3歳の息子と妻が白神山地トレッキングデビューした件の後編です（前編 ・中編 ）。岳岱自然観察教育林の奥部からの帰り道。3歳の息子が頑張ってお母さんを引っ張ります。
コケがたっぷりの白神山地のブナに挟まれる3歳。
白神山地のブナに寄生したキクラゲを発見して大笑いの3歳。
マタギが熊を撃つために隠れて待ち伏せしたというマタギ岩で、マタギのように隠れてみる3歳。
テンポよく白神山地のトレッキングコースを歩く3歳。
ブナの巨木にタッチしてみる3歳。樹齢は250年ほどでしょうか。
急な岩場でひるむ3歳。でもお母さんとお父さんのサポートで無事に降りられた。
白神山地の岳岱自然観察教育林にある何本かのブナに「用」という漢字が刻まれています。これは戦時中にブナの木を伐採し乾燥させ、戦闘機のプロペラとして使うための木として「用」の字が彫られました。終戦により伐採をまぬがれたブナの木には当時刻まれた「用」の字が今も残っているのです。ちなみに、横線と縦線の幅が異なるのは、ブナが上ではなく横に生長したため、縦線の幅だけが広がったのだとか。ある意味、戦後数十年分の年輪のようなものです。
見つけた！ウルトラマンの葉。ウルトラマン好きの息子は大興奮。欲しかったけど、白神山地の植物をとって帰るのはマナー違反。なので諦めました。
岳岱自然観察教育林のシンボルでもある樹齢400年のブナ。ブナの寿命が300年ほどと言われているので、かなりのおじいちゃんです。すでに裏側の幹が剥がれ落ち、枝に葉もほとんどありません。あと何年、立ち続けていられるのだろうか。今のうちに見といた方がいいかも。
ということで、岳岱自然観察教育林での子供連れ白神山地トレッキングを2時間も楽しんじゃいました。さあ、帰ろう。
知床グランドホテル北こぶし
