ミンキーモモの都市伝説、最終話が放送されると地震が起こるってのがあるようです

地震なんかではなくてモモがくれたのは自信です

何処かの地球の何処かの国の何処かの町の子供の話、もしかしたらあなたの隣にモモが、あなた自身がモモなのかもしれませんね

モモの死とこの言葉、当時中2の私には荷が重すぎました、アニメ狂仲間では異色の唯一童貞でない何でも知ってる馬場君に意味を聞いたのですが教えてくれませんでした。

でも私の心が動いたのは間違いありません

ロリコンアニメとして人気だったのですが、設定ではモモは12歳でわたしは14歳そんなに年の差はなかったのですね、今思えば小学2,3年生くらいの設定と思っていました、学校ではばれないように、仲間二人と密かにアイドル歌手とアニメの談笑に更けるのが楽しみでした、少し陰に入り、女の子と上手く話せなくなった時期でした、「なるようになるだばないだばさ」は楽観的な人への憧れから内気な少年を勇気づけるに事足りました

冷戦真っ只中、核の恐怖に」怯えて過ごす最中、ホテルニュージャパンの火災、羽田沖墜落事故と相次いで起こりました、逆噴射を起こした機長さんは心身症だったらしく、優秀な人でもそんなことになってしまう大人社会の厳しさ辛さを知りました大人になることに恐怖感がありました、それに反してルールを無視しても我を貫く人の存在、そこまでしないとお金持ちになれないのか、そこまでしてなりたいのか、なりたいと思えるような人でないとダメなのか、自分に問う毎日でした、父親は製鉄所勤務だったため、どこよりも早く不況もやってきました、いつも不安でした、そう思うと本当の情報も持たず、実際の状況も知らないで過ごすので子供時代って意味もなく不安に襲われるのですね、今思えばその当時不安だったことって何ひとつおこりませんでした、恐れた自分がバカでした、国をあげて子供を不安にさせ、安定への欲求を芽生えさせ、反乱者が生まれにくい体制づくりを講じていたのです、出てきても腐ったみかんとして早めに排除する、国を統治しやすくしていたのですね

そんな中ミンキーモモは始まりました、大人になって颯爽と華麗に活躍します、みんなの夢をかなえます

いきなりガチョーンシンボリー登場、少女アニメで競馬の話題、それで私はシンボリルドルフのことを知り競走馬を好きになりました、そのほかにもたくさんの知らないことを教えてくれました

後の女性の職場進出につながる男女雇用機会均等法の改正にもつながったと思ってます

核攻撃までも阻止する活躍は24のジャックバウアー並です

「夢は自分自身によってのみかなえられる」こんな壮大なテーマで全編流れていきました、魔法でも他人の夢はかなえることはできない、だから自分でかなえよう

クラスの人にはロリコンとか変態とか、なんだか腐ったみかんより扱いが悪かったです、宅八郎さん扱いです、高校生の時好きな人ができて以来アニメを断ちました、ばれるとふられるとおもったのです、なので海モモがあったって今知りました、アニメがどうのこうのは好きな人とは全く関係ないのに、かっこ悪いってどこかで思っていたのでしょう、好きなことを好きって言えないことの方がよっぽどかっこ悪いのにね

そう考えると最近は中身も見てくれるし、男と女でやっていいこと悪いことのくくりもなくなったし、男だからとか女だからとか若いからとか年寄だからとかもう意識のなかで希薄になっていってると思います

いい時代です