おのほっぺの日々

おのほっぺの日々

福島県小野町で、ボーダーレスの子育て支援を目指して活動中!

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業の助成を受けての活動となりました

応援してくださる皆様に、心から感謝申し上げます!

コミュニティハウス おのほっぺ


【運営団体:goそだてチーム いっぽ】

月曜日から金曜日(祝日はお休みとなります)

午前10時~午後7時(最終入館午後5時半)

開いている時間は、だれでもいつでもどうぞ!


利用についての御問合せ先

電話 0247-73-8457 FAX 0247-73-8458


メールは… ono-ippo@nifty.com

〒96333-3401

福島県田村郡小野町

小野新町横町3-3 こまち交流館内


駐車場入り口が大変狭くなっておりますが、駐車場はとても広いです❤

放射線測定器、レンタルはじめました!
おうちの周りなど、心配な場所を思う存分測りましょう。
皆で安心できる場所をさがしましょう!


Amebaでブログを始めよう!
6月18日、22日、25日、26日の間
11時ー17時
出来れば申込してくれると助かります
でも、飛び入り参加大歓迎よ!


おのほっぺにロンドン―福島プロジェクトがやってくる!!
詳細はこちら→ ロンドンと福島がファッションでつながる!!

作った作品たちは7月8日にいわきのアリオスさんで開催されるファッションショーに出品されるそうです
テンションあがるぅ~~~!
おのほっぺの和室から、ロンドンが見えてくるかもね!




今回のワークショップは、かえっこバザールでいつもお世話になってるアリオスあそび工房のメンバーYさんからのご紹介~(いいとも風?)
いつも応援ありがとう!


川西遼平さん、パタンナーの福田匡佑さん、川西さんの弟でありドキュメント映像保存のために同行している川西悠太さん
見ればほとんどボランティアで来てくださるんじゃないですかぁ~~

仮設住宅を回って

当日投げ銭ボックス置かせていただくので、ぜひ皆様ご協力をお願いします
若いアーティストさんのアツい気持ちを応援しましょう!!


なかなか更新してなくて(^_^;)

自分の周りの流れの速さについていけてない私です。


以前から治療していた甲状腺が、また暴れてしまって、更なる治療が必要なことが判明しまして。

来る30日、再びおのほっぺお休みをいただいて、永田町は参議院議員会館で行われる福島県民健康調査の甲状腺検査についての政府申し入れに参加することになりました。(話の流れがさらに突然ですみません)

今回の投稿は、ほぼ私の個人情報と言っても過言ではありませんが、しんどい想いをしてる皆さんの少しでも参考になれば幸いです


以下MLに流したまんま、より…


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皆さんこんばんは

小野町おのほっぺこと、秋場有里子です


甲状腺について、私個人のこれまでの経過(長いです)と、患者として震災以来感じたことをお伝えします
※長いです。携帯電話のかたすみません

17歳でバセドー病の症状を発症、18歳の時に友人の実家である会津若松市の○○医院さんの勧めで表参道の伊藤病院に通院、20年が経過しています。
24歳の時に第一子の娘を出産。経過観察を伊藤病院と産婦人科の二か所通院したときには
「バセドー患者さんが出産した女の子はほぼ病気が移行する(遺伝という意味だと思います)」
と言われました。
息子もおりますが、娘の体調にはなおのこと神経とがらせていました。

通院以来、メルゾールという甲状腺ホルモンを抑える薬を内服してました。
7年前、血液検査の様子から内服の効果が無くなってきたということで(まれにあるそうで)検査。
そこで術前検査で初めてエコ―を受けて「うずらの卵大の甲状腺腫」があることがわかり、8月に甲状腺亜摘出(一部を残して摘出する方法)を受けました。

入院、手術を受けた時はの夏休みだったということもあり、同室には中高生の姿もありました(これはびっくりしました)
中学生は北海道の太平洋側の町の子、高校生は山陰地方からとのこと。
いずれも女の子で北海道の子はお母さんも患者さんでした。
手術以後、甲状腺の機能を補完する薬のチウラジールを内服することに。

そして6年前の春、小野町にUターンしていた夫の両親の見守りのために引っ越してきて同居。
2010年の10月、娘が普段と違う感じの寒がり方をしたので懇意にしてる医院(郡山市)を受診(採血&エコーのセット)も、平常値の結果。(データは何も言わなくてももらえました)
「半年以内に他に症状が出たら、検査してみましょうか。お母さんがその病気なら半年後、しておいてもいいね」とのこと。


…そして震災、原発事故。
ムスメ、3月にその病院で、もう一度検査済み。ひとまず心配ないよ、とのこと。(この時もデータは何も言わなくてももらえました)
私も埼玉の実家に避難中についでに薬をもらいに伊藤病院を受診。平常値。

私、8月に帰省した際の受信も平常値。

2011年10月、4枚重ね着しても「寒い」を繰り返す娘の様子を見て、再度郡山の医院を受診…と思ったら、診察室に入って座った途端
「ごめん、県の検査始まってるから、そっちでやって。うちじゃやってあげられないわ」と言われました。
小野町はご存知の方も多いと思いますが、比較的ありがたいことに低線量。町はあまり積極的ではありません。
WBCや甲状腺検査も辞退したという話すら聞こえてきています。

でも、娘を受診させている理由は原発事故じゃなくて、甲状腺患者の娘だから。それを伝えると
「そしたら…今度の10月…かな」って。(このときは結局何もせず帰宅…)


そして今年の4月、私も薬(チウラジール75ミリグラム)が無くなったのでようやく伊藤病院の検査を受けると「数値跳ね上がってますよ」と。
じっくり話を伺うと、チウラジールの効果以上の数値が出ているので、いったん内服を停止、一か月後再検査をしてみないと何とも判断できず、とのこと。
私の住所を診察最後に確認したんでしょうね~
「あ、福島の人だったんだ… 今回の再発は、事故とは無関係、なんて言わないからね」と、一言。(でも関係あるとも言ってなかったな)

5月17日、再検査。内服をやめた薬の分どころか、やっぱりそれ以上の数値を検出。
あれだけ事故直後に欲しかったヨウ化カリウム(安定ヨウ素剤の事です)を42個も処方されて
「残っている甲状腺を機能的に破壊しましょう。そのあとに必要量の甲状腺ホルモンを内服薬で足す形にしましょう」ということになりました。

20年間、伊藤病院に通っていて、エコー検査は一度しか受けてません。
他の人もそうだと思います。
何が大事って、血液のデータなんです。

いつだか日本甲状腺医学会のおしらせの画像がツイッターやFBで流れたので、それをプリントアウトし伊藤病院のdoctorに見せました。
苦笑いして「本物です。患者さんにも見せられました。」と言ってました。

長崎で健康な子ども達にしたエコー検査で、「一度目のエコーで発見した嚢胞・結節が、2年後、それ以降成長してなければ(大きくなっていなければ)その人が生まれ持ったものであると位置づける」と出たんだそうで。
「顔にあるほくろと変わらないもの」なんですって。


だったらなおさら、現在福島県や高線量が計測されている地域でエコーだけで血液検査をしないのはおかしい、ということですよ。

現役の患者としての経験が、どれだけ役に立つのかわかりませんが、不安な思いをしている人たちのために公開して行こうと思ってます。
のちのち、血液検査のデータ等、読み込んでおいて必要な方にはお送りします。
直接お話もします。
おのほっぺでななめ読みでもわかりやすい「甲状腺の病気」の本、レンタルもしています。
どうぞ、寄ってやってください。


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