ネット関連ニュースを、あえて新聞から。

クチコミマーケティング、SMOプロモーションのゴールネット 、代表取締役社長杉山剛太が、新聞から気になるニュースを拾ってきます。

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ツアー・婦人下着・文具・・・ 想定顧客絞込み

「こんなに売れるとは」

クラブツーリズムは中高年用SNS「趣味人倶楽部」で開発した

ツアー「田部井淳子さんと隆夫・納涼さんぽ」の人気に驚きを

隠せない。事の始まりは会員増を狙ってクラブツーリズムが

ディーエヌエーと運営するSNSに著名登山家の田部井氏を

招いたこと。「会いたい」との声がSNSで急増したため、

試験的に同氏と高尾山へ行くツアーを企画すると、たった

一日半で完売してしまった。


趣味人倶楽部は昨年12月に開いたばかりだが、BMGジャパン

が7月に発売したCD開発にも協力した。DeNAの中島宏社長室

プロジェクトリーダーは「中高年に特化したSNSは貴重で様々

な商品開発に役立つと考えていたが、予想よりずっと早く

成果が出始めた」と満足げだ。


ターゲットが明確な商品の開発の場合、あらかじめ会員層が

織り込まれたSNSと組むほうが効率的と考える企業が増えている。


トリンプインターナショナルジャパンは10月末に発売予定の

下着開発に際し、携帯電話のモバイルSNSを選んだ。

「想定顧客の10代後半~20代女性が使うのはパソコンより

携帯SNS」との読みだ。まず、若い女性を中心に約340万人の

会員がいる無料デコ(装飾)メールの携帯サイト「デコとも」で

計4回、回答者6万人にアンケートを実施し、商品の全体的な

方向性を決定。サイズの希望など細かいニーズは「デコとも」

姉妹サイトのSNSで拾う二段構えを取っている。


コクヨは4月からニフティが昨年開いた会社員・個人事業主

が中心のSNS「ビジネススペース」で文具開発に取り組んで

いる。実際に働いている人に特化してニーズを聞く一方、

今後はSNSで素材メーカーや販促・宣伝会社など取引先も

募るなど、よりビジネス的な色彩の濃いSNS活用法を探る方針だ。


(2008年8月22日 日経MJより)


===


SNSに限らず、コミュニティサイトはユーザーの属性が

わかりやすいので、こういう使われ方がベスト。

ただ、数より絞込みをかけたほうが、いい情報収集と

クチコミ拡散が起こるはず。「中心」を見つけることが重要。


口コミ、バズを巻き起こす!SMO情報サイト「SMO.net」

WEBコンサルティング ゴールネット

SNSが知恵袋 消費者主導の新商品続々

「おいしいけど、ちょっとカルピスっぽくないなぁ」

7月26日、東京・渋谷の貸会議室、年代・性別とも様々な約40人

が白い液体を口に運んでは熱心に批評を繰り返していた。

飲み物は11月発売の乳性果汁飲料フルーツカルピスの新味

「ミックスフルーツ」試飲するのはSNS「ミクシィ」を介して集まった

一般の消費者だ。


五月にカルピスは新商品のアイデアを募るミクシィのコミュニティー

を設けた。飲料業界では初の試みだったが、みるみる七百を

超える案が集まり、社内選考とコミュニティーでの投票を経て

味を決定した。田中孝一郎飲料事業部主任は、「集まる意見は

予想よりはるかに真剣なものが多く、非常に参考になる」と話す。

ミックスフルーツという一軒ありふれた決定案も、「当たり前すぎ

て社内からは出ない、盲点だった好アイデアだ。」八月末で

コミュニティーは終了予定だが、SNS参加者に対象を限った

試飲会を定期的に開催して意見交換を続ける。


「消費者と一緒に開発の方向を修正できるのがSNSの特徴」

エースコックの村上稔マーケティング部主任は語る。同社は

昨年六月からミクシィに商品開発用のコミュニティを開いており、

参加者は現在4千人超と同分野のコミュニティでは最大規模

だ。SNS活用の老舗らしく消費者からの意見の集め方には

様々な工夫がある。


例えば、自由記載で集まった案の人気投票をするときは

一位を即座に決定案とせず、三位案まで残してコミュニティ

で議論する。同社が各案の課題を示し、発案者から一段の

アイデアを引き出す一方、ほかの参加者の声も取り込んで

改良しようという作戦だ。


ネット調査と異なり、SNSは消費者と継続的やり取りが可能

なため、一度寄せられたアイデアの修正も容易。改良の

流れをこまめに見せることで、開発過程が一種の商品プロ

モーションにもなる。村上氏は「ミクシィの参加者は総じて

柔軟で、アイデアは生き物のように変わる。逆に企業側が

その柔軟さを損なわないように注意することが大事だ」と

指摘する。


SNS活用が、外部企業との交渉で優位に働くケースもある。

ミクシィで収録希望曲をつのり、今年二月にコンピレーション

CDを発売したソニーミュージックジャパンインターナショナル。

マイケルジャクソン「スリラー」ビリージョエル「オネスティ」

などを収めたCDを前に、担当の後藤達也氏は「SNSを

使わなければ、これだけの曲をそろえるのは難しかった」と話す。


通常のコンピCDはプロが選曲しても、曲の仕様許諾が得られ

無い場合が多い。その点、このCDはSNSの投票で選んだ

18曲中16曲の許諾を得た。「めったにない高勝率で、日本最大

のSNSでファンが選んだ意義を海外の版元も認めてくれた」

(後藤氏)。SNSの声は消費者の潜在需要の指標で、外部企業

に協力を求める際に有力な説得材料になる。


ミクシィ会員はすでに1500万人を超え、今後ますます商品開発

への活用を考える企業は増えそう。ミクシィ営業部の菅佑介

プロデューサーは「消費者の声が重要な商品なら、駄菓子から

マンションまで幅広く対応は可能だ」と自身をのぞかせる。


(2008年8月22日 日経MJより)


===


こういう形で新聞に取り上げられるのも、利点でしょう。

カルピスにしろ、エースコックにしろ、担当は主任の人。

コミュニケーションを楽しむ余裕と、すばやく導入する

機動力が必要ですね。


口コミ、バズを巻き起こす!SMO情報サイト「SMO.net」

WEBコンサルティング ゴールネット

バナー広告 有名人ブログに サイバーエージェント収益向上へ

サイバーエージェントはブログ事業の収益化を加速する。

同社のブログサービスを使うタレントやモデル。スポーツ選手

らの承諾を得た上で、著名人のブログの上部にバナー広告

の掲載を始める。読者層の似たブログを複数束ねてひとつの

広告商品とし、企業に売り込む。初年度に三億円の売上を見込む。


同社の「アメーバブログ」は2400人以上の著名人が利用してるのが

特徴。これまで著名人のブログには広告を掲載していなかったが、

ブログのパソコン版、携帯版ともに広告を載せる。パソコン版は

ブログタイトルの右下、携帯はブログの最上部に広告枠を設け、

目立つようにする。広告料は同社と著名人の所属事務所で分配する。


まず、10~20歳代前半の女性に人気が高い女性モデル3人の

ブログを掲載左記として、週内にも広告商品の販売を始める。

若者向けの化粧品やファッション関連のネット通販などの広告掲載

を想定している。


同社のブログサービスの利用者は320万人を超え、全ブログを

合計した月間閲覧数は7月に50億に達するなど有力メディアに

成長しつつある。ただ、ブログ関連事業は2008年9月期見通しで

営業損益が16億の赤字。このため、広告や課金サービスによる

収益向上を目指している。


(2008年8月20日 日経産業新聞より)


===

アメブロは収益化が課題ですが、バナー広告ですか。

取り上げるような話題でもなかったのですが。


口コミ、バズを巻き起こす!SMO情報サイト「SMO.net」

WEBコンサルティング ゴールネット

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>