『ホビーストック』&『GSR』合同企画 究極の痛チャリを作ろう その2
かつて1980年代の終わりに「レーサーレプリカブーム」なるものがあった。
漫画「バリバリ伝説」に魅了された若者は、こぞって自分のバイクで
峠の膝擦り小僧「ローリング族」となり、そして生まれた雑誌「バリバリマシン」。
当時十代だった私PANTHER☆PINKはこの雑誌の投稿プラモコーナーの常連で、
投稿4作品全てが優勝という金字塔を打ち立てた(賞品はバリバリマシンTシャツ!)。
このコーナーには伝説のモデラー、「近藤師匠」をはじめ、後にプロモデラーになった者も多い。
さらにこの雑誌には「俺たちのチャリ」というコーナーがあり、まだバイクに乗れない中学生が
こぞってチャリをカスタム、ハング・オンスタイルの熱い走りを披露していた。
かくいう私も当時バイク用カウルとシングルシートを取り付けた2台のレーサーレプリカチャリを製作、
フルフェイスメットを被り、駅前ロータリーを女子高生に笑われながら風のように駆け抜けたものだ…(遠い目)。
そして時は流れ、いつしかバイクへの興味は消え失せていた。
しかし「痛チャリのミニチュアをカスタムして欲しい」との依頼は私の眠ったハートを目覚めさせるのに十分だった。
フレームにトラス状のステーを組み、
シートステムをギリギリまで低く削る、
ママチャリ形状のハンドルを絞りハンに加工し上下逆にする。
そうだ、
昔のままに全て覚えている。
「ミクチャリRGVガンマ」
リンク
『ホビーストック』&『GSR』合同企画 究極の痛チャリを作ろう その1
【「ホビーストック」&「GSR」合同企画】やまと「PEDAL ID」をGSR「1/24スケール用初音ミクデカール」で痛チャリ化