暑い夏、真っ盛りですね。

私は実家に帰ってからは、

クーラーの無い畳の座敷で寝ていましたが、

この暑さに負けて、クーラーがある

自分の部屋で寝ることにしました。



ところが、このクーラー、久々に使うので、掃除はしたのですが、

リモコンが効きません。

あれ?と思い、もしや…と電池のフタを開けると…。

写真の通りです。

乾電池が液もれ!

見えますか?

白い結晶が、電池にも、フタにもこびりついています。



それを見た母は、手ではがそうとしました。

危険です! o(><)o


アルカリ乾電池の液もれですから、

この白い結晶は強アルカリ

死にはしませんが、手につけてしまって放置すると、

指がかぶれたり、最悪指が知らない間にとけてしまいます!

夏場に多い事故ですね。



強アルカリは、皮膚の感覚神経を麻痺させながら

皮膚の組織を破壊していきますので、


いつの間に!w(☆o◎)w ガーン

ということもあります。



暑い夏場に電池を放置しておいたり、

電化製品の中に入れたままにしておくと、

こういった液もれがおこります。



液もれをしてしまったら、まずあわてず、

直接手を触れないように注意して下さい。

そして、むりにはがそうとすると、

アルカリの結晶が飛散してしまい、

目に入ったら大変です。

最悪失明します。

乾電池をなめてはいけません。



このアルカリの結晶は、常温の水で溶解しますから、

電子部品でない部分(フタなど)は、流水にさらせば、

意外と簡単に溶けます。

セッケン水は弱アルカリなので、

かえって落ちにくくなります。

かと言って、酸(お酢とかクエン酸とか一部の洗剤)ではがそうとすると、

中和反応がおこり、発熱して危険です。

水道水で十分です。



電池についた結晶は簡単に拭き取り、

電池専用のゴミとして処分しましょう。

電気器具の部品についた結晶は、

直接水をかけるわけにはいきませんので、

湿らせた布かキレで拭き取ります。

あまり水を含ませないのがポイントです。

水は電気を通します。気をつけて下さい。



こびりついた部分は、「つまようじ」などではがします。

この時、つまようじに、

少しだけ水をつけておくと、はがし易いですし、

結晶も飛散しにくくなりました。

でも一応メガネくらいはしておいた方が無難です。



そして、「乾燥させてから」新しい乾電池をいれます。

すぐに使うと、水分のせいで、漏電したり、

また液もれを起こす可能性があります。




あと、もし手についてしまったら、

すぐに流水でしっかりと洗い流し、

目に入ったら、洗眼後、

念のために眼科を受診された方が良いかもしれません。




何はともあれ、液もれさせないためには、

使っていない間は電池は外しておくというのが基本ですね。



夏が終わったらしばらくごぶさたになる、

クーラーのリモコンは盲点です。

皆様、お気を付けください。

その他に、テレビやビデオ、コンポのリモコン、

目覚まし時計や掛け時計、

昔のポケベルや携帯電話、

そしてお子さんのおもちゃも盲点です。


小さなお子さんが興味を持って、

口に運んでしまう前に、一度総点検されてみては?



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