に対する<strong>有害性がわかっていながらその事実を隠蔽していたそうです。2005年にデュポン社がテフロン製造に使われる化学薬品(PFOA, perfluorooctanoic acid, C-8,パーフルオロオクタン酸塩)危険性を20年以上隠し続けたことに対する裁判で1025万ドル罰金と625万ドルの環境保全費を払うことになったそうです。
350℃度以上にならないと人体に害はないとされていたテフロンですが、EWGの調査で、たった2~5分の短時間で380~390℃という予測外の高温になる調理器具があることがわかり、さらに、200℃でも有毒ガスでペットの鳥が死ぬことも報告されました
熱したフライパンでベーコンを焼けば、加熱温度は260℃。薄いフライパンでは、1分間の予熱で370℃に上昇するケースもあるといいます。
コーティングにつかわれている化学物質は、こうした加熱で溶け出したり、有害なガスや粒子を排出。このガスを吸い込めば、人の場合、のどの痛み、発熱や息切れ、頭痛、咳など、「ポリマーヒューム熱」とよばれる、インフルエンザに似た症状を引きおこすとされます。
2005年に入ってEPA(米環境保護局)独立調査委員会は、テフロンに使われている化学物質の発ガン性がこれまでに考えられた以上に深刻であるとの報告をまとめました
こういう記事を読むと確かに恐ろしくてテフロン加工のフライパン使う気なくなりますね。。


ちなみに、ステンレス製品には有害なニッケルが含まれている製品も多いので注意が必要みたいで、ステンレス製品を買う場合には磁石を近づけて磁石がくっついたらニッケル含有率が少ないので安全らしいです。

<参考リンク>
http://www.nstimes.info/09-2005/teflon.html

PTFE ポリテトラフルオロエチレン(Poly Tetra Fluoro Ethylene:PTFE)。
テトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子で形成されるフッ化炭素樹脂。PTFEを含むフッ素樹脂コーティングを施した加熱調理機器は、温度が260℃に達すると劣化し始め、350℃以上で分解される。このとき生成する物質は微量で鳥類を死に至らしめるほどの毒性を持ち、人体にもポリマーガス熱(インフルエンザのような症状)を引き起こす。

PFOA パーフルオロオクタン酸(Per Fluoro Octanoic Acid:PFOA)。
人工の化学物質で自然界には存在しない。PFOAはPTFEと基材を接着する助剤である。食品用加熱用調理機器の焦げ付き防止に用いられる。 また、2005年アメリカ合衆国環境保護庁により発ガン性の可能性が指摘されている。

なので、人体に安全なノンスティック調理器具がないかサーチしたところ、いくつか見つけました!!!

Green Pan グリーンパン http://green-pan.jp/
  PTFE不使用 PFOA不使用 耐熱温度450度

Silit Siargan シリット・シラルガン 
http://www.silargan.co.jp/data/merit01.html
  シラルガン製品のシラルガンというブランドは、素材であるオリジナルブレンドの鉱物の名称。 表面はガラスと同じ中性で、不純物をほとんど含まないヘルシー素材。酸やアルカリにも強く、ニオイがつきにくいのも特長です。約3ミリ厚の強磁性鋼にこの鉱物が吹き付けられ、一体融合してできた。 強くてクリーンな強化ガラスセラミックです。酸やアルカリにも強く、長く安心して使用可能。

で、早速、彼にこの2社のHPを読んでもらい、フライパン購入を相談したところ
いろいろリサーチしたかいがありました~
近々、どちらかのフライパン購入します! 今は、どっちがいいか検討中。
あーやっと、こびりつかないフライパンで調理できると思うと、ほんとうれしい  うれしすぎる~
あとは、本当にテフロン加工のものと同じぐらいのこびりつかない効果があるのかは、実際使ってみなければわからないけど、もしそうであれば最高なんだけどなぁ。


ちなみに、こないだサーモンをアルミホイルにのせてオーブンで焼いたところ、彼からまた指摘が。。 
「アルミホイルもテフロンと同じく有害物質を発生するから、アルミホイルを使って調理しないでほしい。」と。。「アルミホイルを使って焼くと後片付けも楽だし便利なんだけど、。。」と言いたいところですが、まっ不健康になることを強いられてるわけでもないので、今後はアルミホイルは使用しないようにします。