秋田県八峰町の日本海沿いを南北に貫く国道101号線。白神山地の二ツ森(ふたつもり)はこちらという標識を内陸方面へ曲がると、そこから車で約50分ほど走ってようやく登山口までたどり着く。二ツ森という名前だけど山なんです。
ちなみに白神山地という広大な森の真ん中の一部分だけが世界遺産地域であって、さらにその世界遺産地域の中心部にある限られた部分が、世界遺産核心地域と呼ばれています。詳しくはこちら にて。で、二ツ森の頂上は、その世界遺産核心地域にかろうじて入っている貴重な場所。いざ山頂を目指して登山開始!
登山口から少し歩くとこのような県境を示す標識が。青森県と藤里町(秋田県)の境目です。観光客からしたら青森県と秋田県と表記した方がわかりやすい気がするけど。
さらに緑をかきわけ進むと、ブナの林が現れる。ここから傾斜が急になってしんどい。
でも頑張って登ると、モコモコとした森を見下ろすことができる。このモコモコのブナの森こそが白神山地の世界遺産核心地域なんです。さあさらに頂上を目指して登る。
登山口からゆっくり1時間ほどかけて二ツ森の山頂へ到着。素っ気ないけれど、ここが世界遺産核心地域にギリギリ含まれている場所。これ以上は世界遺産核心地域に入っちゃいけないことになっている。
頂上からの眺めも気持ちいい。
山頂にはとくに山小屋や展望台などはなく、しばし眼下の眺めを楽しんだら、あとは下山あるのみ。足ガクガクだ。気をつけなきゃ。
リニューアルオープン!世界自然遺産「白神山地」や紺碧に輝く湖沼群「十二湖」への拠点となる宿