新天地に赴任して3週間。
毎日仕事が終わるとへとへとです。
それでも、一日の終わりには ほどよい充実感が。


「絵から読むメソッド」
先日、今まで培ったものをみんなに広げるという意味合いで
研修会をさせてもらいました。
研究の概要を一通り説明した後に持ち時間30分のプレゼンテーション。
前の町で学んだ「絵から読むメソッド」
今年度新天地での研究の柱にからめてやってみました。

視覚と聴覚からインプットされたものを深めていくための手段。
そこで、論理的思考が生まれて
さらには複数の人間の思考が全体に広がり
行動・表現・(創造)という形でアウトプットされていくというもの。

これは絵を使ってトレーニングするのですが
あらゆる教科に、さらには生活や人間形成の場でも
同じように養われていくということを
具体的に例示しながら、参加者を対象に実践してみました。
サッカーの日本代表の合宿でも採用されたというものです。
みなさんから「なるほど」と理解してもらえてよかったです。
今日空いた時間に各教室をまわってみると、昨日私がプレゼンしたことを意識して
子ども達にあたってくれていたことが 何よりうれしかったです。 


「思いをくみ取って」
研究主任経験者が3人もいらっしゃる新天地で
着任したばかりの自分にその役目を任せて下さったトップや同僚のために
何より一番の子ども達のためにも、これからが正念場なのですが
毎日とても充実した仕事をさせてもらっています。

最初の1週間はとにかくトップや元主任、他の同僚からたくさん話を聞いて
これまでの研究の積み重ねや、今後どうしていきたいか それぞれの思いをくみ取るために
時間を費やしました。そこで見えてきたものを、昨年度までの研究を土台に新たな取り組みを
提案したのが今年度の研究概要です。
みなさんから、あったかく受け入れていただいた後の 研修会。 
大成功でした(^_^)v


「女性トップ」
トップは、これまで広域にわたってたくさんの教育者に指導されてきた女性管理職。
若くしてすばらしい方です。今日、昨日のプレゼンのご褒美にと素敵なお花をいただきました(^_-)
問題や不安を抱える児童を救う手だて、それは授業作りに他ならないという考えの持ち主です。
子どものせいにして、その子の大変さを同僚に語るだけではなにも始まらない。そこからどうするか。
わかる、できる、そして助けてくれる仲間の存在。それを授業の中でいかに作っていくか。
授業が楽しければ、子ども達の目は必然と輝く。そう語ってくださった校長。

毎日、養教の先生と授業を見に来てくれます。
教師を見るのではなく子ども達を見に。
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この職場では、放課後ある時間になるとみんなひと言も話さず黙々と作業します。
次の日の授業の準備や教材研究です。
そういった時間をしっかり確保してくれる分、みんな他の業務も要領よく
人に頼らず自分の責任としてしっかりと行っています。

授業が第一。「自己決定、共感的人間関係、自己存在感」すべてを授業に注ぎ込む姿勢。
主任の自分は、そんな同僚に支えられながら 新参者として 気持ちよくスタートを切りました。


「みなさん、ご一服どうぞ」

教材研究の時間のあとには、校長がいつも買ってきてくれるおいしいおかしと
あつ~いお茶が。  意欲をかきたててくれます。

今回で5つめの職場、もちろん前任の職場でもその前の職場でも すばらしい環境で仕事をさせてもらいました。それぞれの良さ、そしてこれまで培ったことを生かしつつ
新天地でまた 新たな挑戦をと。
まだ、始まったばかりでこれから苦難はあるかもしれません。

新参者ですがどうぞ、よろしくお願いします。(^_^)v yama

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